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西武 芝桜ダイヤを観察する その2

5月2日のお話。

4月26日に引き続き、この日も朝は西武鉄道の芝桜ダイヤの観察からスタート。前回とは異なり、今回は池袋線の急行西武秩父行きの撮影を優先させることにした。

まず最初に向かったのが所沢駅。この駅を8時45分に発車する快速池袋行き3110列車から観察を始める。この3110列車は、池袋到着後、折り返しが急行西武秩父行き2109列車になる列車である。実は、私が観察に行かなかった4月29日、この2109列車に、池袋線では数少ない2000系の4両編成のうち、2501Fと2503Fが8両編成に組み換えられて運用に就いたとの情報を入手していた。新宿線では見慣れた2000系の4+4編成だが、池袋線では滅多身に見られる事がない為、もし、この日も4+4が入るのであれば、撮影しておきたい。3番ホームの飯能方先端からカメラを構えて、3110列車の進入を撮る事に。すると・・・

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所沢駅に進入する快速池袋行き3110列車。

御覧のように、3110列車は、飯能方から2501+2503Fと言う4+4の組み合わせ。4月29日に、この組み合わせが撮れなかっただけに、これは嬉しかった。

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西武 芝桜ダイヤを観察する その1

およそ1か月前。4月26日のお話です。

西武鉄道は、今年も秩父羊山公園の芝桜の開花に合わせて、臨時列車を増発した他、通常ダイヤでは、飯能止まりとなる急行列車の一部を西武秩父まで直通運転を実施した。

臨時列車の中でも注目されたのが、西武新宿からの直通列車の運転。芝桜臨の運転初日となった4月18日と19日の2日間は、臨時特急列車「おくちちぶ号」が運転されたが、翌週からは、急行列車(池袋線内は快速急行)としての運転となった。昨年は、西武新宿からの直通列車に、4000系が使用されたが、今年は4000系での運転ではないらしい。新宿線の車両で「西武秩父」と表示ができる車両は、20000系または30000系と言う事になるので、このどちらかでの運転と言う事になる。

そこで、4月26日は、西武新宿からの西武秩父行き急行列車の撮影から、芝桜臨の観察を開始する事にした。この日は、東村山市長・市議選の日。朝、自宅近くの萩山小学校で投票を済ました後、徒歩で移動。東萩山小学校の前で、急行西武秩父行きを待つ事にした。待つ事、およそ5分。急行西武秩父行きがやって来た。

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小平~久米川間を行く、西武新宿発の急行西武秩父行き。

この日、西武新宿からの西武秩父行き直通列車に使用されていたのは、登場時から新宿線一筋の38102Fだった。直通列車の宣伝不足なのか、ちらっと見た感じでは、車内は空いているように見えた。

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くめがわ電車図書館の清掃・塗装作業終了

5月16日よりスタートした、くめがわ電車図書館の清掃・塗装作業。当初の予定が変更になり、計3日間での作業となりましたが、5月23日の夕方、作業が無事終了いたしました。

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塗装作業中のクハ1150。

私も、5月17日と23日の夕方、現地に出向きまして、作業のお手伝いをさせていただきました。最終日の23日は、16時頃お邪魔したのですが、この時点で、作業前の姿からは想像もつかないほど、綺麗な姿になっていました。

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私も塗装作業をお手伝い。

まもなく、塗装作業も終了と言うタイミングでしたが、私も、最後の仕上げのお手伝いをさせていただきました。

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西武鉄道 2015年度鉄道事業設備投資計画を発表

5月19日、西武鉄道は2015年度の鉄道事業設備投資計画を発表した。昨年も5月19日発表だったので、昨年と同じタイミングでの発表となった。

例年同様、車両面や設備面で主だったものを挙げてみた。

車両関係
・30000系「Smile Train」を28両新製。
・6000系5編成に車両情報装置設置。
・観光電車の導入。

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今年度も28両が新製される30000系。

30000系スマイルトレインの投入数は、前年度同様28両で、10両固定編成2本、8両固定編成1本。新製される30000系が、池袋線、新宿線のどちらに配属されるかは解らないが・・・

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今年度から廃車が始まるであろう2000系。

新車が入れば、その分、老朽化した車両が廃車となるが、多摩湖線・多摩川線を除き、3ドア車が消滅した今、次に置き換えが始まるのは、この2000系。今年度の増備車を、直接新宿線へ投入して、2000系を淘汰するのか。あるいは、今年度増備車を、池袋線に投入した後、玉突きでねん出される新2000系を新宿線に異動させて、2000系を淘汰することになるのか。この点も気になるところ。

そして、新たに発表された観光電車の導入。現時点で詳細は発表されていないが、東武鉄道で運転している634形「スカイツリートレイン」のような車両を、4000系辺りから改造するのではないかと、個人的には予想している。

設備関係
・池袋線石神井公園駅付近高架複々線化工事
・新宿線中井~野方間連続立体交差事業(地下化)
・新宿線東村山駅付近連続立体交差事業(高架化)

昨年度は、池袋線、石神井公園~大泉学園間の上り線の高架化が完成し、長年続けられてきた池袋線の連続立体化工事は、一区切りついたが、今年度は、2016年度中の事業完了に向けて、側道整備などが行われる。

サービス向上
・池袋駅の改良
・駅のバリアフリー化(中井駅・入曽駅)
・列車運行情報提供システムの導入

自社及び他社線で、運転見合わせなどの輸送障害が発生した際に、文字情報と路線図を組み合わせて、運行状況を解りやすく案内する、列車運行情報提供システムは、既に所沢駅で導入済みだが、今後は、池袋や高田馬場等、主要駅14駅に導入される予定となっている。

安全対策
・池袋駅のホームドア整備、内方線の整備。
・自動列車停止装置(ATS)の更新。
・橋りょうおよび駅舎などの耐震診断・設計・補強。

ホームドアの整備を進めていく池袋駅。今年度は、まず2番ホームへの設置が始まる模様。

弊ブログでは、今年度も引き続き、西武鉄道に注目して行きたいと思っています。

参考
西武鉄道2015年度鉄道事業設備投資計画(PDF形式)

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開業30周年を迎えた西武山口線レオライナー

1985年4月25日、西武遊園地~西武球場前間に、新交通システムの西武山口線が開業した。

元々、この区間には、1950年に開業した、山口線「おとぎ列車」が、遊園地前~ユネスコ村間で運転されていたが、1984年5月に運行を休止。新交通システムへの大改修を行い、路線を一部変更。現在の山口線に生まれ変わった。

そして今年、山口線は、開業30周年を迎えた。開業以来、これと言って目立った動きの無かった同線だが、開業30周年を迎えた事もあり、車両には、記念のマークが掲出されることになった。そこで、黄色い6157Fや20152F黄金伝説ラッピング車を撮影した4月26日、撮影の合間を利用して、山口線を訪れてみた。

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西武遊園地駅に到着した山口線8500系レオライナー

山口線レオライナーの顔は、開業当初より使用されている8500系。3編成が用意され、それぞれV1、V2、V3編成となっている。このV3編成こと8521Fは、開業当時、西武ライオンズが、まだ二回しか優勝していなかった為、正面に「V」の文字が入らず、「3」の文字のみが掲出されていた。その後、三度目の優勝が決まり、無事V3編成となった。

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お知らせ くめがわ電車図書館の清掃・塗装ボランティアを募集します

いつもTOMOの鉄日誌をご覧いただきまして、ありがとうございます。

弊ブログ4月15日付記事でもご紹介いたしました、東村山市美住町にあります、くめがわ電車図書館ですが、この度、お天気が安定していれば、下記日程で清掃・塗装作業を行う事になり、作業を行うボランティアを募集しております。

5月16日(土) 10時00分から13時50分
5月17日(日) 12時00分から16時00分
5月23日(土)  9時00分から13時50分
          16時30分から19時00分
5月24日(日) 12時00分から16時00分

5月24日の天気が雨の予報になりましたので、急きょ予定を変更し、23日(土)の夕方、作業を追加して、23日中に仕上げることになりました。

小雨決行。荒天時中止。

ボランティアが可能な方は、どの日程でも、一部の時間帯でも結構ですので、軍手・ウエス(雑巾)・お昼ご飯等をご準備の上、直接、くめがわ電車図書館にお集まりください。また、その場合、服装は汚れても良い服装でお願いいたします。

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清掃・塗装作業を行う事になった、くめがわ電車図書館のクハ1150。(2015年5月6日撮影)

作業時間帯は、電車図書館を開錠し、車内に入る事が出来ます。作業時、前面の方向幕には、西武線の行先・各種別を掲出する予定とのことですので、もし、お手元に、西武鉄道で使用していたヘッドマークや種別板をコレクションとしてお持ちの方は、是非ご持参ください。

私も、5月17日と24日23日の夕方には、くめがわ電車図書館に出向きまして、微力ながらお手伝いをさせていただく予定です。女性の方お一人での参加も歓迎いたします。弊ブログを御覧の皆さん、どうぞお気軽にご参加いただければ幸いです。

くめがわ電車図書館
所在地 東村山市美住町1-4-1
最寄駅 西武多摩湖線八坂駅または西武新宿線久米川駅
現地への地図につきましては、こちらをご覧ください。

なお、この記事は、5月24日までの期間限定で、弊ブログのトップに表示する予定です。

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西武20152F「いきなり!黄金伝説。」ラッピング車を撮影する

4月26日のお話です。

前の記事でも触れたように、この日は、秩父羊山公園の芝桜開花に伴う臨時列車の撮影に出かけたが、その際、所沢~西所沢間で、20152Fによる各停飯能行きの乗車した。この編成、テレビ朝日系で放送されているバラエティ番組「いきなり!黄金伝説。」のラッピング電車となっていた。

これは、同番組の放送開始15周年記念で行われているもので、4月25日から5月10日まで、西武鉄道とのコラボレーション企画「『いきなり!黄金伝説。』西武線謎解きスタンプラリー」を開催。それに合わせて運転されているもので、話には聞いていたが、番組のタイトルの通り、いきなりの遭遇で、ホームで見た時はちょっと驚いた。

そこで、この編成を撮影すべく、狭山線で6157Fを撮影した後、西所沢~小手指間の上新井陸橋へ移動し、飯能から折り返してくる20152Fを撮影してみた。

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西所沢~小手指間を行く20152F「いきなり!黄金伝説。」ラッピング車

このラッピング電車、側面には番組の出演者の似顔絵が描かれているが、御覧のように、正面にもヘッドマークが掲出されているので、このように、正面気味に撮っても、良い被写体となるのが有りがたい。

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同日夕方、再び遭遇。西所沢1号踏切付近にて。

この日は、夕方にも同編成に遭遇する機会が有り、西所沢1号踏切付近の側道から、同編成を撮影してみた。正面には日が当らないが、その分、側面を少し入れて撮る事が出来た。

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西武池袋線開業100周年記念 黄色い6000系運行開始

4月29日付記事でもお伝えしたように、今年、西武池袋線は、池袋~飯能間、開業100周年と言う節目の年。100周年記念祝賀電車運転に次いで、4月18日からは、東京メトロ有楽町線・副都心線・東急東横線への相互直通運転に活躍している6000系を、1編成だけ、黄色にして運転すると言う、度肝を抜くような100周年企画が実現した。

西武鉄道と言えば、「黄色の車体」と思われる方も多く、西武鉄道の車両の中でも、黄色い電車の人気は高い。今回、黄色い電車をイメージしたカラーに改められるのは、アルミ車体の6157F。運行期間は、2016年3月までの約1年間で、塗装ではなく、ラッピングによるもの。相互直通運転用の6000系を黄色くする事で、西武鉄道のイメージカラーとも言える黄色い電車を、乗り入れ各社にもアピールする事が狙いのようである。

黄色くなった6000系。西武沿線在住である以上、1日も早く、出来れば運行初日に押さえたいところではあるが、運行初日となった4月18日は、生憎、職場の慰安旅行で金沢に出かけており、お披露目運転の撮影はできず。そこで、翌19日、6157Fを狙って外出するが、この日は、東京メトロ有楽町線への乗り入れが主体の運用を組んでおり、昼間は、保谷~新木場間の運用が主体であった。そこで、練馬駅へ向かい、地下線から一気に、上がってくる姿を撮影してみた。

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西武有楽町線のトンネルから一気に地上へ。練馬駅に進入する6157F。

営団地下鉄有楽町線(現:東京メトロ有楽町線)との相互直通運転の為に建設された西武有楽町線。練馬駅に直結した時点より、この線を走る西武線の車両は、6000系に限らてていた為、この線路を黄色い車体の電車が走った事は、これまでに一度もなかった。まさか、こんな形で、この線を黄色い車体の電車が走るようになるとは・・・

この日は、午後から別の予定が有り、6157Fの追跡はここまでとなった。

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