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銀河鉄道バスで行く赤電撮影会の旅 後編

お待たせいたしました。それでは、赤電撮影会の後編です。

クモハ152車内で、美味しいいなり寿司とけんちん汁を食べた後、車内でしばし休息。この日の高崎は、かなり暑かった事もあり、冷房の利いた車内から外へ出るのが辛くなってきた。

そんな中、撮影会も後半戦へと突入し、昔懐かしい前頭板を再現すると言う。参加者の方が持ち込んだもので、西武401系の前身である、411系も、新製当時は行先方向幕が設置されず、前頭板を差して対応していた。

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昔懐かしい前頭板も登場。

私自身、物心ついた頃には、既に各形式共に行先方向幕が設置されており、このような前頭板による行先表示を見た記憶は無い。その為、これはとても新鮮に見えた。

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多摩湖線ユーザーとしては無視できない板。

前頭板は、西武新宿や本川越など、数種類が持ち込まれており、時間を区切って全ての板を撮影する事が出来た。お持ちいただいた方、本当にありがとうございました。

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多摩湖線一橋学園行き。

2013年3月16日のダイヤ改正まで残っていた、多摩湖線の国分寺~一橋学園間の区間列車。多摩湖線に赤電が走っていた1990年までは、「国分寺~一橋学園」と言う幕が、351系の一部の車両にしかなく、両駅表示の幕が入っていない車両が、この運用に就く時には、御覧のように「国分寺~一橋学園」と言う札をぶら下げて運転していた。

この後、デキが移動。そして、元701系である155Fが少し前進してきて、151Fと並びで撮れるようになった。そこで、今度は155Fと絡めて撮影を続ける事に。

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快速急行西武遊園地行き。

休日の朝、運転されていた西武新宿~西武遊園地間の快速急行。1990年ごろまでは、西武新宿からの直通列車でありながら、4両編成で運転されていて、401系の2連×2と言う編成が運用に就いていたのは見た記憶がある。赤電、451系辺りで2連×2の快速急行も運転されていたと思うのだが・・・

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拝島・西武遊園地行き。

かつては終日見る事が出来た拝島・西武遊園地行き。新宿線から拝島線・多摩湖線へ直通運転をする列車は、長年、我が地元、萩山駅で分割併合作業が実施されていていたが、分割作業に関しては、2012年6月30日のダイヤ改正で廃止された。残る併合作業も、2013年3月16日のダイヤ改正で廃止されてしまった。

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準急新所沢行き。

やっぱり新所沢行きは、急行じゃなくて準急の方が似合います。

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急行本川越行き。

ここで、新宿線系統の行先表示は終了。この後は、いよいよ池袋線系統へと進んで行くが、前半からの新宿線系統で満足してしまった事、更に気温の上昇もあり、日陰に入って休憩する時間の方が長くなり、あまり撮影はしていない。また、上信電鉄さんからの更なるサプライズで、デキの運転台を見させていただけたのだが、こちらも昨年、別の機会でデキに乗車している為、私自身は省略してしまった。

そんな訳で、数少ない池袋線ネタから、ほんの一部をご紹介します。

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準急豊島園行き。

準急豊島園行きは、実際に池袋~豊島園間で1988年まで平日の朝、運転されていた。当時は、車両数も少なく、朝ラッシュ時に池袋駅に到着した車両を、急いで送り込んで、再び上り列車に運用する為の苦肉の策と言える運用で、途中停車駅は練馬のみと言うもの。

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急行池袋行き。

そして、最後は、懐かしいヘッドマークも登場。

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急行「奥武蔵」

「奥武蔵」の古いヘッドマークが出てきたので、小さい種別番の「急行」と組み合わせて撮影してみた。

この後、151Fは、構内をゆっくりと1往復して撮影会は終了となった。151Fが往復している間に、155Fを撮影する事に。

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下仁田ジオパークのラッピング車となっている155F。

こうして、暑い熱い撮影会は、お開きとなった。

帰りのバスの出発まで残り40分。ちょうど、上信電鉄の最新鋭車両7000形が、高崎に到着すると言うので、上信電鉄の本社近くの撮影ポイントへ移動し、撮影してみた。

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上信電鉄の最新鋭車両、7000形。

2013年にデビューした上信電鉄の最新鋭車両7000形。デビュー当初は、ラッピングが施されずに、クリーム色一色で運転を開始したが、本年2月に投票により選ばれたデザインが車体に施され、3月1日より、この姿での営業運転を開始した。クモハ7001には、パンタグラフが2基搭載されているが、この日は、御覧のように下仁田方のパンタグラフは下ろされた状態だった。上信電鉄初のVVVF制御車である7000形。ちらっと聞いたモーター音は、何となくJR東海の313系に近いように聞こえた。

この後、高崎駅構内のNEWDAYSで、自宅へのお土産である漬物と、車内で呑むビールを購入。バスに乗り込んだ後、一部の参加者の方達と、車内で祝杯をあげた。とても暑い一日だったので、車内で呑んだ冷たいビールは格別だった。帰りのバスの車内でも、貴重な映像を見ながらの移動となり、退屈な思いをする事無く、東村山まで帰る事が出来た。幹事の皆様方、ありがとうございました。

さて、前編の冒頭で触れた謎のお姉様。幹事さんより、所沢到着時に、その正体が明らかになりました。彼女の正体は、漫画家のうっかりかこ先生。Webコミックサービス「comico」で、「のぞいて見ルンバ」という作品を連載しており、毎週水曜日に更新されている。今回、この赤電撮影会に潜入取材されていたそうで、その模様は、いずれ発表される事と思うが、今回のイベントが、彼女にとって、どのように写ったのか。こちらも注目して行こうと思う。

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