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西武新宿から西武秩父まで直通運転! 特急「おくちちぶ」2日間だけの復活

三連休初日、7月19日のお話です。

西武鉄道は、7月19日と20日に開催される「秩父川瀬まつり」に合わせて、西武新宿から西武秩父まで、臨時特急「おくちちぶ」を1往復運転した。

特急列車の「おくちちぶ」は、1976年から1993年まで、5000系初代レッドアローを使用して、西武新宿から西武秩父まで1往復運転されていた。その後、新宿線には特急「小江戸」が登場した事により、西武新宿発着の「おくちちぶ」は廃止され、列車名のみ、池袋線で、土曜・休日ダイヤで2往復、入間市を通過するタイプの列車に、列車名が受け継がれたが、こちらも2003年に廃止となってしまい、以降、11年間、「おくちちぶ」の列車名は封印されてしまった。

今回、秩父川瀬祭りの開催に合わせて、2日間だけ復活することになった「おくちちぶ」。西武新宿発着としては、21年ぶりの復活となる。そこで、初日となった7月19日、地元で「おくちちぶ」を撮影することにした。向かった先は、小平~久米川間、東萩山小学校付近の側道。通過約10分前に行くと、待機されている方が一人。西武沿線を中心にご活躍されているSSK氏だった。早速挨拶をして、ご一緒させていただくことに。そして数分後、「おくちちぶ」がやって来た。

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小平~久米川間を行く臨時特急「おくちちぶ91号」

この日、「おくちちぶ」に充当されていたのは、現在、新宿線で運行中の10106Fだった。西武新宿発着の「おくちちちぶ」は、新宿線の特急「小江戸」運転開始と合わせて廃止されたため、10000系による「おくちちぶ」が新宿線を走るのは、今回が初めてという事になる。

なお、上り列車は、祭りの内容に合わせて、92号と94号の2種類が用意されており、初日の19日は、花火大会の開催に合わせて、遅い時刻で設定された94号で運転されるため、走行写真の撮影は不可能。よって、臨時特急「おくちちぶ」の撮影は、これにて終了となった。

ちなみに、気になる乗車率であるが、「小江戸」が通過する田無駅にも停車させるなど、色々と工夫はしたようだが、告知が遅かったせいか、乗客の姿は少なめだった。

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