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北近畿タンゴ鉄道 リニューアル車両「あおまつ号」「あかまつ号」を京都駅で観察する

京都府と兵庫県を走る第三セクター鉄道の北近畿タンゴ鉄道。沿線には、日本三景の一つとも言われる天橋立もあり、京都・新大阪からの特急列車も乗り入れるものの、20期以上連続して赤字を計上している等、かなり苦しい経営を強いられている。

そんな北近畿タンゴ鉄道では、この度、JR九州の特急列車等のデザインを手掛けている、水戸岡鋭治氏が設計・デザインを担当した観光型リニューアル車「あおまつ号」「あかまつ号」が4月14日より運転を開始する事になり、デビューを前に、4月7日、京都駅で展示会が開かれる事になった。ちょうど私が関西に行っている間に開催されると言う事で、城東貨物線の淀川橋りょうを訪れた後、一路、京都へと向かう事にした。

梅田の阪神百貨店の地下で、遅めの昼食を摂った後、JRの快速電車で一路京都へ。「あおまつ号」「あかまつ号」は、京都駅7番線の東京方で展示されていた。そこで、私は奈良線の発着する8・9番線ホームへと移動し、同ホームより「あおまつ号」「あかまつ号」を撮影してみた。

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京都駅で展示された北近畿タンゴ鉄道の「丹後あおまつ号」と「丹後あかまつ号」

今回リニューアルされた、「丹後あおまつ号」と「丹後あかまつ号」は、北近畿タンゴ鉄道の普通列車の主力車両であるKTR700形を改造しており、「あおまつ号」「あかまつ号」ともに、天橋立に代表される沿線の白砂青松を象徴する「松」がテーマのデザインとなっている。

2両編成の状態を撮影した後は、それぞれ1両ずつ撮影してみる。と言っても、ホームの位置の関係で、「あかまつ号」は、正面の撮影が出来なかった。

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「あおまつ号」となったKTR708

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「あかまつ号」となったKTR702

この後、車内も見学させていただこうかと思ったのだが、見学には整理券が必要とのこと。しかも、その整理券もまもなく配布終了との事で、今回は、ホーム上からの撮影のみとした。

今回展示された「あおまつ号」と「あかまつ号」は、4月14日より、2両編成の観光列車「丹後あおまつ号」と「丹後あかまつ号」として運転される事になっており、2両編成のうちの1両は、定員35名でゆったりと乗れる定員制車両とし、もう1両は自由席となる。定員制車両の乗車には、乗車整理券300円が必要となり、乗車整理券は、北近畿タンゴ鉄道の指定駅の他、JTB・日本旅行・近畿日本ツーリストの各支店で入手が可能とのこと。「丹後あおまつ号」は、西舞鶴~宮津~福知山~宮津~天橋立間を奇数日に、「丹後あかまつ号」は、西舞鶴~宮津~天橋立~豊岡間を偶数日に1往復運行する事になっており、「丹後あおまつ号」「丹後あかまつ号」ともに、各駅停車での運転となる。

この列車に乗って、日本三景の一つである天橋立を訪れてみるのも良いかもしれない。

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