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「ミステリービアトレイン」を追跡する

1か月前、9月27日のお話です。

9月26日と27日の2日間、西武鉄道は、電車内で生ビールを楽しむ事が出来る「ミステリービアトレイン」ツアーを実施した。2日間とも異なる区間を運行すると言うミステリー列車としての運転で、事前に発表されている事は、は、使用車両が2000系であると言う事と、出発駅となる所沢駅と新所沢駅の時刻のみ。しかし、トイレの設備の無い2000系車内でアルコールを提供する以上、途中駅でのトイレ休憩は必須となることから、長時間停車が出来る駅を回るとなると、ある程度の予想は出来そう。

と言う事で、「ミステリービアトレイン」2日目となる9月27日の同列車を追跡する事にした。

当日、ミステリービアトレインは、始発駅の新所沢駅を13時58分に発車し、まずは所沢へと向かう。そこで、私も時間に合わせて所沢駅へと向かった。所沢駅の入線ホームは、2番ホームの他に4番ホームへの入線が考えられるため、ホーム上及びコンコース上の発車案内機に注目する。すると、2番ホームに臨時列車の表示を発見。「ミステリービアトレイン」は、2番ホーム入線と確認した上で、1番ホームの本川越方で待機する事に。そして14時02分頃、「ミステリービアトレイン」が所沢駅に到着した。

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所沢駅に入線する「ミステリービアトレイン」

「ミステリービアトレイン」に使用されていたのは、2000系4両編成のラストナンバー、2545Fだった。所沢駅での停車時間を利用し観察してみると、4両編成のうち、モハ2546にはサーバーが搭載されているため乗車は出来ない為、乗客は残り3両に乗車と言う形になっていた。

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レッドアロークラシック 新宿線へ

今日は、西武多摩川線の甲種輸送並びに秩父鉄道のイベントと掛け持ちで撮影してきました。

秩父からの帰り道。多摩川線から戻って来た245Fの南入曽への回送を撮ろうと、同行した方達と、所沢駅構内の「とこてらす」で暇つぶし。回送列車は、いつもの20時35分ごろだろうと、お茶を飲んでいると、20時15分頃、突然、下のホームから101系電車特有のブレーキハンドルを外した時の音が聞こえてきた。急いでホームに下りるが、既に車両の姿はない。あれは何だったのだろうかと思いながら、そのまま2番ホームで待機。様子を見る事に。そして、20時30分発の特急小江戸号が発車すると、1番ホームの発車案内機に「回送」の文字を発見。先程の事など忘れて、そのまま撮影準備に入る。しかし、1番ホームを良く見てみると、待機している運転士の立ち位置がおかしい。あわてて、待機場所変更。それに合わせたように、1番ホームに列車接近放送が入り、撮影体制に入る。入線してきたのは、101系ではなく、NRAのようだが・・・

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所沢駅1番ホームに停車中の10105F「レッドアロークラシック」の回送列車。

1番ホームに入線してきたのは、なんとレッドアロークラシック。普段は池袋線・西武秩父線で活躍中の同編成だが、11月1日、西武新宿~本川越間で運転される臨時特急列車に、レッドアロークラシックが運用される事が発表されており、今回は、この臨時特急を含めて、期間限定でレッドアロークラシックを、新宿線で運用させるために移動させたもののようである。

日曜夜に、こっそりと新宿線へ移動したレッドアロークラシック。「小江戸号」として新宿線で運用される姿を、また撮りたいなあ。

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371系引退決定 ラストランは11月30日

今年で開業80周年を迎える御殿場線。JR東海では、この秋、同線の80周年を記念して、様々なイベントを企画しているが、華やかな80周年記念イベントの裏で、長年、御殿場線を支えてきた371系電車の引退が、10月20日付のリリースで発表された。

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引退が決定した371系電車。(2012年6月24日撮影)

371系電車は、JR東海と小田急電鉄との相互直通運転用に新造された特急型車両で、小田急電鉄20000形RSEとともに、新宿~沼津間の特急「あさぎり」用として、1991年3月16日より、2012年3月17日のダイヤ改正を以て相互直通運転を終了するまでの21年間、活躍を続けてきた。2012年3月のダイヤ改正後は、定期運用から離脱。1編成しか存在しない371系は、臨時列車用として残され、これまでに何度か、御殿場線や中央西線で臨時列車として運転されてきたが、御殿場線80周年記念の一環として、11月22日から30日までの土曜・休日に、浜松~松田間で運転される臨時急行「御殿場線80周年371号」を以て、引退する事になった。

新幹線車両にも似たデザインの371系は、私のお気に入り車両の一つ。「あさぎり」運用から引退後は、団体専用列車用に改造され、新たな任務が与えられるというような静岡新聞の報道もあったので、371系の動向を静かに見守っていたが、結局は改造されることなく、引退する事が決定。まだまだ371系の雄姿を見たかっただけに、とても残念である。2012年12月には、臨時快速「いわたウォーキング号」として、およそ半年ぶりに371系が走ると言う事で、読売新聞静岡支局さんから取材を受け、371系復活をテーマにコメントさせていただいたのも、今となっては良い思い出です。

引退まであと1カ月少々。11月最後の土日は、何としても御殿場線へ行かなくては・・・

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秋分の日 米タンを撮る

9月23日のお話です。

祝日の火曜日。弊ブログでは、火曜日と木曜日が祝日と重なった場合、祝日恒例企画として、米軍横田基地への燃料輸送列車、通称米タンの観察が有る。日頃はなかなか撮るチャンスがないこの列車。今回はうまくいくだろうか。

地元、萩山から西武拝島線の電車で拝島へと向かう。いつものように北口側へ出て、駅前の専用線の横田1号踏切を渡り、専用線の線路沿いの道を歩く。基地方向へ向かって2つ目の踏切となる、横田2号踏切に差し掛かかると、カメラ片手に待機している人が、なんと3名もいらっしゃる。間違いなく米タンはやってくる。それどころか、このままでは、いつもの横田2号踏切では撮影できそうにない。そこで、今までは撮影した事が無かった、拝島駅前の横田1号踏切で待機する事にした。

10時50分頃、踏切が鳴りだし、前方よりDE11の姿を確認。ゆっくりと近付いてきたところで撮影を開始する。

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横田基地専用線を行く米タン返空列車。

この日、専用線の牽引を担当したのは、DE11 2004号機。DE11の2000番台車は、1979年より製造されたグループで、住宅地にある横浜羽沢駅周辺の騒音対策として、足回りの防音スカートの装着など、通常のDE11とは、異なるタイプの車両である。最近では、DE11の2000番台車が、横田基地の専用線に投入される事も多いようで、後ろに連なるタキ1000形と言い、弊ブログで米タンを初めて取り上げた頃と比較すると、その姿も随分変わったなあと、牽引機を見て実感した。

この後、拝島駅のホーム上で、タキ1000を観察した後、米タンに先行する形で立川方面へ移動する。当初、絶対に被られる心配のない、西立川~東中神間の側道から撮ろうかと思ったが、被らないと言う条件からか、既に先客が多数いらっしゃる事が車内から見えたので、そのまま素通りして、立川から南武線に乗り換えて西府駅へ。ここも、祝日と言う事もあって人も多く、私が到着した時には、ホームの端には、既に先客がズラリと並んでいると言う状況だったが、背後からの撮影には支障がなさそうだったので、この駅で待機する事にした。

西府駅到着からおよそ15分後の事。EF65に牽引された米タンがゆっくりとやって来た。

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西府駅を通過する米タン。

この日、拝島から先、安善までの牽引を担当したのは、EF65 2083号機だった。際どいタイミングで立川行きがあったが、被られることなく、無事撮影する事が出来た。

この撮影を以て、米タンの撮影を終了。南武線で分倍河原へ移動し、京王線で八王子へ。野暮用を済ませた後、西武池袋線の高麗臨を撮影するため、八高線で東飯能へと向かった。

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さよなら3005F 横瀬車両基地へ

では、半月以上前の話になりますが、9月20日のお話の続きです。

今年度も前年度に続き廃車が発生している3000系。まだ今年度の30000系増備車は入線していないが、9月19日には、国分寺線で活躍していた6両編成の3005Fが、横瀬車両基地へ帰らぬ旅に出てしまった。以前と異なり、廃車回送されると、すぐに解体作業の準備に入る傾向にある事から、廃車回送から1日しか経過していなかったが、この日の夕方、横瀬へと向かった。

曼朱沙華輸送の観察を終えた後、飯能から4000系の西武秩父行き各停に乗り込む。しかし、何やら様子が変。なんと車両不具合が発生し、列車自体が運休となってしまった。日没までの時間を考慮すると、少しでも早く、横瀬に辿り着きたい。結局、後続の特急「ちちぶ21号」で横瀬に向かう事にした。

16時44分、横瀬に到着。お目当ての3005Fは、既に3017Fの解体に使用した、暫定的な解体線に取り込まれていた。列車内からは近すぎて上手く撮れなかったため、公道を進み、車両基地全体を見渡せる場所へ移動。撮影を開始した。

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横瀬車両基地へ回送された3005F。

解体線に入った3005F。よく見ると、飯能方3両(クハ3005-モハ3105-モハ3106)のクーラーは外されていた。

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クハ3015を絡めて撮影してみる。

9月5日頃に解体線に取り込まれたクハ3015は、この時点で、まだ解体されていない状態で、広い構内に取り残されたような状態だった。ただ、よく見ると、9月6日に見た時とは、微妙に場所が変わっており、解体に向けた調整が行われいたのかもしれない。

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構内に置かれているE854と絡めて・・・

そして、最後は、建屋の解体作業により、構内に出されたE854と絡めて、3005Fの撮影を終了とした。

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西武池袋線 曼殊沙華輸送を観察する

西武沿線に秋の訪れを告げる高麗の巾着田の曼珠沙華。西武鉄道各駅でも、このシーズンになると、PR用のポスターが貼られているが、今年も花の開花に合わせて、9月20日から、高麗駅への特急の臨時停車及び臨時特急の運転。更に飯能~高麗間の臨時列車の運転が行われた。

そこで、今年も9月20日と23日の2回、北飯能信号所へ出向き、飯能~高麗間で運転されている臨時列車の撮影してみた。まずは、9月20日分から。

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高麗行き臨時列車に充当された3009F。

9月20日、14時頃から北飯能信号所で臨時列車の撮影を始めた。この日、飯能~高麗間の臨時列車に充当されていたのは、御覧のように3009Fだった。3000系も今年度中の引退がほぼ決定的となっているだけに、3000系にとっては、今年が最後の高麗臨と言う事になる。

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20153Fによる飯能行きと交換。

定期列車の合間を縫うように運転される高麗臨。その為、この北飯能信号所で定期列車と交換するが、飯能~西武秩父間を運転する定期の各駅停車も、増結が行われており、一部の列車は、御覧のように4ドア車両に車両を交換して運転している。この日は、御覧のように20153Fが定期列車に充当されていた。

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高麗から折り返してきた3009Fを東飯能6号踏切で撮影。

下り高麗行きは「臨時」幕での運転ではあるが、折り返しの飯能行きは、御覧のように「各停 飯能」幕での運転となっている。見た目だけは、定期列車とあまり変わらないが、上り列車も撮影しておいた。

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お知らせ 上信電鉄貸切列車の参加者の募集を開始します

10月7日加筆:一時的に受付を中止していましたが、本日より受付を再開いたしました。お待たせいたしまして申し訳ございませんでした。

10月27日修正:申込期限を10月31日まで延長しました。

いつも「TOMOの鉄日誌」をご覧頂きまして有難うございます。

お陰様で弊ブログは開設10周年を迎える事が出来ました。既報の通り、11月8日(土)に、上信電鉄で「TOMOの鉄日誌10周年記念号」を運行いたしますが、関係各所との調整がほぼ終了いたしましたので、本日より参加者の募集を開始いたします。

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弊ブログ10周年記念号に使用する予定の150形153F。


日  時:11月8日(土)   

当日は、10時30分頃より、上信電鉄本社前(高崎駅下車徒歩5分程度)にて受付。11時頃より撮影会&車掌体験を開始します。その後、貸切列車で下仁田まで往復して、15時40分頃解散となります。

使用車両:150形153F
     
旧801系の生き残りである150形153F(群馬サファリパーク広告電車)を予定しています。また、撮影会では、旧701系を譲り受けた155Fと並べる予定です。但し、当日の車両運用の都合により、155Fが使えなくなる場合もありますのでご了承ください。

参加費用:3000円~5000円(昼食代込)

当日の参加者の人数により、金額が変動しますので、現時点では、このような形でのご案内となります。人数が確定次第、正式な参加費用をお伝えいたします。なお、当日は、上信電鉄本社にてお弁当をお配りする予定です。お飲み物は、各自でご用意ください。

参加条件及びお願い
・撮影ルール等、団体行動が守れる方。
・小学生以下の方は保護者の方の同伴をお願いします。


参加ご希望の方は、下記メールアドレスまでご連絡ください。その際に、氏名またはハンドルネーム、同行者がいらっしゃる場合は、同行者の氏名またはハンドルネームを記入してください。

tc115_188_friend*yahoo.co.jp(お手数ですが*を半角の@に置き換えて送信してください)

ご連絡をいただいた方には、後日、貸切列車のダイヤなどを折り返しメールにてご案内いたします。締切は、10月25日10月31日を予定しておりますが、それまでに想定人数に達した場合には、期限前に募集を締め切る場合もありますのでご了承ください。

皆様の参加表明をお待ちしております。

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