東京メトロ７０００系 ７１０１Ｆと７１０４Ｆが相次いで西武球場前へ

では、ここで順番を入れ替えまして、６月１３日のお話です。

プロ野球もセパ交流線が佳境を迎えている。埼玉西武ライオンズの本拠地である、西武プリンスドームでは、この日、埼玉西武ライオンズＶＳ東京ヤクルトスワローズの試合が行われた。１４時開始のデーゲームの為、西武鉄道も、休日デーゲームに合わせた臨時列車を運転。その中には、みなとみらい線、元町・中華街からの直通列車も２本含まれている。西武線内快速急行を、快速に変更して運転される、みなとみらい線からの直通列車は、メトロ車運用の４３Ｓと、東急車運用の５２Ｋがあり、通常は、東京メトロの車両と東急の車両が１本ずつ、西武球場前まで乗り入れる事になっているが、この日は車両運用に変更が有り、５２Ｋも、東京メトロの車両が充当され、しかも、この２本の直通列車が２本とも、東京メトロの７０００系１０両固定編成で運転と言う事を知った。１本目の４３Ｓには、７０００系が入る可能性もあるが、２本目の５２Ｋとなると、なかなかレアな話になる。

そこで、西武球場前へやってくる２本の７０００系を撮るべく、家を出発。しかし、この話を知ったのが遅かった為、１本目の４３Ｓには間に合わなかった。そこで、西武球場前より西所沢行き定期列車に充当し折り返してくるところを西所沢で撮影してみた。

西所沢駅１番ホームに到着した４３Ｓ充当の７１０１Ｆ。

元町・中華街からの直通列車１本目、４３Ｓ運用に入っていたのは、東京メトロ７０００系のトップナンバー編成である７１０１Ｆだった。「各停　西所沢」表示で入って来てくれればラッキーと思いながら待っていたが、行先表示は、「回送」に変えられた状態での入線だった。

停車後、改めて撮影してみたが・・・

電車が完全に停車した後、７１０１Ｆを撮影してみたが、私の立ち位置の関係も影響してなのか、御覧のように、「回送」の文字も読みにくい状態となってしまった。

この後、私は、西所沢から池袋行き電車に乗り込み、お隣の所沢へ。池袋線の有名撮影地の一つである、秋津４号踏切付近へ向かい、元町・中華街からの２本目の西武球場前行きを撮影する事に。

現地に到着し、まず最初にやって来たのは、こんな列車だった。

代走の快急小手指行きとしてやってきた９０００系９１０６Ｆ。

元町・中華街発の西武球場前行きは、快速急行小手指行きを種別と行先を変更した上で運転される。その為、ひばりヶ丘～小手指間に、代走の快速急行が運転される事になっている。この代走には、６０００系以外の車両も入る事が有り、御覧のように９０００系が使用される事もある。今回は、正面の環境マークが外された９１０６Ｆが充当されていた。環境マークなしの９０００系による、代走の快速急行を撮影したのは、今回が初めてかもしれない。

そして、新木場からの小手指行き１本を挟んだ後、７０００系による快速西武球場前行きがやってくる。

快速西武球場前行きとして所沢のカーブを行く東京メトロ７０００系７１０４Ｆ。

この日、２本目の元町・中華街発西武球場前行きに充当されていたのは、東京メトロ７０００系の７１０４Ｆだった。

後追いも撮影。

ここでは後追いも撮影する。７０００系の行先表示が、「快速　西武球場前」、そして運行番号５２Ｋと言うのが、しっかり写ってくれないと意味がないので、後追いも慎重に撮影した。どちらかと言えば、後追いでの撮影の方が、行先表示もしっかり写っていたので、両方撮影して正解だった。

そして３０１０１Ｆの急行飯能行きが続けてやって来た。

７１０４Ｆの快速西武球場前行きが通過して、およそ２分後の事。西武池袋線１００周年記念のラッピング車である３０１０１Ｆを使用した急行飯能行きがやって来た。この編成のラッピング掲出期間も、あと１か月ほどと言う事で、ここは有り難く撮影しておいた。

さて、西武球場前へ向かった５２Ｋ充当中の東京メトロ７１０４Ｆだが、この運用は、西武球場前到着後、すぐに西所沢へ折り返した後、小手指へ向かい、すぐに快速急行元町・中華街行きに充当される。そこで、折り返しの快速急行も撮影しようと、所沢陸橋付近へ移動し、７１０４Ｆが戻ってくるのを待った。

再び快速急行として、元町・中華街へ向かう、東京メトロ７０００系７１０４Ｆ。

休日ダイヤでは、メトロ車運用による快速急行の本数が少ない為、東急車の代走とは言え、７０００系による快速急行が撮影できたことは嬉しかった。