西武池袋線開業100周年記念号を撮影する
4月12日のお話です。
1915年4月15日、西武池袋線の前身である武蔵野鉄道の池袋~飯能間が開業した。今年は、ちょうど節目の100周年。これを記念して、4月12日、西武池袋線開業100周年記念セレモニーが開かれ、池袋~飯能間では、100年前の開業当時の12駅(池袋・東長崎・練馬・石神井公園・保谷・東久留米・所沢・西所沢・狭山ヶ丘・入間市・仏子・飯能)に停車しながら運転されるもので、ヘッドマークも掲出されると言う。
そこで、この祝賀列車を撮りに西武池袋線沿線へ。まずは、送り込み回送と言う事になるが、祝賀列車のダイヤを見ると、昨年7月19日に運転された9103F「幸運の赤い電車」のお披露目列車と同じだった事から、この時と同じダイヤで送り込まれるだろうと予想。しかし、実際にはこの時よりも早い時間に送り込まれてしまった為、送り込み回送は撮影できなかった。
では、気を取り直して本番へ。どこで撮ろうか悩んだ末に選んだのが、西所沢~小手指間の西所沢8号踏切。既に、下り線側には多くの撮り鉄さん達が待機していたが、上り線側は、人も少なく、知った顔ばかり。後からの合流でも入り易かった。先行列車で練習をして、いざ本番。まもなく祝賀列車がと言うタイミングで、背後からは上りの回送列車が接近。一刻も早く通過してくれることを祈るしかない。回送列車が通過し、カメラを前方に向けると、祝賀列車が近付いてきた。
38104Fの回送列車と並んだ、30101F池袋線開業100周年祝賀列車。
祝賀列車直前にやって来た回送列車は、最近、武蔵丘検修場を出場した際に、正面左端の「SEIBU」のロゴが外された38104Fだった。そして、100周年祝賀列車に充当されている30101F。こうして並べてみると、38104Fとの違いがよくわかる。
近付いてきたところで、もう一度。
そして、手前に近付いてきたところで、更に撮影をするが、最後尾車両の一部が、38104Fに被ってしまっていて、10両編成を綺麗に納める事は出来なかった
後追いは綺麗に撮れた。
西所沢8号踏切、上り線側の強みは、後追いが撮れると言う事。こちらは、被られることなく、綺麗に撮る事が出来た。
さて、100周年祝賀列車が通過した後も、注目編成が続いてやってくると言うので、暫くの間、この場で待機し撮影を続ける事に。
2463F+2501F+2503Fによる快速急行小手指行き。
この日は、西武プリンスドームで、プロ野球公式戦が開催される為、みなとみらい線、元町・中華街からの快速急行2本が、西武線内の種別を快速化した上で、行先を西武球場前へ変更する為、ひばりヶ丘~小手指間に、快速急行の代走が設定されるが、その運用に、2463F+2501F+2503Fが充当された。
幸運の赤い電車、9103Fによる準急飯能行き。
そして、幸運の赤い電車も続いてやってくると言うので、今度は下り線側に移動し撮影。9103Fを意識して撮影したのはいつ以来かなあ。
9103Fを撮り終えたところで、西所沢8号踏切から撤収した。
さて、100周年祝賀列車運転後も、30101Fはヘッドマークと先頭車のラッピングは掲出したまま運用に就いていると言うので、再度撮影出来ればと思っていたところ、一週間後の19日朝、たまたま別ネタを追跡中に遭遇。折り返してくるのを待って、ひばりヶ丘~東久留米間で撮影してみた。
急行飯能行きの運用に就いた30101F。(2015年4月19日撮影)
この場所も、良く見ると、最後尾車両が、架線柱に隠れてしまっており、10両編成全体が入ってはいないが、その分、先頭車のラッピングは写ってくれた。
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