西武多摩湖線 ダイヤ改正で消えたもの2 新2000系4連による小平~西武遊園地間区間列車
前の記事に続き、また新2000系ネタですが、もう暫くお付き合いください。
これまで、多摩湖線の顔と言えば、萩山を境に、国分寺方は、101系ワンマン車。西武遊園地方は、新2000系の4連と言うのが、長年の定番であったが、今回のダイヤ改正では、萩山~西武遊園地間のワンマン運転開始に伴い、新2000系4連の入線機会は大幅に削減されてしまった。新2000系4連と言えば、前の記事でも触れた、平日朝の急行もあるが、メインは、小平~西武遊園地間の区間列車。これは、平日・休日関係なく、ほぼ終日見られることから、地元民の私にとっては、更に日常の光景と言う事もあり、あまり記録していなかった。今回、大幅に削減されると聞き、何度か撮影する機会を設けた。
萩山~小平間を行く、小平始発西武遊園地行き区間列車。
小平を出て、萩山へと向かう西武遊園地行きの列車。小平~萩山間は、拝島線の列車と合わせて、この西武遊園地行きの列車も加わることから本数も多く、萩山在住の私にとっては、拝島線・多摩湖線、どちらの列車でも萩山に帰れると言う事で、大変ありがたい存在だったのだが、改正後は、小平方面からの西武遊園地行きが大幅に削減されたため、拝島線の列車だけに頼る事となり、休日ダイヤの深夜時間帯などは、小平で20分近く待たされることもある。
萩山~八坂間を行く小平行きの区間列車。
西武遊園地から戻ってきた新2000系。1枚目と2枚目の写真は、ベンチレーターを撤去した2517Fが充当されたときに撮影したものである。2517Fは、新2000系4連グループの中で、2533F、2531F、2535Fに次いでベンチレーターが撤去された編成だが、2530番台の3編成と異なり、クモハのパンタ台はそのまま残されたのが、大きな特徴と言える。
萩山駅で並ぶ多摩湖線の区間列車。
新2000系4連が使用される小平~西武遊園地間の区間列車は、萩山駅で上りと下りが並ぶ事になっており、更に、1番ホームには、国分寺~萩山間の区間列車も並ぶ事から、1番ホームから3番ホームまで、全てのホームに多摩湖線の列車が並ぶと言う光景を見る事が出来た。改正後は、国分寺~西武遊園地間の直通列車は、1番ホームと3番ホームに並び、また直通をしないで、萩山で系統分割している時間帯は、萩山~西武遊園地間の列車は2番ホーム発着となることから、多摩湖線の列車だけで3本並ぶのを見るのは、時刻表を見る限りでは、小平・西武新宿方面からの直通列車が運転される、休日の10時55分頃のみのようである。
武蔵大和駅に進入する西武遊園地行き。
西武遊園地へ向かう4連の新2000系を、武蔵大和駅で狙ってみた。この駅の周辺には、桜の木もあり、ホームの萩山方からは、桜と列車の組み合わせも撮れるようだが、新2000系と武蔵大和の桜の組み合わせは、全く撮っていなかった。何ともお恥ずかしい話である。
新2000系を使用した多摩湖線の区間列車、もっと撮っておくべきだったなあ。
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