雪景色の中を走る西武３０００系

だいぶ日にちが空いてしまいましたが、２月９日の撮影記を続けます。

雪景色の中を走る西武鉄道の撮影。今、一番撮影しておきたい車両が、急速に置き換えが進んでいる３０００系である。この日、都知事選挙の投票に行った後、ツイッターのフォロワーさんより、３０１７Ｆの目撃情報を頂き、タイミング良く急行拝島行きとして萩山に向かっている事が解った。そこで、萩山駅手前、江戸街道の歩道から、３０１７Ｆの急行拝島行きを撮影してみた。

小平～萩山間を行く３０１７Ｆ。

雪景色の拝島線を行く３０１７Ｆ。この時間帯、まだ側面には陽が当たらないのだが、たっぷり積もった雪のお陰で、いい感じに撮る事が出来た。

この後、拝島から折り返してくる３０１７Ｆを、今度は萩山駅のホームから撮影する事に。

萩山駅に進入する３０１７Ｆの急行西武新宿行き。

この時間帯、拝島線の急行列車の合間を縫うように、多摩湖線の萩山～西武遊園地間の区間列車が入っており、３０１７Ｆの急行西武新宿行きが、萩山に到着する寸前に、多摩湖線の西武遊園地行きが萩山駅を発車している。その為、３０１７Ｆの背後には、八坂駅に停車中の多摩湖線西武遊園地行きの姿が確認できる。３０００系と白い１０１系。一つの画面に、３ドア車同士が写り込む機会も、かなり少なくなってしまった。

この後、前の記事でもお解りのように、一橋学園へ行き、２４９Ｆ「夏」と２５１Ｆ「秋」の並び等を撮影した。そして、再び３０００系の撮影へ移る。次のターゲットは国分寺線。この時間帯に順光で撮れる場所と言う事で、向かった先は小川駅。３００５Ｆと３００７Ｆ、どちらかが撮れればいいやと思い、小川駅へ向かったが、運良く、すぐに３００５Ｆの国分寺行きがやって来た。

小川駅に進入する３００５Ｆの国分寺行き。

新宿線（拝島線）・国分寺線で１本ずつ押さえられた事もあり、こうなると、現時点で池袋線唯一の３ドア車となってしまった３０１１Ｆも押さえたくなる。早速、ツイッターで調べてみると、運良く運用に就いているとの事。そこで、この後は、池袋線へ転戦。複々線区間である富士見台で捉える事が出来た。

富士見台駅に進入する３０１１Ｆ。

前後でデザインの異なる３０１１Ｆ。こうなると、クハ３０１１側も押さえたくなる。そこで、富士見台から更に練馬へ移動。同駅滞在中に、３０１１Ｆは豊島園行きと所沢行き各停と２回撮影する事が出来た。

練馬駅に停車中の３０１１Ｆ。

こうして、在籍車両全編成と言う訳にはいかないものの、この日は合わせて３編成の３０００系を撮影する事が出来、私自身、満足する事が出来た。

最後に、３０００系以外に、この日撮影した画像を、少しだけご紹介したいと思います。

複々線区間を行く東急４１１０Ｆ「渋谷ヒカリエ号」

雪の影響で、運用が乱れ、この日は昼過ぎまで小手指車両基地に入庫していた東急４１１０Ｆ。午後から５２Ｋ運用に入り、戦列に復帰した。

８両編成で運用に就いていた３８１０３Ｆ。

日頃は、相棒の３２１０１Ｆと組んで、１０両編成で運用に就いている３８１０３Ｆ。この日は、相棒を切り離し８両編成で走行。日頃、あまり先頭に立たないクハ３８１０３が先頭に立ち、各停運用にも入った。

２５３３Ｆ＋２５３１Ｆの各停豊島園行き。

新宿線では、ごく当たり前のように見る事が出来る２０００系の４＋４編成も、池袋線では珍しい光景。更に２連を加えた２＋４＋４編成なら、よく見かけるものの、このように４＋４と言う８両編成は、石神井公園駅の引き上げ線での折り返しの際、乗務員が、４両目と５両目の間を通り抜ける事が出来ない為、普段はあまり運転されていない。これも雪の影響と言えるかもしれない。