本川越から西武秩父まで直通運転! 臨時特急「ちちぶ99号」を撮影する
TOMOの鉄日誌10周年記念号が運転された、11月8日の朝のお話です。
この日、西武鉄道の横瀬車両基地では、「西武トレインフェスティバル2014in横瀬」が開催された。例年、10月の鉄道の日の前に開催されるイベントであるが、今年は、2月の大雪に伴う、横瀬車両基地の検修庫の崩壊により、開催時期が1カ月遅れてしまった。
イベントに合わせて、池袋~横瀬間に3011Fの臨時快速急行が、本川越~西武秩父間で臨時特急「ちちぶ99号」が運転されることになっていた。自らが主催した貸切列車の運転と重なってしまうため、横瀬車両基地のイベントには参加できないが、この会場へ向かう為の臨時列車の撮影はどこかで出来ないものか。時刻表を見ながら検討を重ねる。しかし、主催者である以上、開催地の高崎へは、午前10時頃には到着しなくてはならない為、両方とも撮影するのは不可能。どちらかに絞る必要が有った。そこで、弊ブログの過去ログを確認すると、3011Fの横瀬行き臨時列車に関しては、2010年に運転された実績が有る事から、本川越発の臨時特急のみを撮影する事にした。
新宿線から池袋線へ。特急列車が直通運転をするのは、1976年から1993年まで西武新宿~西武秩父間を運転した「おくちちぶ」がある。こちらは、今年7月に21年ぶり2日間だけの復活運転が行われたが、逆に本川越から西武秩父へ、特急列車が直通運転をしたのは、私自身、記憶にない。しかも、列車名は新宿線内でも「ちちぶ」を名乗る事から、これはしっかりと記録しておきたいところ。しかし、撮影後、速やかに高崎へ移動できる場所でないと撮影できない。そこで思いついたのが、所沢駅の4番ホーム。ここで、新宿線との連絡線を走行するシーンを撮れば、新宿線から来た「ちちぶ」と言う事が解る。
と言う事で、8時10分頃、所沢駅に到着。早速4番ホームへと向かった。まずは、ホーム上の発車案内機を撮影してみる。
所沢駅4番ホームの発車案内機。下段が本川越発の「ちちぶ99号」となるのだが・・・
上段は飯能行き「むさし63号」で、こちらは定期列車。この定期列車の後、5分続行で「ちちぶ99号」が追いかける形となるが、臨時列車とは言え、5分間隔で特急列車が運転されると言うのは、普段なかなか見る事が出来ない光景である。
しかし、この発車案内機を良く見てみると・・・
なぜか「当駅始発」の表示が・・・
ローマ字表記と交互で表示されるのだが、その際に「ちちぶ99号」には「当駅始発」の文字が・・・もちろん、本川越から来るので、当駅始発ではないのだが、この列車、本川越~所沢間は新宿線上り列車、所沢~西武秩父間は、池袋線・西武秩父線の下り列車となり、所沢を境に上りと下りが入れ替わる為、もしかしたら、システム上、このように表示されてしまうのかもしれない。
新宿線との連絡線を行く「ちちぶ99号」
「むさし63号」が出てから数分後、本川越からの臨時特急「ちちぶ99号」がゆっくりと所沢駅4番ホームに入線してきた。レッドアロークラシックこと10105Fの登板が期待されたが、実際にやって来たのは、普段、池袋線を走る10111F。ごく普通のNRAである。横瀬車両基地のイベントに合わせて運転される臨時列車にしては、地味な姿での運転ではあるが、これはこれで良い記録になったと思う。
西武秩父へ向かう「ちちぶ99号」を、4番ホーム上で見送った後、私は3番ホームへと移動。秋津・武蔵浦和・大宮経由で高崎へと向かった。
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