西武園線折り返し運用に充当された101系241F
週が変わって3月最初の月曜日。いつものように仕事をしていると、私の携帯に、西武園線の折り返し運用に241Fが入っているとのメールが入って来た。
2011年12月より、101系ワンマン車が5編成体制(現在は241F出場により6編成)になった事で、ワンマン車の運用に余裕が出来た事から、平日の西武園線の折り返し運用に、101系ワンマン車が使用される事が定番となって来ていた。西武園線運用投入に際しては、約2週間おきに、玉川上水車両基地~南入曽車両基地間に回送列車を設定して対応しているが、2月28日まで運用されていた261Fが入場した事により、代わりのワンマン車が送り込まれたのだが、それが、なんと241Fだったと言うのだ。3月16日のダイヤ改正からは、多摩湖線のワンマン車も運用が増えるだけに、西武園線の運用もいつまで続くかは解らない。241Fの西武園線運用は、早い段階で撮っておきたい。
そこで、4日の帰宅途中に、東村山に立ち寄り、西武園線の折り返し運用に就く241Fを撮影してみた。東村山駅で待つ事およそ5分。西武園からの241Fが東村山駅に到着。早速、撮影してみた。
西武園線の折り返し運用に就く241F。
タイミング良く、東村山駅の乗り換え専用階段は、誰もいなかったので、階段を数段上がったところから241Fを撮影してみた。こうやって撮る事で、ベンチレーターが撤去されていると言う状況は、お解りいただけるかと。
国分寺線の3000系と並ぶ。
そして、国分寺線の運用に就いていた3000系3005Fとの3ドア車同士の並びを撮って、241Fの撮影を終了。帰宅した。
ダイヤ改正直前のタイミングで、西武園線の運用に投入された241F。今までの流れからすると、おそらく、ダイヤ改正前に、多摩湖線の運用に復帰する事は無さそうな気がする。と言う事は、241Fによる一橋学園行きは、あの3月1日に運転された分が、最初で最後と言う事になってしまいそうな予感。あの時、いつもより早めに出勤して、本当に良かったと、今はそう思っている。
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コメント
2/8日 金曜に西武園線に充当中の241F目当てで行きましたが俺が行ったときに限って4ドア充当でした
241はまだ乗れてません、モータ音も入場前と違う感じ
後期型になっている可能性大なので早く調査してみたいですね
投稿: トレイン | 2013/03/09 10:05
三岐鉄道851系の脱線事故により廃車となったクハ1851形ですが、2代目クハ1851に向けて751系と一緒に回送された部品取り車両のクハ1238が使用されることとなりました。
一部既に部品が取り外され、101系105Fの車両等に転用されていることもあり、モハ238と廃車となった601系607Fも留置先の伊勢治田駅構内より保々車両区へ回送されてきています。
今後は、大掛かりな改造工事が始まり、新851系が見られるのはまだ先のようです。
まあ、不足の部品は西武から譲渡すればいいので何とかなると思いますが・・・。
問題点:妻面貫通路は新101系は狭幅で701系は広幅な上、床面の高さも違うようです。あとは、長期に渡っての雨ざらしによる腐食もかなりのメンテが必要と思われます。
どういう感じで復活するのかが楽しみなところです。
投稿: ともちゃん | 2013/03/15 13:36
トレインさん、ともちゃんさん、コメントありがとうございます。また、コメント返しが遅くなりまして申し訳ございません。
>トレインさん
241Fは、この記事でも触れましたように、多摩湖線での運用入り後、すぐに西武園線へ行ってしまった事から、まだ、私も、5本の指で数えられるほどしか乗車しておりません。モーター音は、営業入りを伝える記事でも触れましたように、後期型のものになっています。
>ともちゃんさん
三岐鉄道の事故については、事故現場で1両が廃車解体となったと聞き、とても残念に思っていたのですが、この事故で、部品取り用として入線していたクハ1238を再利用する動きが出てきましたか。こうなると、三岐鉄道では、旧701系の2両と、旧新101系の混結編成が誕生する事になる訳ですね。三岐鉄道は、2011年10月に訪れて以来、ご無沙汰しているのですが、機会を見つけて訪問したいと思います。
投稿: TOMO | 2013/03/24 23:15
こんにちは!851系の続報です。
西武鉄道より部品取り用で譲り受けた新101系(クハ1238)は無事に改造工事を終えて、現段階では最終調整に入っています。
モハ881やクモハ851には転落防止幌を取り付ける為に、雨樋の経路を変更する工事も併せて実施され、クモハ851の行先表示器はLEDに変更されております。
この車両の目的は、各種再利用可能な部品を取り外し、必要がなくなれば廃車解体する車輛だった為に、長期に渡る雨ざらし状態での車輛の留置で車体の腐食も激しかったこの車輛でしたが、西武鉄道から譲り受けた部品と関係者の板金努力によって無事運転可能な状態まで復活しています。
中小私鉄にとってはかなり痛い損失ですが、新たに車両を譲り受けるよりも、車輛譲渡費や輸送費等を考えると安価で済んだと思います。
この車両は、遅くても10月には運用には復帰すると思われます。
投稿: ともちゃん | 2013/09/12 14:33
ともちゃんさん、旧クハ1238についての、その後の続報ありがとうございます。改造工事も終わって、いよいよ編成単位での復活に向けての最終段階と言うところですね。クモハ851の行先表示機がLEDになったと言う事は、新たに連結されるクハの仕様に合わせてと言う事なんでしょうね。
それにしても、こんな形で部品取り車両が生かされるとは、全く予想もしていませんでした。三岐鉄道を訪れてみたくなりました。
投稿: TOMO | 2013/09/15 23:06
昨日から851系の試運転が始まりました。
部品取りとして回送されて、多数の部品が取り外され留置された車両が、新たに三岐クハ1881として復活しました。
床下機器は以前とはまた違った感じになっております。
701系と101系とは制御方式が異なるためでしょうか?
乗務員の習熟運転が終了後には、本線へ運用復帰となると思います。
投稿: ともちゃん | 2013/10/01 18:37
ともちゃんさん、三岐851系の情報ありがとうございます。
私も試運転の模様をネットで確認しました。いよいよ営業運転復帰も間近と言う事でしょうか。
床下機器については、701系に合わせる以上、101系とは異なることになるのでしょうね。事故現場で解体した車両から使えるものは再利用しているかもしれません。
投稿: TOMO | 2013/10/08 12:17