さよならL-train クハ3016も解体線に
1月26日、奥むさし駅伝の開催に合わせて西武秩父線へ。
駅伝関連の臨時列車に使用された車両を追跡して横瀬へ。横瀬と言えば、やはり気になるのが、この地に廃車回送された3000系のその後の動きである。2013年の鉄道の日のイベントに合わせて運転された臨時列車で横瀬入りした3003Fを皮切りに、同年12月には3015F、3001F、3013Fの順に廃車回送され、これまでに8両編成4本が廃車となっている。年が明けて、1月3日に、秩父神社へ初詣に行った時には、3013Fの一部車両が解体線に取り込まれている状態だった。
あれから20日以上が経過し、もう解体作業は終了してしまったのではないか。そんな思いで解体線を除いたところ、全く予想もしていなかったこの車両が解体線に取り込まれていた。
横瀬車両基地の解体線に入ったクハ3016。(下り列車の車内より撮影)
解体線にいたのは、2013年12月5日に廃車回送された3015Fの池袋・西武秩父方の先頭車、クハ3016だった。3015Fは、2013年12月8日付記事でも触れているように、中間車だけは、早々と解体線に取り込まれたものの、先頭車両に関しては、建屋内に入れられていた。その為に、何らかの目的で使う為に保管されたものと思っていたのだが、今回、クハ3016に関しては、残念ながら解体が決まったようだ。既に、クーラーやベンチレーターは外されており、何とも哀れな姿となっていた。
3001Fに関しては、まだ姿を留めていた。(上り列車の車内より撮影)
2013年12月25日に廃車回送された3001Fに関しては、まだ8両とも姿を留めた状態で留置されていた。しかし、1月3日に訪れた時と異なり、先頭車の前面方向幕は抜き取られた模様。クハ3016の解体作業が終了すれば、いよいよトップナンバー編成も解体線へ取り込まれる事になるのかもしれない。
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