西武池袋線 曼殊沙華輸送を観察する
さて、小平駅で3000系同士の並びを撮影した後は、所沢経由で飯能へと向かった。
西武沿線に秋の訪れを告げる高麗の巾着田の曼珠沙華。西武鉄道各駅でも、このシーズンになると、PR用のポスターが貼られているが、今年は曼殊沙華の開花が遅れ、9月14日から16日までの三連休は、台風18号の接近も重なり、臨時列車の運行も中止になると言う状況であったが、台風通過後、一気に開花が進み、曼殊沙華も見頃を迎え、9月21日からの三連休は、飯能~高麗間で増発される臨時列車も、予定通り運転される事になった。この日、飯能に向かったのは、この臨時列車を撮影する為である。
途中、所沢で昼食を摂り、飯能駅に到着したのは、14時10分頃の事であった。次の高麗行き臨時列車までは、まだ15分ほどあり、その前に、西武秩父行き定期列車が間もなく出発すると言う状況であった。この定期列車は、4000系での運転であるが、ワンマン運転を取りやめ、8両編成の増結されていた。まずは、この列車を撮影しようとしたが、池袋行きと同時発車となってしまい、上手く撮る事が出来なかった。私は、そのまま2番ホームの池袋・西武秩父方に陣取り、高麗から来る臨時列車の到着を待つ事にした。この時点では、私一人だったのだが、時間の経過とともに、徐々に人が増えてくる。これは、俗に言う「ネタ車」が来るのか。新宿線の3000系同様、この日の高麗行き臨時列車の運用も全くチェックしないまま飯能入りしていたので、この時点で何が来るのか、全く解っていなかった。やがて、列車接近放送が入り、カメラを構える事に。前方から見えてきた車両を見て、ギャラリーが増え始めた理由が、やっと理解出来た。
高麗発臨時飯能行きに充当された3001F。
高麗駅からの臨時列車として、飯能駅に到着したのは、御覧のように3000系のトップナンバー編成である3001Fだった。今年度より、3000系の置き換えが本格的に始まる事が既に発表されており、最近では、この3000系にカメラを向けるファンの数も増えてきた。この列車の到着直前に、飯能駅に集まって来たファンの皆さんは、最初から、この3001Fだと知って集まって来たのだろう。事前のチェックは大事。私も見習わないと・・・
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