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PEA塗装復活! 富士急電車まつり2013会場へ 後編

では、富士急電車まつり訪問記の後編です。

富士山駅の駅ビル地下で吉田うどんを食べた後、撮影会が開かれる河口湖駅へと移動する。富士山駅から乗車した河口湖行きは、この日二度目となる6000系。車内は、撮影会会場へ向かう鉄道ファンと観光客で満員。3両編成の電車で本当に良かった。

12時48分、河口湖駅に到着する。構内は、既に撮影会に参加する鉄道ファンが長蛇の列を作っており、まずは、この列の後ろを目指す事に。今回のイベント、河口湖駅構内での撮影会は、午前と午後、2回開かれる事になっていたが、午前・午後共に、最初の15分間は、ファミリー向けの撮影会となっている為、その間、我々は撮影会会場に入る事が出来ない。なかなか良いアイデアだとは思うのだが、その分、列の長さに逆に不安を感じてしまう。並んでも、果たして撮影させてもらえるのだろうか。本当に疑いたくなるぐらい長い列であった。

しかし、その不安は、あっさりと消えてしまった。13時20分頃のこと。改札口を抜けて、無事に撮影会会場に入る事が出来た。まずは、今回の主役であるPEAカラー2002Fの前へ行く事にした。

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河口湖駅構内での撮影会で展示されたPEAカラー2002F。

御覧のように、最高の光線状態の中に展示された2002F。まずは、展望車特有の車体形状がよく解るように、やや斜め前から撮影してみた。

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今度は少し角度を変えて撮影してみる。

2002Fの編成写真を撮るには、まさに最高の光線状態。下吉田のカーブで見た時よりも、私のテンションは、更に高くなっていたかもしれない。

さて、河口湖駅での撮影会では、この日、もう一つ、注目の並びが実現していた。

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「ホリデー快速河口湖号」として、富士急行線に乗り入れてきたJR東日本の183・189系も展示された。

この日、富士急線内には、「ホリデー快速河口湖号」として、2編成が入線していた。新宿発の列車には、国鉄特急色の豊田車両センター所属M52編成。そして、小山発の列車には、幕張車両センター所属のマリ31編成。係の方の説明によると、まず国鉄特急色のM52編成は、この日が初めての富士急線入線。そして、マリ31編成は、近々廃車される為、富士急線内に入線するのは、予定ではこの日が最後になる予定とのこと。初入線と最終日の編成が、こうして肩を並べる事になるとは・・・

この後、いったん改札を出て、河口湖駅の富士山方にある踏切へと移動して、PEAカラーとなった2002Fを逆側から撮影してみた。

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クモロ側からもしっかり撮りたくて・・・

富士急では3両編成で動く為に、どうしてもクモロ側も先頭に立つ事になる。展望車と違って、このクモロ側は、国鉄急行形電車の面影がしっかり残っている。よく見ると、種別幕が「急行」となっており、なかなか憎い演出だなあと感じてしまった。

この後、PEA色の2002Fが「フジサン特急」の運用に就く為、その模様を撮影すべく、私達も沿線の撮影地へと移動する。河口湖駅から上り列車に三つ峠まで乗車。またしても6000系だった。三つ峠駅で下車し、寿方向へ向けて20分ほど歩き、有名撮影ポイントへ到着。ここで、日没までの間の約1時間を撮影に費やす事にした。

まず最初にやって来たのが、こんな車両。

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6000系による河口湖行き。

もう今やすっかり富士急の主役にまで成長したように思えてしまう6000系車両。本当にこの日はよく遭遇した。

そして、この後がいよいよPEAカラーとなった2002Fによる「フジサン特急12号」となる。やや障害物が多いが、まずは富士山方にカメラを向けてみる。

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「フジサン特急12号」に充当された2002F。

こちら側は完全な逆光となるのだが、せっかく展望車が先頭に立って来ると言う事で、レンズフードの先端に手をかざして、強引に撮影したのがこの画像。仕上がりはあまり良くないが、展望車に乗っているお客さんの表情が、とても楽しそうに見えたので、無理やり撮ってよかったなあと今は思う。

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後追いはもちろん順光。種別幕は「急行」のまま!

無理やり撮影した展望車側とは対照的に、後追いのクモロ側は、もちろん順光。種別幕も、河口湖駅構内で撮影した時と同じ「急行」のままで、これは、良いものを撮る事が出来た。

この後も、PEAカラー2002Fの余韻に浸りながら、撮影を続ける事に。

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4両編成に増結されていた快速「富士登山電車3号」

水戸岡鋭治氏デザインによる観光列車「富士登山電車」だが、この日は、復刻カラーの1202Fを併結した4両編成で運転されていた。

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現時点で唯一の自社発注車、5000形による大月行き。

1編成のみの存在である自社発注車の5000形。2007年以降は、御覧のように「機関車トーマス」デザイン電車として親しまれている。

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新宿行き「ホリデー快速河口湖2号」

国鉄特急色189系M52編成による「ホリデー快速河口湖2号」新宿行き。これで、正面のシンボルマークがあれば完璧なんだけどなあ・・・

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2001Fによる「フジサン特急13号」河口湖行き。

展望車を先頭に河口湖へ向かう「フジサン特急13号」の撮影を以て、この撮影地より撤収する事にした。徒歩で三つ峠駅へ戻り、大月行きの各駅停車に乗車。最後に大月まで乗った列車も6000系電車だった。そして、大月からは215系「ホリデー快速ビューやまなし」に乗る予定だったのだが、遅れていた為、115系の普通列車に乗り込むも、相模湖駅で遅れていた「ホリデー快速ビューやまなし」と待ち合わせをするという事で、嵯峨湖より同列車に乗車。久し振りに215系に乗り、立川まで215系の乗り心地を堪能した。そして、立川では、駅近くの模型店「マイホビーキョーサン」に立ち寄って買い物をした後、この列車を撮影して帰宅する事にした。

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立川駅に到着した「ホリデー快速河口湖6号」小山行き。

マリ31編成による「ホリデー快速河口湖6号」。最初は撮るつもりなかったのだが、河口湖駅での撮影会時に、「今日が最後の入線」なんて聞いてしまったので、この列車を1日の締めに選んだ。

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