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西武 入間航空祭ダイヤを観察する 後編

では、入間航空祭ダイヤ観察記の後編です。

武蔵藤沢から所沢へ戻り、駅構内の狭山そばで、慌しく昼食を摂る。しかし、朝からの疲れがここで出てしまい、駅構内の「とこてらす」で、しばし休憩をする事にした。30分ほど休憩した後、後半戦の観察ポイント、西所沢1号踏切へと向かった。

現地到着後、最初にやって来たのは、この列車であった。

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6117Fによる準急池袋行き。

6000系による準急池袋行き。この6117Fは、午前中も池袋からの急行列車に充当されているのを目撃しており、どうやら、地上運用に専念していた模様。時間帯からして、定期列車の4130列車のようで、昨年とは異なり、この時点で、ほぼ時刻通りの運転である。

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東京メトロ10000系10113Fによる新木場行き。

東京メトロ有楽町線直通の新木場行き。この列車は、所定、小手指始発であるが、この日は始発駅が入間市に変更となっており、航空祭に伴う増発便の一つである。西武線の池袋へは行かない列車ではあるが、所沢から新宿線、秋津から武蔵野線へ乗り換える人にとっては、充分に使える列車である。更に有楽町線との直通運転なので、10両編成と言う事もあり、有楽町線直通列車は、航空祭ダイヤでは貴重な戦力と言える。

さて、入間航空祭ダイヤ、午後の部の注目すべき点は、やはり横浜方面への直通列車。今回は、快速急行から急行へ格下げをした上での運転と言う。地下鉄線内や東急線内では見慣れている急行元町・中華街行きだが、西武では初登場。既に、この時点で1本運転されていて、東急車の運用ではあるが、西武車での代走となっていた。果たして、この次にやってくる急行元町・中華街行きは、どんな車両でやってくるのか。

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急行元町・中華街行きに充当中の6110F。

やって来た急行元町・中華街行きは、運行番号08Mで、所定でも西武車による運用の列車だった。ただ、この編成、午前中は43S運用として、快速入間市行きに充当されており、入間市到着後、仏子または飯能へ回送されて、折り返しの間に08Mに切り替わったようである。

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西所沢駅停車中の様子を、西所沢1号踏切より撮影。

この急行元町・中華街行きは入間市始発での運転であるが、この列車に続いて、臨時の急行池袋行きが設定されている。

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臨時急行池袋行きに充当中の9106F。

この臨時急行、飯能~所沢間に関しては、所定ダイヤであれば、小手指始発の快速急行元町・中華街行きに接続する各停池袋行きのスジを利用して運転しているようで、池袋~飯能間を直通する各停を、所沢で打ち切る事で、所沢~飯能間で10両編成を多く走らせるための措置。これも、横浜方面直通の快速急行を、急行に格下げした事で出来た措置。なかなか上手く考えらているなあと思った。

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東京メトロ7000系による各停入間市行き。

この時、上り列車ばかり気にしていて、下り列車はあまり気にしていなかったのだが、ふと振り返ると、西所沢駅には、東京メトロ7000系による入間市行きが停車していた。そこで、踏切より、この入間市行きを撮影してみた。

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東急4107Fによる急行元町・中華街行き。

西所沢へ来てから2本目となる急行元町・中華街行きは、東急5050系4000番台車、4107Fが充当されていた。東急車の運行番号は、シャッター速度を遅くしないと文字が写らない為、この列車も西所沢駅に停車してから、シャッター速度を遅くして改めて撮影する事に。

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西所沢駅に停車中の急行元町・中華街行き。

シャッター速度を遅くして撮影して事で、この列車の運行番号が56Kであることが確認できた。従って、この列車に関しては、所定通りの運用と言えそう。

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RED LUCKY TRAIN、9103Fによる急行池袋行き。

京急とのコラボ企画で運転されている9103F「RED LUCKY TRAIN」。なかなか光線状態の良い時に巡り会う機会がなく、この日も遭遇したのは逆光の時ばかり。いくらか光線状態が良くなってきたこともあり、定期列車ではあるが、撮影してみた。

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6109Fによる急行元町・中華街行き。

この場所に来てから3本目となる急行元町・中華街行きは、運行番号51K。西武6109Fによる代走だった。

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東京メトロ7101Fによる新木場行き。

先程、入間市に向かっていった東京メトロ7101Fも、折り返し入間市始発の各停新木場行きとして戻って来た。ただ、運行番号を見ると、入間市に向かう時は21Sだったが、折り返し時には25Sになっている。

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7000系の新木場行きは、入間市行きの10000系と並んだ。

7101Fの新木場行きは、西所沢停車中に、東京メトロ10000系10117Fの入間市行きと並んだ。時間帯からして、入間市行きは、この列車が最終のようである。

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6153Fによる急行元町・中華街行き。

この場所に来てから4本目となる急行元町・中華街行きは、運行番号32M。6153F充当だった。

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東京メトロ10000系10118Fによる急行元町・中華街行き。

そして、この場所に来てから5本目の急行元町・中華街行きは、運行番号43S。東京メトロ10118Fによる運転だった。残念ながら30000系の急行飯能行きに被られてしまったので、駅に停車してから、西所沢1号踏切より撮影してみた。

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西所沢駅に停車中の急行元町・中華街行き。

ここまで撮影してきたところで、急行元町・中華街行きは、あと1本残っている。しかし、走行撮影は、そろそろ限界となって来ている事から、西所沢1号踏切からは、この列車を以て撤収。下り列車に乗り込み、お隣の小手指へ移動した。

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最終の入間市行きに充当されていた10117Fが新木場行きとして戻って来た。

小手指に到着すると、ちょうど最終の入間市行きとして下って行った東京メトロ10000系10117Fが、折り返し新木場行きとして戻って来たところだった。入間市に向かう時は59Sだった運行番号は、この時点で47Sになっていた。

そして、この後、最終の急行元町・中華街行きを撮る筈だったのだが、入線してきたのは1番ホーム。てっきり2番ホーム発だと思い3番ホームにいた為、急きょ、後追いで撮影する事にした。

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小手指駅を発車する急行元町・中華街行き。

最終の急行元町・中華街行きは、運行番号52Kで東急4108F充当だった。

細かい事を言えば、この後も、代走運用の精算が続く事になるのだが、日も暮れてきたので、この急行元町・中華街行きの撮影を以て、2014年の入間航空祭ダイヤの観察を終了する事にした。昨年と比較すると、今年は大きな遅れが生じる事もなかったので、最後の急行元町・中華街行きを見送った時は、観察する立場ではあるが、安堵の気持ちで見送る事が出来た。

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