西武池袋線 2000系と9000系の話題
このところ、本業が多忙な上に、弊ブログ10周年記念イベントの準備もあり、ブログの更新がサボリ気味となってしまっていました。毎日訪問していただいている皆様、本当に申し訳なく思っています。
ブログに反映させなければいけない撮影記は、多々ありまして、その中には、今更感漂うものもありますが、備忘記録として、順次反映していきたいと思っています。暫くの間、このような記事にもお付き合いください。
と言う訳で、今回は10月11日から18日までの話題です。
3000系の引退時期も発表され、連日、3000系の運用に注目が集まっている西武池袋線。しかし、10月は3000系も大事だが、2000系も熱かった。まずは、三連休初日の10月11日に、2503F+2501Fの8連が池袋線を走行。普段は、あまり見る事が出来ない、2000系4+4の各停が運転された。
東長崎駅江古田駅を出発する2503F+2501Fの各停豊島園行き。(2014年10月11日撮影)
池袋線に所属する4両編成の2000系は、2501F、2503F、2531F、2533Fの4本。通常は、狭山線の線内運用に使用される他、2両編成の2000系と組み合わせた2+4+4の組み合わせで、池袋線の優等列車に使用されている。10両編成で本線の優等列車に使用される事はあっても、石神井公園駅の引き上げ線の構造上の関係から、4+4の8両編成で走る機会は少ない。
椎名町駅を出発する2503F+2501Fの各停池袋行き。(2014年10月11日撮影)
ちなみに、私自身が池袋線で2000系の4+4を撮影したのは、2014年2月9日以来の事。この日は、雪景色の中を走る3000系を撮りに出かけたが、その際に、2533F+2531Fの各停豊島園行きを目撃した。
さて、10月は、池袋線に所属する8両編成の2000系に不足が生じていたのか、三連休初日には、4+4が走ったが、それ以外にも、新宿線からの助っ人編成も登場。まずは、10月10日から数日間、2093Fが貸し出された。
所沢駅に進入する2093Fの急行池袋行き。(2014年10月12日撮影)
突如として池袋線に現れた2093F。運用初日となった10月10日は、池袋線の行先が上手く表示できず、種別表示のみで走行していたそうだが、翌日以降は、池袋線の行先表示も問題なく表示できるようになり、私が撮影した10月12日には、御覧のように8両編成で優等列車の運用にも就いた。
ツイッター情報によると、この2093F、10月13日には新宿線に復帰。池袋線での運用は、2日間ほどだったようである。そして、2093Fと入れ替わりに、10月15日夜には、2003Fが小手指へ回送された。このまま運用に入るか注目されたが、期待通り、翌16日より、池袋線の運用に入った。池袋駅へ8両固定編成の旧2000系が営業運転で入るのは、2009年11月23日に、2005Fが入線して以来、およそ5年ぶりの事である。
秋津~所沢間のカーブ区間を行く2003Fの各停池袋行き。(2014年10月18日撮影)
およそ5年ぶりとなる旧2000系の池袋行きを捉えた10月18日は、夕方、快速小手指行きの運用にも入った。池袋線らしさを出すには、ちょうど良い運用。既に日が暮れた後の運転だったので、西所沢駅で停車中の模様を撮影しようと待機していたのだが・・・
4000系の急行池袋行きと並んだ2003Fの快速小手指行き。(2014年10月18日撮影)
上り列車に2分程度の遅れが生じていたため、4000系の急行池袋行きと並んでしまった。まあ、これも池袋線らしい光景ではあるので、これはこれで良かったかもしれない。
池袋線へ貸し出された2003Fは、10月19日夜に新宿線へ返却され、池袋線での運用は3日間ほどだったようである。
最後に9000系の話題。
ベンチレーターを撤去。更にエコマークなしで出場した9106F。(2014年10月12日撮影)
9月に武蔵丘検修場を出場。9000系としては、初のベンチレーター撤去車となった9106F。まともに撮れたのは、10月12日が初。この編成、VVVF化後の9000系のトレードマークとなっていたエコマークが貼られていない。最初出て来た時は、貼り忘れかとも思ってしまったのだが、出場から1カ月以上経った今でも貼られていない事から、今後、9000系は、順次エコマークを外していくのかもしれない。それならば、京急カラーになった9103Fも貼らなければいいのにと思ったのは、私だけだろうか。
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コメント
はじめまして突然失礼致します。
時々拝見している沿線住民です。
1枚目の写真、本当に東長崎ですか?
>石神井公園駅の引き上げ線の構造上の関係から、4+4の8両編成で走る機会は少ない。
???もう少し詳しく具体的に説明して頂けると幸いです。
投稿: お倒産 | 2014/11/12 07:10
お倒産さん、コメントありがとうございます。
まず、一点お詫びを。
1枚目の写真、撮影場所は東長崎ではなく江古田です。ご指摘いただきありがとうございました。実は、この日、江古田、東長崎、椎名町と三駅連続で下車して撮影していたので、頭の中で、江古田と東長崎が混同してしまっていたようです。大変失礼いたしました。
石神井公園についてですが、これは実際に現地をご覧いただくと良くお分かりになるかと思いますが、同駅の飯能方に作られた引き上げ線には、乗務員が降車するための足場が設置されていません。その為、この引き上げ線を使って折り返す場合、乗務員は車内を歩いて移動する事になります。中間に運転台が入らない貫通編成が充当される場合は、問題ありませんが、この日のように、中間に運転台が入る編成が入りますと、乗務員は、乗務員室外側に設置されているステップを使って、線路内に降りて移動しなくてはならない為、普段は4+4の編成が各停運用に入ることは少ないようです。仮に入ったとしても、石神井公園止まりに入らない運用になるかと思います。私自身も、このような運用を目撃したのは、実に久々の出来事でした。
投稿: TOMO | 2014/11/12 15:36