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西武池袋線に入線した東急「Shibuya HIkarie号」を撮影する

5社相互直通運転が始まって1ヶ月以上が経過。西武池袋線を走る、東急・横浜高速の車両も見慣れてきた。

この直通運転開始に合わせて、東急東横線では、急行停車駅のホームを10両編成対応にした為、特急・通勤特急の全列車と、急行の一部が10両化され、東急の5050系にも10両固定編成が登場。こちらは4000番台とされ、相互直通運転開始時には9編成が用意されたが、この度、1編成が増備され10編成体制となった。新たに増備された車両は、渋谷駅東口の複合商業施設「渋谷ヒカリエ」のオープン1周年を記念した「Shibuya Hikarie号」として特別仕様で登場。4月26日より営業運転を開始したが、これまでの5050系4000番台車とはカラーリング・車内の仕様が大きく異なっており、異彩を放っている。

特別仕様でデビューした東急4110F。普段は、通常運用に組み込まれると言う事で、4月28日には、早速、西武池袋線にも入線。私も出来るだけ、早いうちに西武線内で撮影したいと思っていたところ、翌29日にも西武線内に乗り入れてくる事が判明。そこで、都心方面へ出かける前に、所沢へ立ち寄り、駅に程近い、秋津5号踏切で、同編成を撮影してみた。

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所沢駅を発車する東急4110F「Shibuya Hikarie号」

この日、4110Fは、51K運用に入っており、撮影したのは、所沢を12時ちょうどに出発する快速急行元町・中華街行き1712列車。時間の都合上、この場所での撮影となったが、このカラーリングは、逆光での撮影は難しいと言う事を、実感する事となった。

この後、私は秋津4号踏切付近へ移動。以前より気になっていた運用を撮影してみた。

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32103F+38105Fによる快速急行小手指行き。

3月16日に実施されたダイヤ改正により、池袋線の昼間の快速急行は、副都心線・東急東横線・横浜高速みなとみらい線直通列車系統に統一された為、基本的に、西武車は6000系以外の快速急行を見る事は出来ない。しかし、この日は西武ドームでプロ野球公式戦が開催されていた。その為、元町・中華街発の快速急行小手指行き(東急線内特急・副都心線内急行)2本が、西武球場前行きの快速に変更される。その為、ひばりヶ丘始発で、快速急行小手指行きが代替で運転される事になり、この列車には、6000系以外の車両が充当される事がある。この日は、30000系が充当されていた。

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東急4106Fによる快速西武球場前行き。

30000系による代替快速急行の後、東急5050系4106Fによる快速西武球場前行きがやって来た。こうして見ると「Shbuya Hikarie号」とは、だいぶ印象が異なる。ちなみに、この1時間前にも、元町・中華街発の西武球場前行きがあるが、こちらは、メトロ車の運用となっている。

この撮影を以て、この日は撮影を終了。所沢から、6000系による快速急行元町・中華街行きで都心を目指した。

さて、5月に入り、ゴールデンウィークも後半戦に突入。4連休初日となった5月3日は、朝練と称して、早朝から撮影に出かけていたが、この日、「Shibuya Hikarie号」は、54Kで運用中との情報を頂いた。私は、その時間帯、ちょうど秋津駅にいたのだが、この後、すぐに「Shibuya Hikarie号」がやってくるのが解ったので、そのまま秋津駅に留まり、同編成を撮影した。

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秋津駅に到着した東急4110F「Shibuya Hikarie号」

この列車は、元町・中華街を7時20分に発車し、東急線内は特急。副都心線線内は急行として運転されているが、小竹向原から先、西武線内は各駅停車として運転されている。昼間は快速急行として颯爽と駆け抜ける事が多い東急5050系4000番台車だが、朝のうちは、こう言う運用もある。

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秋津では後追いも撮影。

「Shibuya Hikarie号」は、小手指到着後、すぐに、各駅停車元町・中華街行き(渋谷から東急線内急行)として折り返してくる。54K運用を西武線内で撮影するチャンスは、この折り返しの元町・中華街行きのみの為、ここは確実に撮影しておきたいところ。あまり時間が無かった事もあり、所沢駅3番ホームの飯能方から、進入シーンを撮る事にした。

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所沢駅に進入する東急4110F。

東急の車両は、行先表示も日本語表記とローマ字表記が交互に表示される。出来れば、日本語での行先表示の時に撮影したいと常に思っているのだが、上手くいかない事も多い。しかし、ここでは、しっかりと「各停 元町・中華街」と読める状態で撮影する事ができた。

5社相互直通運転の中で、一番の注目編成と言っていい東急4110F。今後も、見かけた時は、積極的に撮影したいと思っている。次は狭山線が良いなあ。

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