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続 横瀬車両基地の現状 クハ3015が解体線へ

今年2月の大雪の影響で、建屋の上屋が被災し、現在、建屋の解体工事が進んでいる横瀬車両基地。弊ブログでは、9月1日の横瀬車両基地の現状を、つい先日、記事にしたばかりだが、9月5日の夜、何気なくツイッターを眺めていると、クハ3015が横瀬車両基地の解体線へ取り込まれている画像を発見。翌6日午後、クハ3015の現状を見に、横瀬へと向かった。

所沢12時52分発の特急「ちちぶ15号」で横瀬へ。およそ50分ほどで横瀬に到着するが、横瀬到着前にデッキへと移動。まずは車内から解体線の様子を撮影する事にした。

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廃車回送から9カ月。L-trainの中で最後まで残されていたクハ3015が解体線へ。

ツイッターで見た画像の通り、解体線の一番奥に、クハ3015が取り込まれていた。

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車内からもう一枚撮影してみる。

9月1日に横瀬を訪れた時は、他の車両に隠れていたため、クハ3015の事は隅々まで把握する事が出来なかったが、改めて解体線に取り込まれた同車両を見てみると、既に正面のガラスは外され、床下機器も一部は外されている。更に屋根上には、歪みも確認できる事から、大雪による車体への損傷が激しかった事が、伝わって来た。

横瀬到着後、いつものように解体線を見渡せる所まで歩いてみる事に。横瀬到着時より降り出した雨は、目的地に到着したときには、土砂降りになっていた。

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公道上よりクハ3015を撮影してみる。

3015Fが横瀬車両基地へ廃車回送されたのは、2013年12月5日のことだった。到着後、すぐに編成を解かれ、中間車はすぐに解体線へ取り込まれてしまった。この時点で、先頭車2両は残されていたのだが、今年1月に、クハ3016のみが解体されたが、クハ3015だけは建屋内で残されていた。この時点で残していたと言う事は、保存を前提としていた可能性が高い。しかし、誰もが予想もしていなかった2月の記録的な大雪。この大雪で、クハ3015に、これほどの被害が出てしまったとは。この場所に移動してしまった事を考えると、大変残念ではあるが、このまま解体と言う流れになってしまうかもしれない。

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