雪景色の中を走る西武多摩湖線１０１系

２月８日、関東地方は記録的な大雪となった。積雪量は、なんでも４５年ぶりの記録だとか。

翌９日は、東京都知事選挙の投票日。お天気は回復し、暖かな１日となった。天気も回復したとなれば、雪景色の中を走る西武線を撮りたくなる。１１時頃、自宅を出発し、まずは知事選挙の投票へ。足元が悪く、投票所まで、だいぶ時間がかかってしまったが、それでも１１時３０分頃には終了。早速、萩山駅へと向かう。

雪景色の中を走る列車。まず最初に思いついたのが、西武多摩湖線を走る、最も雪が似合わないあの車両。萩山駅構内に入り、２番ホームの小平方でカメラを構えると、狙い通り、あの車両がやって来た。

萩山駅に進入する２４９Ｆ「夏」

雪景色とのコラボをどうしても撮影したかった２４９Ｆ「夏」。運良く、多摩湖線の運用に就いていたので、まさに狙い通りだった。

この後も、暫く萩山駅周辺で撮影する事に。この日の多摩湖線は、なかなか良い顔ぶれで、もう１本、季節外れの車両が運転されていた。

西武遊園地から戻って来た２５１Ｆ「秋」

同じく、多摩湖線で運用中の四季の電車２５１Ｆ「秋」。夜間の留置場所の関係なのか、２４９Ｆ「夏」よりも、屋根上の積雪量が多い。秋なのに雪。まあ、これもある意味季節外れかと。

２５１Ｆ「秋」の国分寺行きが発車すると、これから先、１５時頃まで、国分寺～萩山間、萩山～西武遊園地間の区間運転の時間帯となる為、一橋学園で「夏」と「秋」の交換が見られるようになる事から、一橋学園へと移動するが、その前に、西武遊園地からの萩山止まりも撮影しておきたくなり、３番ホームへと移動する。

萩山駅２番ホームに入線する１０１系。

萩山～西武遊園地間の区間列車の運用に就く白一色の１０１系。雪景色の中では、まさに保護色と言える。

この後、１番ホームに停車していた２５１Ｆ「秋」の国分寺行きで一橋学園へ移動。いつもの一橋学園１号踏切より、交換シーンを撮影する事に。

２４９Ｆ「夏」の国分寺行きを縦アンで。

まずは、上り列車として入線してくる２４９Ｆ「夏」を、縦アンで撮影してみた。

一橋学園駅で並んだ２４９Ｆ「夏」と２５１Ｆ「秋」

「夏」と「秋」との並びは、２月３日夕方、萩山駅で撮影していたのだが、昼間の一橋学園駅での交換シーンは押さえておきたかったので、ずっと狙っていたのだが、更に雪景色とのコラボでの並びが撮れるとは思っていなかっただけに、これは嬉しい誤算だった。

この後、一橋学園駅周辺で昼食を摂った後、国分寺線の３０００系を撮影する為に、小川へ移動する事にしたのだが、その道中、青梅街道駅のホーム先端から撮影したくなったので、予定を変えて、青梅街道駅で下車。進入してくる国分寺行きを撮影する事にした。

青梅街道駅に進入する２５１Ｆ「秋」

２５１Ｆ「秋」による国分寺行きの撮影を以て、多摩湖線の撮影を終了とした。この後、萩山経由で小川へと向かい、国分寺線の撮影に移行した。

さて、雪景色の中を走る多摩湖線を撮影してから５日後となる２月１４日の事。関東地方は、再び朝から雪が降り、夕方の帰宅時間帯には、かなりの積雪量となった。中央線快速電車が、人身事故やシステム故障の影響を受けて、ダイヤが乱れていた為、西武新宿線へ自主的に振り替えて帰宅する事にしたのだが、井荻から乗車した拝島行きで萩山駅に着くと、運良く、多摩湖線の国分寺行きと西武遊園地行きが到着しており、こんな並びを撮る事が出来た。

雪が降り続く萩山駅で並んだ２４９Ｆ「夏」と２５１Ｆ「秋」

朝から雪が降り続いていた為、地元、萩山駅のホームも、ホームの拝島・西武遊園地方は、御覧のようにホーム上にも雪が積もり始めている状態だった。そんな中、この２本が並んでしまっては、撮らない訳にはいかなくなる。足場の悪いホームを慎重に移動して、「夏」と「秋」のツーショットを押さえた。