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西武 入間航空祭ダイヤを観察する 後編

お待たせいたしました。航空祭ダイヤ観察記の後編です。

過去最多の来場者数となった2013年の入間航空祭。往路の臨時列車の観察で、既に戦意喪失となってしまった為、小手指で昼食を摂った後は、入間市方面へは戻らず、西所沢へ。駅近くの西所沢1号踏切付近で撮影を続ける事にした。

西所沢1号踏切での撮影となると、臨時・定期共に、殆どの列車が普段見慣れた行先での運転となる為、本記事では、この日特有の行先や特徴ある編成が充当された列車のみをご紹介して行きます。

まず、この場所に到着して、二番目にやって来たのは、こんな列車だった。

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運行番号08M、6115Fによる快速急行池袋行き。

スピードを落とさずにやって来たので、元町・中華街行きの快速急行だろうと思ってシャッターを切ったが、撮影後に画面を確認すると、何と行先は池袋行き。最大で25分程度の遅れが出た事もあり、とうとう、東急東横線・東京メトロ副都心線との直通運転が解除となってしまった。その為、元町・中華街へ向かう快速急行が、そのまま西武線の池袋行きに変更して運転されていた。ちなみに、この列車は、所定小手指発を飯能発に延長して運転していたようだが、この時点で15分以上遅れていた模様。

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西武 入間航空祭ダイヤを観察する 前編

11月3日のお話。

毎年11月3日は、航空自衛隊入間基地にて入間航空祭が開催される。西武鉄道では、この入間航空祭開催に合わせて、臨時列車を増発して対応しており、弊ブログでも、これまでに何度か取り上げている。今年も、この恒例行事となっている入間航空祭ダイヤの観察に出かける事にしたのだが・・・

前日は、群馬県内に出かけており、帰宅が遅くなってしまった。そんな事もあり、今年もだいぶ出遅れてしまった。とりあえず、今年の航空祭ダイヤの目玉でもある、横浜方面からの快速急行の稲荷山公園駅臨時停車シーンから撮れればいいかと思い、東急車8両編成での運転となる1705列車から撮影出来ればと思い、所沢9時54分発の準急飯能行き(新木場始発)で、稲荷山公園へと向かう。この列車も、朝の通勤時間帯並みの混雑で運転されていたが、この時は、いつもと同じと思っていた。しかし、稲荷山公園駅に到着すると、例年以上の混雑。これまでにも、特急列車の臨時停車を撮影する際は、上りホームへ移動する際に、折り返し乗車を考慮して、一旦、下りホーム飯能方の改札口を出場し、踏切を使って上りホーム側へ移動していたが、今年は、この踏切の混雑が激しく、全く進まない。反対側に渡れないまま、お目当ての快速急行が到着してしまった。

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稲荷山公園駅に到着した、東横線菊名からの快速急行飯能行き1705列車。

この快速急行飯能行き1705列車は、東急東横線菊名始発の列車で、菊名~小竹向原間は各駅停車での運転となる事から、横浜方面からの快速急行としては、唯一8両編成で運転される列車で、日によっては、横浜高速Y500系が充当される事もあるが、この日は東急5159Fでの運転となった。御覧のように、稲荷山公園駅の下りホームは、この列車から降りてきた多くのお客さんで埋め尽くされており、降車にも、かなり時間がかかると言う状況になっていた。

後で解った事だが、今年の入間航空祭は、過去最多の来場者数だったとの事で、TBS系列で放送されていたドラマ「空飛ぶ広報室」の影響も、この数字に繋がったものと思われる。

と言う訳で、稲荷山公園駅での観察は、これ1本のみで終了。と言うよりは、ホーム上の混雑を見て戦意喪失したと言うのが正解かもしれない。

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東京駅で215系「湘南ライナー」を見送る

午後から仕事で都心方面へ出かけた11月12日のお話。

先方での仕事が終わったのが17時と言う事で、この日は直帰。せっかく出てきたからと、帰りにちょっと寄り道をすることに。そこで、TwitterやFacebookでお世話になっている方とばったり遭遇し、そのまま呑みに行くことになった。20時頃にお開きとなり、私は中央線経由で帰宅するため東京駅へ。すると、東海道線ホームに215系が停車しているのが見えた。久しぶりに見る車両。ちょっと酔い覚ましを兼ねて見に行くことにした。

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東京駅9番線に停車中の215系。

215系は、急増する東海道本線の遠距離通勤客への着席サービス及び貨物線を活用した速達サービスを提供するために登場した二階建て車両で、1992年から1993年にかけて、10両編成4本が製造された。朝夕は、定員制の「湘南ライナー」等のライナー列車に運用。日中は、快速「アクティー」や湘南新宿ラインにも充当された時期があったが、構造上、乗降時間がかかる事や、湘南新宿ラインの増発、新宿折り返し列車の廃止に伴い、現在の定期運用は、「湘南ライナー」と「おはようライナー新宿」「ホームライナー小田原」のみとなっている。

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今度は9番線の上野方から撮影。

この日、東海道本線は、藤沢駅での人身事故の影響で、ダイヤが乱れており、この215系による「湘南ライナー」は、本来、東京駅を20時00分に出発するはずだったが、この時点で発車時間を20分ほど過ぎており、こうして撮影することができた。ホーム上には、「抑止」の文字も見える。

215系「湘南ライナー」は、20時25分頃、東京駅を発車していった。私は、この列車を見送り、中央線のホームへ。快速電車で帰宅した。

さて、今ではすっかり出番が減ってしまった215系だが、土曜・休日(12月から2月を除く)には、中央本線の臨時快速列車「ホリデー快速ビューやまなし号」に充当され、その場合には、一部の車両を除き、普通乗車券で乗ることができる。

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「ホリデー快速ビューやまなし」に充当中の215系。(2009年7月4日撮影)

東京駅で215系を見たら、久しぶりに乗ってみたくなった。この列車に乗って、山梨方面へ行ってみるかな?

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西武 101系263Fの返却回送を萩山駅で撮影する

今や、唯一の黄色い101系電車となってしまった263F。

事業用車兼任である263Fは、普段は、多摩湖線の運用に就いているが、新車の搬入や西武多摩川線の車両交換による甲種輸送があった場合、西武線内での牽引役に抜擢され、甲種輸送が終了するまで、小手指車両基地へと出張する。今回も、10月26日から27日までの多摩川線甲種、そして11月10日到着の30102F甲種輸送に備えて、10月下旬頃より、263Fは小手指へと出張していたが、30102Fの甲種輸送も無事終了し、そろそろ263Fも帰ってくるのではないかと気になっていた。

実は、263Fが小手指車両基地から玉川上水車両基地へと戻る場合、まずは南入曽車両基地へと向かう。そして、夜になってから、上石神井経由で玉川上水車両基地へと戻る事になるのだが、以前、偶然ではあるが、この回送列車を萩山駅で目撃した事があった。その際、萩山駅には1番ホームと3番ホームに、多摩湖線の定期列車が停車しており、一瞬ではあるが、萩山駅で、101系ワンマン車が3本並ぶと言う光景を見る事が出来た。普段、萩山駅で101系ワンマン車が3本並ぶという瞬間は、なかなか撮れないだけに、いつかは、この並びを撮ってみたいと思っていた。

そこで、11月11日の夜、いったん帰宅した後、デジタル一眼レフを持って萩山駅へ向かう。玉川上水への回送列車は、19時58分頃に萩山駅を通過するのだが、2番ホームの発車案内機には、期待通り「通過」の表示。間違いなく263Fの回送がある。私は、2番ホームの拝島・西武遊園地方へ移動し、撮影準備に入った。

19時57分、まずは多摩湖線の国分寺行きが3番ホームに到着。そして、その直後、1番ホームには、西武遊園地行きが入線してきた。

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まずは、3番ホームに国分寺行きと西武遊園地行きの並びから撮影する。

先日より、多摩湖線での運転を開始した251F「秋」が国分寺行き。更に西武遊園地行きには247F「春」と言う事で、ここでも「春」と「秋」が並んだ。

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251F「秋」と247F「春」の間を263Fの回送列車がゆっくり通過。

西武遊園地行きの到着からおよそ30秒後に、263Fの回送列車が2番ホームを通過。ほんの一瞬ではあるが、御覧のように、101系ワンマン車が萩山駅で3本並んだ。

263Fは自連のまま。そして多摩湖線は四季の電車同士の並びと言う事で、なかなか貴重なシーンを撮る事が出来た。貴重な3本並びが撮れた事で、自宅への帰り道はとても充実した気持ちで、足取りも軽かった。

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西武多摩湖線 レール撤去作業が進む本町信号場2番線

先日、出発信号機が撤去されたとお伝えした、西武多摩湖線本町信号場の2番線。

今週、1日だけ業務の都合で、いつもよりも遅い時間帯の電車に乗る機会があり、先頭車両で被り付きをしたところ、本町信号場付近に保線作業員が出動し、何やら作業を始めているのを確認した。いよいよ2番線のレール撤去作業が始まるのか?そう思っていたところ、その日の夕方、たまたま現地を見に行かれた方より、本町信号場の2番線のレールの撤去が始まった事を教えていただいた。その翌日より、朝の出勤時に、最後尾車両に乗車し、本町信号場を確認したところ、少しずつレールの撤去が進んでいる事を確認することができた。

そこで、本日昼過ぎの事。多摩湖線の最後尾車両に乗車し、車内より本町信号場の今の状況を撮影する事にした。

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レールの撤去作業が進む本町信号場2番線。

本町信号場の一橋学園方の入口付近。御覧のように、2番線の線路は、ポイント付近が僅かに残るだけの状態。

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信号場の中心からやや国分寺方に進んだ所はこんな感じ。

更に国分寺方へ進むと、この辺りはレールが完全に剥がされており、停止位置目標だけが残っている状態。

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信号場国分寺方ポイント付近。

そして、信号場の国分寺方ポイント付近から見た光景。2番線の線路は、安全側線付近だけが残されているのが解る。そして、剥がしたレールが置かれているのも解る。

今週1週間の間に、本町信号場2番線のレールは、およそ8割方が撤去された。レールの撤去作業がこんなに早く進むとは・・・

残っているポイントも撤去され、「かつて、ここに本町信号場と言う信号場があったんだよ。」と言うようになる日が、すぐそこまで来ているのかもしれない。

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「春」と「秋」との並びが実現! 西武多摩湖線 四季の電車「秋」が営業運転開始 

10月26日から27日にかけて実施された、西武多摩川線の甲種輸送で、245Fが多摩川線へ送られた代わりに、251F「秋」が、本線側に戻って来た。

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263Fに牽引され、JRとの連絡線を行く251F「秋」。

27日未明に武蔵境を出発し、八王子で朝を迎えた251F「秋」。いつも通りのパターンで新秋津に到着した。その後、西武線内の牽引役である263Fと連結し、この場所を通過したのが、13時頃の事であった。下り列車に被られる事は無かったのだが・・・

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元町・中華街行き6000系と一瞬の出会い。

後追いを撮ろうと、カメラを後ろに向けたところ、所沢駅を13時00分に出発する、快速急行元町・中華街行きがやって来た。251F「秋」の撮影には支障がなかったが、263F+251F「秋」の通過が少しでも遅かったら、被られていたかもしれない。

ちなみに、多摩川線から戻ってきた車両は、その日の夜、小手指車両基地から南入曽車両基地へと回送されるのだが、この日は、いつもの時間に所沢駅へ行っても、251F「秋」の回送は現れなかった。何らかの理由で、当日中の南入曽への回送は無く、いつもの多摩川線の甲種輸送の撮影とは違い、やや消化不良気味に撮影を終える事となった。

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西武多摩湖線 本町信号場2番線信号機撤去&新2000系代走発生

このところ、本業が多忙だったり、PCが不調だったりで、更新できない日々が続き、気付けば11月になってしまいました。まだまだお伝えしたい事が山ほどあるのですが、地元、多摩湖線にちょっとした動きがありましたので、順番を入れ替えまして、地元の話題からお伝えいたします。

まず10月27日朝のお話です。

この日、前日から行われていた西武多摩川線の甲種輸送の撮影に出かけるため、萩山から多摩湖線に乗車する。平日朝は、混雑が激しい事もあり、先頭車両での被り付きはしないのだが、この日は休日と言う事もあり、国分寺まで、先頭車両で被り付きをする事に。列車が、一橋学園を発車し、国分寺へ向かう途中、本町信号場の異変に気付いた。

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2番線の出発信号機が撤去された本町信号場。

2013年3月16日のダイヤ改正で、国分寺~一橋学園間の区間列車が廃止された事により、本町信号場での列車交換が無くなった。改正後、本町信号場の2番線には列車が入線する事が無くなったが、信号機は生きていて、レールの表面が錆びている事以外は、現役時代と変わらない姿を維持していたのだが、ついに、出発信号機が撤去され、更に、線路上には古い木製の枕木を束ねたものが2カ所置かれ、完全に信号場としての機能が失われてしまった。いつ頃、信号機が撤去されたのか。私がただ単に気付くのが遅かっただけなのかもしれないが、久々の被り付きで、この光景を見つけてしまった時は、寂しい気持ちになってしまった。

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改正後、列車が通らなくなっても、2番線の信号機は生きた状態だった。(2013年6月15日撮影)

一方、車両面でもちょっとした動きが・・・

多摩川線と多摩湖線との間で、車両交換が行われる際は、甲種輸送の前後一週間近くの間、多摩湖線では予備車なしの状態になり、その間、不幸にも車両故障が発生するケースが、これまでにも何度かありましたが、Twitter情報によると、甲種輸送の翌日、10月28日の日中に、多摩湖線で運用中の247F「春」に、ちょっとしたトラブルがあり、急きょ、玉川上水車両基地へ回送。整備を受ける間だけ、2513Fによる代走が発生していたそうです。2513Fは、日中の萩山~西武遊園地間の区間列車にも使用されたそうで、多摩湖線全線でのワンマン運転が開始された、3月16日のダイヤ改正以降、私が知る限りでは、初の代走発生と言う事になります。

と言う訳で、例により、いつもの代走記録を付け加えておきます。


参考:過去の多摩湖線ワンマン運転非対応車による代走運転の記録
1999年12月28日・・・ 245F
2000年12月 4日・・・2531F
2001年 1月31日・・・2541F
2005年 4月 4日・・・2519F(朝)2523F(夜)弊ブログ2005年4月5日付記事参照
2005年 5月 2日・・・ 253F(朝)弊ブログ2005年5月2日付記事参照
2006年 1月 6日・・・2535F(夜)弊ブログ2006年1月6日付記事参照
2007年12月13日・・・ 251F(夜)弊ブログ2007年12月14日付記事参照
2007年12月14日・・・ 251F(朝)弊ブログ2007年12月14日付記事参照
2008年 3月10日・・・2535F(夜)弊ブログ2008年3月10日付記事参照
2009年 2月24日・・・2543FMusashino RM Blogさん参照
2009年 3月16日・・・2535F(朝)弊ブログ2009年3月16日付記事参照
2009年 5月19日・・・2527F(夜)弊ブログ2009年5月19日付記事参照
2009年 6月 1日・・・2525F(夜)弊ブログ2009年6月1日付記事参照
2010年 2月 2日・・・2525F(朝)弊ブログ2010年2月2日付記事参照
2010年11月 8日・・・2527F
2010年11月 9日・・・2539F→2535F
2010年11月10日・・・2507F 11月8日から10日は弊ブログ2010年11月11日付記事参照
2010年11月11日・・・2535F
2010年11月12日・・・2507F
2010年11月15日・・・2537F
2010年11月16日・・・2525F11月11日から16日は弊ブログ2010年11月17日付記事参照
2010年12月 7日・・・2541F
2010年12月 8日・・・2531F
2010年12月 9日・・・2533F
2010年12月10日・・・2539F
2010年12月13日・・・2535F
2010年12月14日・・・2523F
2010年12月15日・・・2509F
2010年12月16日・・・2539F
2010年12月17日・・・2535F
2010年12月20日・・・2537F
2010年12月21日・・・2531F12月7日から21日は弊ブログ2010年12月22日付記事参照
2011年 7月 5日・・・2513F
2011年 7月 6日・・・2519F
2011年 7月 7日・・・2515F
2011年 7月 8日・・・2523F
2011年 7月 9日・・・2539F
2011年 7月10日・・・2523F
2011年 7月11日・・・2523F
2011年 7月12日・・・2509F7月5日から12日は弊ブログ2011年7月13日付記事参照
2013年 2月 4日・・・2515F弊ブログ2013年2月10日付記事参照
2013年10月28日・・・2513F

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