西武池袋線 曼殊沙華輸送を観察する
西武沿線に秋の訪れを告げる高麗の巾着田の曼珠沙華。西武鉄道各駅でも、このシーズンになると、PR用のポスターが貼られているが、今年も花の開花に合わせて、9月20日から、高麗駅への特急の臨時停車及び臨時特急の運転。更に飯能~高麗間の臨時列車の運転が行われた。
そこで、今年も9月20日と23日の2回、北飯能信号所へ出向き、飯能~高麗間で運転されている臨時列車の撮影してみた。まずは、9月20日分から。
高麗行き臨時列車に充当された3009F。
9月20日、14時頃から北飯能信号所で臨時列車の撮影を始めた。この日、飯能~高麗間の臨時列車に充当されていたのは、御覧のように3009Fだった。3000系も今年度中の引退がほぼ決定的となっているだけに、3000系にとっては、今年が最後の高麗臨と言う事になる。
20153Fによる飯能行きと交換。
定期列車の合間を縫うように運転される高麗臨。その為、この北飯能信号所で定期列車と交換するが、飯能~西武秩父間を運転する定期の各駅停車も、増結が行われており、一部の列車は、御覧のように4ドア車両に車両を交換して運転している。この日は、御覧のように20153Fが定期列車に充当されていた。
高麗から折り返してきた3009Fを東飯能6号踏切で撮影。
下り高麗行きは「臨時」幕での運転ではあるが、折り返しの飯能行きは、御覧のように「各停 飯能」幕での運転となっている。見た目だけは、定期列車とあまり変わらないが、上り列車も撮影しておいた。
続いて9月23日の高麗臨。
この日の臨時列車も3000系での運転であったが、999号こと3011Fが充当されていた。
高麗行き臨時列車に充当中の3011F。
3009F同様、下り列車は方向幕の関係から「臨時」幕での運転。そして、上り列車は「各停 飯能」幕での運転ではあるが、この編成は、皆さんもご存知のとおり、各先頭車のデザインが異なっているため、折り返しも撮っておく必要がある。
高麗から折り返してきた3011Fの臨時列車。
車掌さんがデザインされているクハ3011を先頭にした飯能行きの撮影を以て、この日の高麗臨の撮影を終了とした。
曼殊沙華の開花に合わせて運転を開始した高麗臨。臨時列車の運転は、10月5日までの予定であったが、今年は花の開花のペースが速く、9月末には見頃を迎えてしまった事から、10月4日と5日の臨時列車の運転は、取りやめとなってしまった。3000系の処遇が注目されている時期だけに、出来ればもう1回ぐらい撮影出来ればと思っていたのだが、スケジュールが合わず、今年の高麗臨の撮影は、9月20日と23日の2回のみとなってしまった。
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