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西武多摩湖線 夏休み親子体験イベントに伴う臨時列車を撮影する

8月16日のお話です。

西武鉄道及びグループ各社は、以前より「こども応援プロジェクト」と称して、グループ各社の現場への職業体験プランを展開しているが、我が地元、西武多摩湖線でも、「親子でGoGo!! 目指せ未来の鉄道員!!」と称した親子体験イベントを、8月16日と17日の2日間開催した。

親子体験イベントと言う事で、参加資格は、小学生のお子さんと保護者のペア。独身・子供なしの私には、当然、参加資格は無い。しかし、西武鉄道の公式サイト内のリリースによると、昨年の親子イベントとほぼ同じ内容であり、萩山~西武遊園地間に臨時列車も運転されると言う。

そこで、昨年同様、今年も、このイベントに合わせて運転される臨時列車を撮影する事にした。まずは、昨年、息子さんと、このイベントに参加された方に、臨時列車のダイヤを確認。昨年は撮影できなかった、萩山駅3番ホームから、出庫点検の体験が行われる留置線の4番線へ向かう臨時列車から撮影を開始する事にした。昨年は、萩山駅3番ホームから、12時53分に発車したとのこと。そこで、この時間に合わせて、萩山駅3番ホームに向かった。すると、12時45分頃に、参加者の皆さんが続々と3番ホームに現れ、係員の誘導により、ホームの拝島方先端に集合していた。と言う事は、このホームの下り方先端に車両を止める事になるのだが、そうすると、停止位置目標は・・・ 

12時47分発の小平行きが発車した後、留置線より、101系ワンマン車が3番ホームにゆっくりと入線してきた。

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親子体験イベントの参加者達が待つ3番ホームに入線する241F。

この日、親子体験イベントの臨時列車に使用されたのは、7月に多摩川線から戻って来たばかりの241F。屋根上のベンチレーターがすべて撤去されているのが特徴の編成である。

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駅係員が手旗で停止位置を誘導。

実は、3番ホームの下り方に4両編成を停車させるとなると、それに見合う停止位置目標がない。以前は、この場所に、入庫用の停止位置目標が有った筈だが、現在は撤去されているため、このように、駅係員が手旗で停止位置を誘導すると言う光景を見る事が出来た。

これも、駅員さんの大事な仕事だと思うのだが、参加した子供達がこの光景を見る事は無かった。

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4000系再び新宿線へ 西武新宿~西武秩父間直通列車 夏休みも運転

夏休みに入り、8月2日から17日までの土曜・休日に、西武新宿~西武秩父間の直通列車が4000系を使用して運転された。

この直通列車、5月3日と4日にも運転されたが、今回も西武新宿~所沢間は急行、所沢~西武秩父間は快速急行での運転となっている。その為、前回は、新宿線内で4000系による「急行 西武秩父」幕を表示して運転していたが、今回、4000系の方向幕は「臨時」幕で運転していると聞いた。前回の運転時とスタイルが違うと聞くと、やはり記録しておきたいという気持ちになり、運転も残り2回となった8月16日の朝、西武新宿から西武秩父へ向かう下り列車を、こんな所で撮影してみた。

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新宿線から池袋線への連絡線を行く4000系の臨時列車。

と言う訳で、この日撮影したのは、所沢駅から歩いて5分少々の所にある、新宿線の線路を見下ろす事が出来る地点。ここから、連絡線をクネクネと曲がって行くシーンを撮影してみた。本当は、もう少し手前で撮影した方が、更にクネクネ感が強調できるのだが、草がかなり生えていたため、この場所での撮影となった。

さて、ゴールデンウィークに続けての運転となった、4000系による西武新宿~西武秩父間の直通列車。この日、撮影時にちらっと車内を見てみたが、空席が目立つ状況だった。今回の運転では、駅の掲示しか出ていなかったようで、やや宣伝不足かなと言う感じがした。そして、上り列車に関しては、天候やダイヤ乱れにも左右される日が多く、8月10日の上り列車に関しては、西武秩父線の運転見合わせにより、4000系が使用できず、池袋線へ貸し出されていた新宿線所属の38113Fが代走したり、最終日となった8月17日は、同じく西武秩父線の線路内点検の影響で、秩父鉄道から直通する急行列車が、そのまま西武新宿行きとして運転される等、不運も相次いだ。

秋以降、4000系による西武新宿~西武秩父間の直通列車が運転されるだろうか。出来れば、4000系ではなく、10000系NRAによる「おくちちぶ」の運転を期待したいところだが、そう思っているのは私だけだろうか。

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2日間の限定運行!「妖怪ウォッチ」ラッピング車20152Fが新宿線へ

さて、近江鉄道ネタはまだまだ続きますが、ここで地元の旬な話題をお送りしたいと思います。

7月19日より開始した「2014夏休み『妖怪ウォッチ』西武線スタンプラリー」も、残すところあと数日。このイベントに合わせて運行を開始した20152F「妖怪ウォッチ」ラッピング車も、間もなく運転を終了することになる。このおラッピング車に関する問い合わせも多いのか、その日の充当列車については、西武鉄道の公式サイト内に発表されるようになった。その為、この編成の撮影も計画的に行えるようになった。

このまま、8月31日の最終日まで、池袋線で各停運用を中心に運行されえるものとばかり思っていたが、8月27日と28日の2日間限定で、新宿線を走る事が公式サイトで発表された。2日間だけの限定運行。これは是非とも押さえておきたい。

そこで、8月27日の帰宅時に、西荻窪からバスで上石神井へと向かい、新宿線で営業運転中の20152Fを撮影する事にした。その日の充当列車が、公式サイト内で発表されるのは、新宿線でも同じこと。上石神井で5169列車に充当中の同編成を捉える事が出来た。

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各停田無行き5169列車に充当中の20152F。

上石神井駅に停車中の20152F。側面のラッピングは、あまり入らなかったが、正面にはヘッドマークも掲出されているし、行先も新宿線の駅名が表示出来ているので、「妖怪ウォッチ」ラッピング編成が新宿線を走っていると言う証拠としては充分かと。

この後、20152Fは、拝島線にも入線する。そこで、萩山へ先回りして、5319列車に充当中の同編成を出迎える事にした。

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萩山駅に進入する20152F。

この5319列車は、萩山駅20時40分着であるが、20時38分に発車する、国分寺発の西武遊園地行きの発車が少し遅れていたせいか、スピードを落として入線して来てくれたので、ホームの中ほどでも、進入シーンを撮影する事が出来た。

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停車してから、もう一度撮影してみる。

20152Fは、デビュー当時、新宿線の所属だった。それだけに、2日間の限定運行は、まさに里帰りと言っても過言ではない。スタンプラリーに励む子供たちにとっても、夏休み最後の良い思い出になった事だろう。

2日間の限定運行と言う事で、翌8月28日も、新宿線での運転が計画されていたが、早朝に発生した人身事故の影響により、ダイヤが大幅に乱れてしまったため、20152Fの新宿線での運転は、予定よりも早く昼頃で終了してしまった。出来れば、この日も帰宅時に撮影をしたいと考えていただけに、残念でならない。

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近江鉄道ミュージアム鉄道資料館を見学する

さて、高宮駅で臨時列車を観察した後は、昼食休憩をはさんだ後、彦根へと戻り、駅構内にある近江鉄道ミュージアム鉄道資料館を訪問した。

近江鉄道ミュージアム鉄道資料館は、2007年3月~11月に、彦根城築城400年祭の一環として開設された。貨物輸送廃止後も残されていた貴重な電気機関車や貨車等を展示していたが、好評だった事から、翌年以降も、月に1日程度公開しており、現在でも継続している。この日はゴールデンウィーク期間中と言う事もあり公開されていた。

ミュージアムへは入場料200円が必要となるが、まずは料金を払わずに見られるエリアに置かれている、この車両から観察する事にした。

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部品取り車両となっているクモハ291。

2009年3月9日に実施された甲種輸送rで、269Fと共に旅立ったクモハ291。2両編成で旅立った269Fとは対照的に、当初よりクモハ291のみで譲渡されている事から、部品取りとして譲渡された事は、当初から明らかだったが、こうして彦根駅構内の片隅に、雨ざらし状態で置かれている姿を見てしまうと、既に営業運転を開始している900形や100形とは対照的な状態に、寂しさを感じてしまう。

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保育園の遊戯スペースとして利用されているモハ501号車。

彦根駅東口にある近江鉄道が運営する保育園「ほほえみ園」の遊戯スペースとして利用されている500系モハ501号車。500系は、1969年から1983年まで6編成12両が、彦根工場で製造されたが、2004年より順次800系に置きかえられていった。現存する500系の車体は、「ほほえみ園」の遊戯スペースとして残されているモハ501号車のみと言う事で、近江鉄道ミュージアム鉄道資料館の展示車両ではないが、撮影しておいた。

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けいおん!!オンリー同人誌展示即売会に伴う近江鉄道の臨時列車を撮影する

ゴールデンウィーク遠征記をもう少し続けます。今回は5月5日のお話です。

前日に引き続き、宿泊先のホテルサンルート彦根からのスタートとなる。

この日、近江鉄道では、豊郷小学校旧校舎群で、アニメ「けいおん!!」のオンリーイベント「桜高新入生歓迎会!!4じかんめ」が開催されることになっていた。会場の最寄り駅は、近江鉄道の豊郷駅。その為、近江鉄道では、臨時列車を運転したり、定期列車の行先を変更し対応する事になった。この話は、前夜の飲み会でも話題になり、何と言っても注目すべき点は、通常運転されていない豊郷行きの存在とのこと。東京へ帰る前に、この豊郷行きを含めた、臨時列車の観察をする事にした。

彦根駅に掲示された時刻表によると、臨時列車1本目は、10時02分発の八日市行き。そこで、この列車に先行する9時36分発の多賀大社行きで高宮駅へ向かう事にした。9時48分、高宮駅に到着。豊郷に向かう人は、ここで、高宮始発の八日市方面へ向かう列車に乗り換えとなるが、待機していた近江八幡行きは、こんな車両だった。

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800系804Fによる高宮始発近江八幡行き。

近江八幡行きとして待機していたのは800系804F。この編成の種車は、西武鉄道401系423F。423Fは、雨どいの低いタイプでは、唯一、ドアのガラスが金属押さえタイプになっている車両。これは、401系への改造の際に、入場順が一部入れ替わった事によるもので、異端編成の一つである。

高宮駅到着早々、いきなり特徴のある編成に出会えて、私のテンションも上がってしまう。そして、更にテンションを上げる編成が、およそ10分後、高宮駅にやって来た。

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800系810Fによる彦根行き定期列車。

810Fによる彦根行き。この810Fの種車は、西武鉄道401系427F。先程の804Fの種車となった423Fとは対照的な編成で、雨どいの高いタイプの編成では、唯一、ドアのガラスがHゴム固定となっている編成。これは、改造時に、423Fと427Fの入場順が入れ替わった事によるもので、高宮駅到着から、わずか15分ほどで、この2編成に遭遇する事が出来るとは、本当に高宮駅に来てよかったと思った。

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近江鉄道 貸切列車「もぎりん号」に乗車する その2

さて、貴生川に到着した「もぎりん号」は、9分間停車した後、再び彦根へ向けて折り返す。

往路は各駅停車での運転だったが、復路は快速運転。途中、水口・日野・桜川・八日市・愛知川のみ停車で、それ以外の駅では通過となる。吊り掛け車で駅を通過する瞬間を味わったのは、いつ以来だろうか。

そんな訳で、復路も、これらの停車駅のうち、日野と八日市では約10分間の停車時間がある。12時09分、まずは日野駅に停車。約10分間の停車時間を利用して、モハ226を撮影してみた。

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日野駅に到着した「もぎりん号」

暫くの間、構内踏切で撮影していると、方向幕が動き出した。

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「快速 彦根」幕に変わる。

今では、全列車が各駅停車での運転となってしまった近江鉄道だが、2013年3月のダイヤ改正までは、快速列車が設定されており、今でも方向幕は残されている。今回、復路は快速運転と言う事もあり、ここから先、彦根まで「快速 彦根」幕で運転する事になった。

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ホームの屋根が220形1両分にピッタリ。

それにしても、この日野駅は、とても良いムードで、なんだか心が落ち着く。今回、初めて訪れたが、お気に入りの駅になってしまった。

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近江鉄道 貸切列車「もぎりん号」に乗車する その1

8月8日から10日まで、近江鉄道沿線へ出かけてきました。この模様は、少しずつ記事にしていきたいと思っていますが、近江鉄道へは、5月4日から5日にかけても訪問しています。お話の流れから、今回は、まず5月の訪問記から先に書いていきたいと思います。中途半端になってしまった、ゴールデンウィークの遠征記の続きを首を長くして待っていた皆様、大変お待たせいたしました。暫くの間、お付き合いいただければ幸いです。

5月4日、宿泊先である、ホテルサンルート彦根からのスタートとなる。

滋賀県の湖東地域を走る西武鉄道のグループ企業、近江鉄道。在籍車両も、殆どが西武鉄道からの譲受車と言う事で、西武鉄道沿線で育った私には、馴染みやすい環境ではあるが、実は、今回が初めての乗車だったりする。今回、何故、近江鉄道へ向かったか。それは、滋賀県を中心に活躍されている、もぎり屋さんが、吊りかけ電車220形の走行音の録音を目的とした、貸切列車を運行することになったからである。

9時20分、ホテルを出発し、集合場所である近江鉄道の彦根駅へと向かう。集合時間まで、まだ少し時間が有ったが、既に数名の参加者が到着していた。早速、挨拶を交わした後、受付を済ませる。そして、改札口付近へと向かうが、まだ220形は入線していない。そこで、駅構内を見渡してみると、トイレとエレベーターの前から、車庫の入替風景が撮れる事を発見。早速、車庫内の入替シーンの撮影からスタートさせる事にした。

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滋賀県警・JA共済滋賀県本部のラッピング電車になっている822F。

まず、車庫から出てきたのは、820形822F。元西武401系の譲受車のうち、2編成だけは改造内容が簡易化されたため、別形式扱いとなっており、御覧のように、西武時代の姿に近い形となっている。この822Fは、元西武431Fで、現在は、滋賀県警・JA共済滋賀県本部のラッピング電車となっている。

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西武多摩湖線の運用に復帰した241F

8月8日から10日かけまして、近江鉄道沿線へ遠征していましたが、私が地元を離れている間に、多摩湖線に車両の動きがありましたので、今日はその話題をお送りしたいと思います。

7月6日に実施された甲種輸送で、多摩川線から本線側に復帰した241F。その後は、南入曽車両基地に留まり、西武園線で運用されていたが、Twitterのフォロワーさんの書き込みによると、どうやら8月8日の夕方頃より、西武多摩湖線の運用に復帰した模様。

いつかは多摩湖線の運用にも復帰するとは思っていたが、何もこのタイミングで入らなくても・・・こうなると、いち早く同編成に乗りたいと言う事になるのだが、11日の朝の出勤時に遭遇したので、国分寺駅で撮影してみた。

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国分寺駅7番ホームに停車中の241F。

出勤途中、更にこの運用は、普段は午前中、夏休みシーズンは不定期列車があるとは言え、午後には玉川上水車両基地に入庫してしまう運用と言う事もあり、この日の撮影はここまで。

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翌日、再び出庫してきた241Fを萩山で撮影。

そして翌12日の夕方、241Fは出庫してきたので、萩山駅の通路から撮影。ベンチレーターがすべて撤去されているのが特徴である241F。とりあえず、今回も屋根上が解るように撮影してみたが、最近になって257Fのクハ1258の一部ベンチレーターの撤去作業が、車両基地で実施されており、241F以外の101系ワンマン車でも、ベンチレーターを撤去する可能性が出てきた。現時点では、屋根上を見れば、これは間違いなく241Fと判別できるが、いずれは車両番号を見ないと判別できない日が来るかもしれない。

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しなの鉄道の観光列車「ろくもん」の回送列車を撮影する

さて、姨捨駅で「懐かしの115系湘南色号」を撮り終えた後に立ち寄ったのは篠ノ井駅。

長野新幹線開業時に、並行在来線を引き継ぐ形で開業した第三セクターのしなの鉄道。来年春、北陸新幹線開業後には、信越本線の長野~妙高高原間も、しなの鉄道北しなの線として引き継ぐ事が決定しているが、7月11日より、長野~軽井沢間に観光列車「ろくもん」の運転を開始した。

観光列車「ろくもん」は、しなの鉄道の主力車両である115系電車を改造したもの。列車愛称の由来は、真田氏の「六問銭」で、デザインは、JR九州の「ななつ星」等を担当した水戸岡鋭治氏が担当。115系は、この2日間、「懐かしの115系横須賀色」「懐かしの115系湘南色」と、国鉄色編成を何度も撮影してきたが、今回デビューした「ろくもん」も115系。果たして、どんな姿に生まれ変わったのか。実際に自分の目で確かめてみたかったが、残念ながら、「ろくもん」の運行ダイヤと、「懐かしの115系湘南色号」とのダイヤがうまく合わなかったのだが、軽井沢発の下り「ろくもん」の長野到着後、車両基地のある戸倉へ向かう回送列車なら、何とか撮影が可能と言う事が解り、姨捨からの帰り道に、篠ノ井駅に立ち寄って撮影する事にした。

17時59分頃のこと。「ろくもん」の回送列車が、篠ノ井駅にやってきた。

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篠ノ井駅に進入する、しなの鉄道「ろくもん」の回送列車。

「ろくもん」に改造されたのは、115系S8編成。(クモハ115-1529+モハ114-1052+クハ115-1021)115系は、3扉車であるが、御覧のように中ドアは埋められ2扉車となっている。「ろくもん」は、1日3本(軽井沢発2本・長野発1本)運転されているが、このうち、「ろくもん1号」と「ろくもん2号」には、食事付きプランも用意されており、車内で沿線の景観を楽しみながら美味しい食事を楽しむ事もできると言う。

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1分ほど停車した後、戸倉へ向けて発車。

「ろくもん」の回送列車は、篠ノ井駅に1分ほど停車した後、戸倉へ向けて発車した。短い停車時間では、各車両をじっくり見る事は出来なかったので、この車両に関しては、いずれ改めて、じっくりと観察したいと思っている。

撮影後、しなの鉄道の快速列車で長野へ。「ろくもん」と同じ115系ではあるが、この115系が、あそこまで変化したとは・・・と「ろくもん」との違いに驚きながら長野へと向かった。

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坂城駅構内で保存されている169系S51編成を訪ねる

さて、「懐かしの115系湘南色号」を稲荷山で撮影した後は、いったん長野へと戻り昼食休憩。その後、しなの鉄道の列車に乗車し、坂城へと向かった。

2013年4月29日、惜しまれながらも引退した、しなの鉄道の169系。4月27日から29日までの3日間は、169系のラストランイベントが行われ、最後まで残ったS51編成・S52編成・S53編成を連結した9両編成の列車も運転し、有終の美を飾った。

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湘南色に復元されたS51編成を先頭に、9両編成で軽井沢を目指す169系。(2013年4月27日撮影)

さよなら運転で先頭に立ったS51編成は、沿線の坂城町が町のシンボルにと、同編成を引き取り、坂城駅構内で保存することになった。また、9両編成の中ほどに連結されたS52編成は、クモハ169のみが軽井沢駅構内で保存されている。しかし、それ以外の車両は、残念ながら解体されてしまった。

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臨時快速「懐かしの115系湘南色号」運転

7月21日のお話です。

長野遠征2日目。宿泊先の長野第一ホテルからのスタートとなる。長野駅から徒歩2分と言う立地条件にある少々古めのホテル。実は、20年以上前に、一度宿泊した記憶がある。今回、遠征計画を立てる際、宿泊料金の安さと、9階に男性用展望風呂と露天風呂があると言う事を知り、予約した。実際に風呂を利用してみると、長野駅が真下に見えており、鉄道ファンにとっては、なかなかの眺め。露天風呂からは、流石に駅は見えなかったが、下を走る115系の走行音等は心地よく感じた。また露天風呂で出会った人との話も楽しく、疲れた体を休めるには申し分ない環境だった。

そんな訳で、のんびりし過ぎてしまった。この日の目標は、臨時快速「懐かしの115系湘南色号」を撮影する事。長野駅9時21分発の松本行き普通列車で出発する。目指すは、篠ノ井線の稲荷山。車両は、前日も大糸線で利用したE127系。ワンマン運転の筈だが、先頭車の乗務員室には、運転士を含めて3人の乗務員が乗っている。実際にハンドルを握る運転士の喚呼の声がかなり大きかった事から、どうやら新人運転士とその指導員、そして便乗の3人と言うことのようだ。実際に、篠ノ井から篠ノ井線に入ると、稲荷山までの直線区間を利用して、速度目測訓練も実施していた。そんな中、稲荷山で降りようとすると車掌が現れる。あれ?ワンマン列車なのに・・・と思っていると、どうやら車内改札要員として乗っているらしい。青春18きっぷのシーズンだからなのか、真相は不明だが、車掌を乗せているのであれば、ワンマン運転は中止してほしいものだ。

さて、列車は稲荷山駅に到着。ここから20分ほど歩いたところにある、有名撮影ポイントを目指すのだが、道を間違えたらしく、予定よりも10分ほど余計にかかってしまった。辿り着いた踏切は、この時点で先客が8人ほどだった。まあ、この時点では、充分キャパがあったので、私もそこに混ざって撮影する事に。更に通りかかった地元の方からは、80系やEH10と言った懐かしい車両の話も聞けて、この時点ではとても楽しかった。

懐かしい話が終わった頃、後方より上り普通列車が接近。後追いではあるが撮影してみる事に。

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211系3000番台車による甲府行き普通列車440M。

まず、この場所で最初に撮影したのは、211系による甲府行き普通列車。私自身、211系は好きな車両なので、この長野色の211系も気に入っている。これでロングシートじゃないければと思っているのは、たぶん私だけではないはず。3000番台車の方が多いので、これは仕方がない事なのだが、E127系のように、片側だけでもボックスシートを設置するというような改造をしてほしかった。

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183・189系N101編成の回送。

440M通過から、およそ15分後。183・189系N101編成の上り回送列車が現れた。突然やって来た国鉄特急色車。最初は、この事態がよく飲み込めなかったのだが、この場所に居合わせた方達の話を聞いてみると、どうやら、甲府始発の臨時特急「かいじ」に使用される車両の送り込み回送だった事が判明。いやあ、N101編成の「かいじ」も撮りたかった。

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