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西武多摩湖線 ダイヤ改正で消えたもの2 新2000系4連による小平~西武遊園地間区間列車

前の記事に続き、また新2000系ネタですが、もう暫くお付き合いください。

これまで、多摩湖線の顔と言えば、萩山を境に、国分寺方は、101系ワンマン車。西武遊園地方は、新2000系の4連と言うのが、長年の定番であったが、今回のダイヤ改正では、萩山~西武遊園地間のワンマン運転開始に伴い、新2000系4連の入線機会は大幅に削減されてしまった。新2000系4連と言えば、前の記事でも触れた、平日朝の急行もあるが、メインは、小平~西武遊園地間の区間列車。これは、平日・休日関係なく、ほぼ終日見られることから、地元民の私にとっては、更に日常の光景と言う事もあり、あまり記録していなかった。今回、大幅に削減されると聞き、何度か撮影する機会を設けた。

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萩山~小平間を行く、小平始発西武遊園地行き区間列車。

小平を出て、萩山へと向かう西武遊園地行きの列車。小平~萩山間は、拝島線の列車と合わせて、この西武遊園地行きの列車も加わることから本数も多く、萩山在住の私にとっては、拝島線・多摩湖線、どちらの列車でも萩山に帰れると言う事で、大変ありがたい存在だったのだが、改正後は、小平方面からの西武遊園地行きが大幅に削減されたため、拝島線の列車だけに頼る事となり、休日ダイヤの深夜時間帯などは、小平で20分近く待たされることもある。

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西武多摩湖線 ダイヤ改正で消えたもの1 新2000系4連急行

ダイヤ改正から、早いもので10日以上が経過していますが、弊ブログでは、まだダイヤ改正前のお話をさせていただきます。地元ネタと言う事で、どうかお許しいただければ幸いです。

3月16日に実施されたダイヤ改正では、西武多摩湖線は、萩山~西武遊園地間のワンマン運転開始等、大きく輸送体系が変わった。全線でワンマン運転が開始された事により、平日朝の萩山駅での併合作業も廃止された。地元在住と言う事で、この光景は、昔から目にしていて、時折、そのシーンも記録していたのだが、いざ、廃止となり、ブログにアップしようとすると、なかなか良い画像が見つからない。

と言う事で、今回アップさせた頂く画像は、過去に撮影し、これまで使用していなかった画像です。

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萩山駅に進入する西武遊園地発の急行西武新宿行き。

西武遊園地から4両編成で萩山まで運転されていた急行西武新宿行き。この画像は、2012年5月31日の朝に撮影したもの。この時は、廃止される切り離し作業の撮影をしていたのだが、切り離しが無くなるのであれば、いずれ連結作業も・・・と言う事で記録していた。

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松本駅で見かけたE127系の試運転列車

123系の撮影の為に出かけた3月9日。全ての撮影を終えて、松本駅から、特急「スーパーあずさ32号」で帰途につく事となった。発車まで時間も有った事から、松本駅のホームをしばし観察。5番線に停車していた、313系1300番台車の中津川行きを観察した後、3番線に停まっていた、大糸線信濃大町行きの115系を撮影しようと4番線側に出ると、4番線には、E127系100番台車が停まっている事に気付いた。特に疑いもなく、115系とE127系100番台車の並びを撮影してみたところ・・・

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115系による大糸線信濃大町行き3245M(右)とE127系100番台車。

撮影後に、デジカメの画面を見ると、E127系100番台車の行先表示が「試運転」となっている事に気付く。そこで、3番線側に移動し、大糸線の信濃大町行きが出発した後、4番線に停車していたE127系100番台車を撮影してみた。

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松本駅で出発を待つE127系100番台車A5編成の試運転。

松本車両センターに所属するE127系100番台車は、1998年12月8日より、松本地区での営業運転を開始。これまで大糸線を中心に運用されてきた。しかし、今年3月16日のダイヤ改正より、篠ノ井線でのワンマン運転開始及び前の記事でも触れた123系の置き換えに伴い、デビューから13年目にして、運用区間が大幅に拡大される事になった。私が目撃した試運転列車は、状況からして、篠ノ井線のワンマン運転開始に向けたハンドル訓練の可能性が強そうである。

E127系100番台車は、18時30分頃、長野方向に向けて動き出した。私は、同列車をホームから見送った後、ホーム上のNEWDAYSで缶ビールやつまみを購入した後、2番線に停車していた「スーパーあずさ32号」に乗り込んだ。

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「ありがとう123系ぐるっと善知鳥・塩嶺号」を撮影

春は出会いと別れの季節。今年も3月16日のダイヤ改正を機に、誕生するものの裏で、ひっそりと引退するものがある。

東京から信州を経て名古屋までを結ぶ中央本線。塩尻を境に、中央東線・中央西線と呼ぶ事も有るが、このうち中央東線部分の岡谷~塩尻間は、飯田線が分岐する辰野を経由するルートの方が、かつては本線となっていた。伊那谷出身の大物政治家により、このルートとなった事から、政治家の名前を取って「大八周り」と呼ばれているが、1983年に塩嶺トンネルが開通した事により、岡谷~塩尻間は大幅に短縮され、辰野経由の「大八周り」は、一気に支線扱いとなってしまった。このうち、岡谷~辰野間は飯田線からの直通列車が主体となり、JR東日本のエリアでありながら、JR東海の路線のような雰囲気さえ感じられる。一方の、辰野~塩尻間については、1987年11月に実施された、国鉄最後のダイヤ改正より、荷物電車クモニ143を旅客車化した123系電車による単行列車での運転となった。荷物車から旅客車への華麗なる転身。これは、かつて身延線で運用されていた123系電車と同じである。しかし、辰野支線用に改造された123系は、たった1両で、検査等で運用に就けない時は115系が代走していた。

旅客車として生まれ変わってから、これまで26年。「ミニエコー」の愛称で親しまれ、辰野と塩尻の間を行ったり来たりしていた123系も、ついに、3月16日のダイヤ改正で、大糸線で運用されているE127系に置き換えられる事になった。これまで、123系は、一度だけ乗車したことはあるが、最後にもう一回、撮影と乗車をしておきたいと思い、やや仕事が一段落した3月9日、久々の土曜日休みを利用して、辰野支線の123系を訪ねることにした。

当日、立川駅を9時00分に発車する「あずさ7号」で出発する。辰野支線は、列車の本数が少なく、計画的に動かないと、撮影と乗車を両立することができない。とりあえず、この列車で岡谷まで行き、そこから普通列車で、塩嶺ルート唯一の中間駅である、みどり湖で下車。辰野支線の東塩尻信号場跡まで徒歩で移動し、123系を撮影。その後、塩尻へ出て、辰野まで1往復乗車するという計画だった。

しかし、立川を出発した後、車内でツイッターを活用し、123系の状況を確認すると、なんと、今日は定期運用から外れ、臨時列車としての運転とのこと。地元紙には載っていたらしいが、そんな事、全く把握していなかった。下手をしたら、乗れないどころか撮影もできないという状況に陥るため、どうしても気持ちが焦ってしまう。スマホで地元紙のサイトを探すが、123系の臨時列車の記事は、探し方が悪いのか引っかからない。ようやく、ぴたのりダイヤ情報で、臨時列車の運転情報を見つけたときは、ホッとした。幸いなことに、臨時列車のダイヤも、みどり湖で待っていれば、30分ほどでやって来る事も分かったのだが、更に、辰野支線で倒木により、列車が運転を見合わせているという情報をキャッチ。123系の臨時列車は運転するが、いつ来るか解らないとのこと。もしかしたら、塩尻まで行けば、まだ123系が出ていないんじゃないかという思いもあったが、結局は、みどり湖駅で待機することにした。

みどり湖駅。岡谷~塩尻間の新線に唯一設けられた駅で、開業当初より無人駅となっている。掘割区間に設けられており、上りホーム・下りホーム共に、階段を上がると直接道路に出られるという構造になっている。今回は、一度、道路に出て、上りホームへと移動。ホームの東京方に陣取って、塩嶺トンネルから出てくる123系を狙う事にした。ホーム上には、同じ事を考えていると思われる先客の方が5名ほど待機しており、邪魔にならないよう、先客の皆様の背後よりカメラを構える事に。この日は、長野県内でも暖かく、ホームで待機するには、ちょうど良い陽気ではあるが、なかなか列車はやって来ない。その間も、塩尻駅で撮影してきた方などが合流し、お話を聞いて見ると、約1時間半遅れで運転しているとの事。そして、13時08分頃のこと。ようやく123系がやって来た。

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塩嶺トンネルを抜け、塩尻へと向かう「ありがとう123系ぐるっと善知鳥号」

ようやくやって来た123系。塩嶺トンネルを抜けてくると言うこのアングルでは、長編成の方が見栄えも良くなるのだが、通常は123系が通らない場所だけに、ここは、あえて塩嶺トンネルを目立たせるように撮影してみた。

それにしても、この123系、かなりのスピードで運転しており、後追いの撮影は出来なかった。

この後、123系は、塩尻駅より「ありがとう123系ぐるっと塩嶺号」として折り返してくる。時間的に、みどり湖駅以外の撮影ポイントへ向かうだけの時間は無い事から、今度は下りホームから撮影する事に。123系が通常通らないみどり湖駅で撮影すると言う事で、今度は、みどり湖駅の駅名標を入れて撮影する事にした。

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みどり湖駅を通過する「ありがとう123系ぐるっと塩嶺号」

先程と同様、かなりのスピードでやって来た123系。みどり湖駅の駅名標を入れて撮るのは、想像以上に厳しく、どうにか撮れたと言う感じだった。

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西武園線折り返し運用に充当された101系241F

週が変わって3月最初の月曜日。いつものように仕事をしていると、私の携帯に、西武園線の折り返し運用に241Fが入っているとのメールが入って来た。

2011年12月より、101系ワンマン車が5編成体制(現在は241F出場により6編成)になった事で、ワンマン車の運用に余裕が出来た事から、平日の西武園線の折り返し運用に、101系ワンマン車が使用される事が定番となって来ていた。西武園線運用投入に際しては、約2週間おきに、玉川上水車両基地~南入曽車両基地間に回送列車を設定して対応しているが、2月28日まで運用されていた261Fが入場した事により、代わりのワンマン車が送り込まれたのだが、それが、なんと241Fだったと言うのだ。3月16日のダイヤ改正からは、多摩湖線のワンマン車も運用が増えるだけに、西武園線の運用もいつまで続くかは解らない。241Fの西武園線運用は、早い段階で撮っておきたい。

そこで、4日の帰宅途中に、東村山に立ち寄り、西武園線の折り返し運用に就く241Fを撮影してみた。東村山駅で待つ事およそ5分。西武園からの241Fが東村山駅に到着。早速、撮影してみた。

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西武園線の折り返し運用に就く241F。

タイミング良く、東村山駅の乗り換え専用階段は、誰もいなかったので、階段を数段上がったところから241Fを撮影してみた。こうやって撮る事で、ベンチレーターが撤去されていると言う状況は、お解りいただけるかと。

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国分寺線の3000系と並ぶ。

そして、国分寺線の運用に就いていた3000系3005Fとの3ドア車同士の並びを撮って、241Fの撮影を終了。帰宅した。

ダイヤ改正直前のタイミングで、西武園線の運用に投入された241F。今までの流れからすると、おそらく、ダイヤ改正前に、多摩湖線の運用に復帰する事は無さそうな気がする。と言う事は、241Fによる一橋学園行きは、あの3月1日に運転された分が、最初で最後と言う事になってしまいそうな予感。あの時、いつもより早めに出勤して、本当に良かったと、今はそう思っている。

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屋根上スッキリ 西武多摩湖線にデビューした101系241Fを追跡

3月16日のダイヤ改正より、萩山~西武遊園地間でもワンマン運転が開始される西武多摩湖線。ワンマン運転区間拡大に伴い、同線で運用中の101系ワンマン車が追加改造される事になり、昨年より、池袋線で最後まで残されていた4両編成の101系241Fが、武蔵丘検修場にてワンマン改造を行っていたが、この度、改造工事が終了し、2月27日より、多摩湖線の営業運転に投入された。

運用開始当日、私は、月末の業務の関係で、朝から地元の取引先へ直行しており、朝の通勤時間帯の多摩湖線には乗っていなかった。10時55分頃のこと、地元での仕事を終え、自宅から萩山駅へ向かう途中に、国分寺からの多摩湖線下り列車を目撃。見慣れた白い車体の101系だったが、何か違和感を感じた私は、急いで駅へと向かう。すると、待っていたのは、ピカピカの241Fであった。早速乗車し、これまでの車両の違いを確認してみる。車内は、2011年7月に追加投入された245Fに準じた内容であるが、乗務員室を覗いて見ると、運転台のブレーキ弁横に設置されていた、キーボックスが設置されていない。これは、後に設置されると思うが、これ1つ無いだけで、何か違和感を感じてしまった。

そして、最大の違和感と言えば、ベンチレーターが全て撤去されていること。

ベンチレーターの撤去は、最近、武蔵丘検修場で進められている新2000系のリニューアル工事の際に実施されているもの。雨水による腐食防止などの理由から、最近進められているものだが、今回、101系ワンマン車にも、ベンチレーター撤去が実施される事になった。

国分寺到着後、ベンチレーターを撤去したことが解るように撮影してみる事にした。

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国分寺駅7番ホームに停車中の241F。

これまで、多摩湖線の車両に大きな動きが有った場合、国分寺駅7番ホームも定番の記録ポイントなのだが、今回は、241Fの最大のポイントである「ベンチレーター撤去」を意識する為、いつもとは、やや違うアングルでの撮影をしてみた。

そして、この日は、帰宅時も241Fに遭遇。仕事の都合で、一橋学園に立ち寄り、仕事を終えた後は、同駅北口から乗車した為、4号車に乗車していた事から、萩山到着時に、2000系の西武遊園地行きとの並びを撮ってみた。

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2000系の西武遊園地行きと並ぶ241F。

ダイヤ改正後の多摩湖線は、ワンマン運転が主体となる事から、2000系4両編成の西武遊園地行きは、ほとんど見られなくなってしまう可能性が強いだけに、この並びも、いずれは貴重なものとなってしまうかもしれない。

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