西武 101系263Fの返却回送を萩山駅で撮影する
今や、唯一の黄色い101系電車となってしまった263F。
事業用車兼任である263Fは、普段は、多摩湖線の運用に就いているが、新車の搬入や西武多摩川線の車両交換による甲種輸送があった場合、西武線内での牽引役に抜擢され、甲種輸送が終了するまで、小手指車両基地へと出張する。今回も、10月26日から27日までの多摩川線甲種、そして11月10日到着の30102F甲種輸送に備えて、10月下旬頃より、263Fは小手指へと出張していたが、30102Fの甲種輸送も無事終了し、そろそろ263Fも帰ってくるのではないかと気になっていた。
実は、263Fが小手指車両基地から玉川上水車両基地へと戻る場合、まずは南入曽車両基地へと向かう。そして、夜になってから、上石神井経由で玉川上水車両基地へと戻る事になるのだが、以前、偶然ではあるが、この回送列車を萩山駅で目撃した事があった。その際、萩山駅には1番ホームと3番ホームに、多摩湖線の定期列車が停車しており、一瞬ではあるが、萩山駅で、101系ワンマン車が3本並ぶと言う光景を見る事が出来た。普段、萩山駅で101系ワンマン車が3本並ぶという瞬間は、なかなか撮れないだけに、いつかは、この並びを撮ってみたいと思っていた。
そこで、11月11日の夜、いったん帰宅した後、デジタル一眼レフを持って萩山駅へ向かう。玉川上水への回送列車は、19時58分頃に萩山駅を通過するのだが、2番ホームの発車案内機には、期待通り「通過」の表示。間違いなく263Fの回送がある。私は、2番ホームの拝島・西武遊園地方へ移動し、撮影準備に入った。
19時57分、まずは多摩湖線の国分寺行きが3番ホームに到着。そして、その直後、1番ホームには、西武遊園地行きが入線してきた。
まずは、3番ホームに国分寺行きと西武遊園地行きの並びから撮影する。
先日より、多摩湖線での運転を開始した251F「秋」が国分寺行き。更に西武遊園地行きには247F「春」と言う事で、ここでも「春」と「秋」が並んだ。
251F「秋」と247F「春」の間を263Fの回送列車がゆっくり通過。
西武遊園地行きの到着からおよそ30秒後に、263Fの回送列車が2番ホームを通過。ほんの一瞬ではあるが、御覧のように、101系ワンマン車が萩山駅で3本並んだ。
263Fは自連のまま。そして多摩湖線は四季の電車同士の並びと言う事で、なかなか貴重なシーンを撮る事が出来た。貴重な3本並びが撮れた事で、自宅への帰り道はとても充実した気持ちで、足取りも軽かった。
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コメント
萩山でN101系、3並び!!!
足取りも軽くなりますね。
私も夜勤帰り、池袋を14時51分発 豊島園行きで 帰宅しましたが、3ドアが ここまで減ると、ラッキーだと感じました!
3番、5番ホームには30000系10両編成
電留線にも30000系が入っていました。
7番ホームには 20000系 8両編成が 回送表示で待機していました。
263Fが 玉川上水に戻ったということは、当面 多摩川線と車両交換、日立笠戸からの今年度最後の30000系甲種も 先なんでしょうね。
投稿: 準急豊島園 | 2013/11/12 19:30
準急豊島園さん、コメントありがとうございます。
3000系も本格的な廃車が始まり、本線では3ドア車が風前の灯ですからね。3ドアの表示を見ると、確かにラッキーだと思ってしまいます。
さて、263Fはいったん玉川上水に戻りましたが、月刊誌「とれいん」によると、38115Fが12月1日に到着するようですから、月末には、また出張することになるかと思います。
投稿: TOMO | 2013/11/13 17:34