「川越WORLD BEER&OKTOBERFEST」の臨時列車を撮影する
10月5日のお話です。
10月5日(土)と6日(日)の2日間、西武新宿線本川越駅前と小江戸川越の町中にて、世界各国のビールや川越の地ビール、更にビールに合う郷土料理を楽しめるイベント、「川越WORLD BEER&OKTOBERFEST」が初めて開催される事になった。
このイベントに合わせて、西武鉄道では、西武新宿駅から本川越駅まで臨時特急を1本、所沢駅にて元町・中華街からの快速急行と接続する本川越駅までの臨時列車を1本運転して対応することになった。特に、イベント初日となる5日の臨時特急には、テレビのバラエティー番組でもお馴染みの川越達也シェフが1日車掌として乗務し、車内で川越シェフ考案の「ビールに合う一品」を提供する他、西武新宿駅で出発セレモニーが行われる事になっていた。
そこで、このイベントに合わせて運転される臨時特急と、所沢発本川越行き臨時列車の撮影に出かける事にした。
まずは臨時特急の撮影。臨時特急は、西武新宿駅を10時38分に発車することになっていた。定期列車である「小江戸11号」が10時30分に発車する事になっており、ホームの空き具合から見ても、西武新宿駅で、特急列車同士が並ぶ事は無いと思われたが、出発セレモニーがあると言う事で、西武新宿駅で撮影する事にした。西武新宿に10時28分到着予定の2806列車で西武新宿へ向かう途中、東伏見で10112Fの回送列車を追い越した。この編成が、臨時特急に使われる事は間違いないのだが、西武新宿駅での出発セレモニーは、10時15分から10時30分までとなっており、このままのペースで行くと、出発セレモニーが終わってからの入線となってしまう。出発セレモニーは、まさか「小江戸11号」で行われるのか? そんな事を気にしながら、西武新宿へ。とりあえず、1番ホームの下り方で待ち伏せする事に。そして10時33分ごろであるが、10112Fの回送列車が入線してきた。
西武新宿駅2番ホームで出発を待つ10112Fの臨時特急列車。
2番ホームに入線した10112F。定期列車の合間を縫うように設定された臨時特急列車と言う事で、入線も発車5分前と、かなり慌ただしいスケジュールである。臨時特急列車の出発に合わせて、川越シェフが前の方の車両まで来るかなあと様子を見ていたのだが、結局、川越シェフが前の方に来る事は無く、臨時特急列車は10時38分に西武新宿駅を出発して行った。撮影後、ホーム上でお会いした知人に確認したところ、出発セレモニーは、最後部車両付近で行われていたとの事で、私が待機していた方とは全く逆側。考えてみれば、1日車掌という肩書だし、最後部車両付近でセレモニーをやっても、全く問題は無かった。そうとも気付かず、前の方で待機していたとは、何ともお恥ずかしい話。
この後、西武新宿駅で一旦出場後に再入場し、もう1本の臨時列車を撮影する為に、所沢へと向かう事に。所沢始発の本川越行き臨時列車は、元町・中華街からの快速急行小手指行きと、同一ホーム上で乗り換えが出来るように、通常は、池袋線下り列車が発着する、所沢駅4番ホームから発車する事になっていた。そこで、まずは、新宿線車両が、4番ホームに回送列車として入線するところから撮影する事にした。
11時32分頃、南入曽車両基地からの回送列車が、所沢駅4番ホームに入線してきた。
所沢駅の連絡線を経由し4番ホームへと入線する38106F。
新宿線からの連絡線を通り、所沢駅4番ホームに入線してきたのは、新宿線で運用中の30000系38106Fだった。入線後、まずは3番ホームへと移動し、4番ホームに停車中の38106Fを撮影する事に。
所沢駅4番ホームに停車中の38106F。
この後、再び4番ホームに移動し観察していると、1番ホームに定期列車の本川越行きが入線してきたので、やや強引ではあるが、臨時列車との並びを撮影してみた。
38106Fの臨時本川越行きと、3000系による本川越行きとの並び。
38106Fによる臨時の本川越行きは、所沢駅11時40分発。1番ホームに到着した国分寺からの本川越行きは、1分後の11時41分発と、1分違いで、本川越までノンストップの臨時列車が運転されると言う事で、1番ホームでも、臨時の本川越行きが4番ホームから発車するので、本川越までお急ぎの方は、臨時列車を利用するようにとの案内放送が、11時41分発の本川越行き到着前に流れていたが、1番ホームから4番ホームへ移ってくるような乗客の姿は、あまり見られなかった。
11時40分、本川越へ向けて出発!
本川越行き臨時列車は、定刻通り所沢を出発して行ったが、カメラを構えながら去りゆく車両を見てみると、この列車、乗車率は、あまり良くなかったようで、8両編成の車内はガラガラ。4両編成でも足りる程度の乗車率だった。元町・中華街からの快速急行から乗り換えてきたお客さんも、全く無かった訳ではないが、東急東横線からは、東京メトロ副都心線を経由して東武東上線へ直通する列車もあり、単純に川越へ向かうのであれば、東上線直通列車を利用する人の方が多いのだろう。
この撮影を以て、「川越WORLD BEER&OKTOBERFEST」の臨時列車の撮影を終了とした。私は、1番ホームの狭山そばへ向かい昼食を摂った後、所沢12時00分発の快速急行元町・中華街行きに乗り込んで、次の目的地へと向かった。
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