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西武・電車フェスタ2015in武蔵丘検修場 その1

それでは、ここで半月ほど前のお話となりますが、6月7日(日)に開催された西武鉄道の恒例イベント、西武・電車フェスタ2015in武蔵丘検修場について書いていきたいと思います。暫くの間、お付き合いください。

当日、例年同様、まずは会場へ向かう臨時列車の撮影からスタートする。今年は、西武池袋線開業100周年記念と言う事で、いつもの臨時列車の他に、今年4月12日に運転された西武池袋線開業100周年記念号と同様、池袋線開業当時の12駅に停車する飯能行きの臨時列車と、飯能~高麗間の臨時列車が運転される事になった。

まずは、池袋線開業当時の駅に停車する臨時列車の撮影からスタートする事に。この列車は、池袋を7時55分に発車する。4月12日同様、この列車には、池袋線開業100周年のラッピング電車となっている30101Fが使用されるが、前回も気になっていたのが、停車駅の中に、通常ダイヤでは10両編成の列車が停車しない東長崎が入っていること。今や、池袋線の各駅は、優等列車が通過する駅でも、緊急時を考慮し、10両編成が停車できるだけのホーム有効長が確保されている為、停車すること自体は問題ない。しかし、実際に停車し客扱いをする機会は、それほど多くはない。そこで、この列車の記録は、東長崎駅で行う事にした。自宅を朝7時前に出発。所沢経由で東長崎へ向かうが、途中、所沢駅の狭山そばに立ち寄って朝食を摂る。食べ終わって、3番ホームに移動すると、ちょうど、30101Fの送り込み回送が通過して行った。後続の準急電車に乗り込み、いざ東長崎へ。すると、途中の保谷で、30101Fの回送列車を追い越した。そして、練馬駅で各駅停車に乗り換える待ち時間の間に、30101Fの回送列車が通過線に進入してきた。

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池袋へ向かう30101Fの回送列車。

練馬駅に進入する30101Fの送り込み回送。この回送列車に関しては、ノーマークだった為、練馬駅での乗り換えの合間に、上手く撮影できるとは嬉しい誤算であった。

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数秒間停車した後、池袋へ向けて出発。

私が練馬駅まで乗車してきた準急電車が出た直後と言う事もあってか、30101Fの回送列車は、この通過線上で数秒間停車。その後、池袋へ向けて走り出した。

この後、各駅停車に乗り換えて、東長崎へ。同駅池袋方にある椎名町10号踏切で待機する事にした。待つ事およそ5分。30101Fによる飯能行き臨時列車がやって来た。

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東長崎駅に進入する30101Fによる飯能行き臨時列車。

池袋駅より折り返してきた30101Fによる臨時列車飯能行き。4月12日に運転された時と同様、前面・側面共に行先表示は「臨時」表示である。

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東長崎駅に停車中の30101F。

そして振り向いて、東長崎駅停車中の30101Fを撮影。車掌がホーム上に下りている事。そして、車側灯が赤く光っている事で、ドアが開いている事が解るので、一応、狙い通りの撮影ができた。

この後、駅に戻り、後続の列車で30101Fを追跡する。乗車した各停保谷行きは、練馬駅で元町・中華街からの準急小手指行きに接続。乗り換えて石神井公園まで行くと、快速急行長瀞・三峰口行きに乗り継ぐ事が出来た。この快速急行は、武蔵丘検修場の最寄り駅でもある高麗駅に停車する事もあり、車内はハイキング客の他、鉄道ファンの姿が目立った。途中、保谷で30101Fによる臨時飯能行きを追い越したので、飯能までの間に、もう一度撮影が可能となった。とりあえず、そのまま4000系で小手指まで来ると、西武池袋線100周年のもう一つの主役である、黄色い6000系、6157Fによる飯能行きが停車していた。そこで、この列車に乗り換える事に。

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クハ6057車内にあるタモリ倶楽部出演者のサイン。

6157F、黄色くなってから乗車したのは、この日が初めて。と言う事で、気になっていたのが、クハ6057の車内にある、タモリ倶楽部出演者のサイン。5月22日と29日放送分で、二週に渡り西武線特集が放送されたが、その際に、出演者一同が6157Fの車内にサインをしているシーンが有ったので、乗車した際には、是非、この目で確かめてみたかった。

サインを確認した後は、モハへ移動。この編成は、東芝製IGBT素子VVVFに機器更新されている為、他の6000系とはモーター音が異なる。早速、モーター音を聞いてみたが、従来の6000系とは明らかに異なるものであった。

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黄色い6000系とは仏子駅でお別れ。

結局、6157Fの飯能行きは、仏子駅まで乗車した。ここで、後続の30101Fを撮影しようと思ったのだが、これが大誤算であった。撮影の為、上りホームに移動しようとしたところ・・・

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仏子駅中線に入って来た10000系NRAの回送列車。

なんと中線に10000系NRAの回送列車が入って来てしまった。この回送列車、どうも「むさし63号」に使用された車両のようで、8時39分に飯能駅に到着した後、ここへ回送されてきたようである。乗務員の動きからして、どうやら暫く停車した後、飯能駅に回送されるようで、その間に30101Fが来てしまう事から、ここでの撮影は諦めて、後続の飯能行きで、飯能へ先回りする事にした。

飯能に到着すると、先程まで乗車していた6157Fが、快速急行元町・中華街行きとして停車していた。ホームの池袋方に移動し、元町・中華街へ向けて出発して行く6157Fを見送る事にした。

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一路、元町・中華街へ。飯能駅を発車する6157F。

そして、6157Fと入れ替わるように、30101Fによる飯能行き臨時列車が、飯能駅4番ホームに到着する。

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飯能駅4番ホームに進入する30101F。

東長崎で見た時は、それほど混んでいなかったが、飯能駅で武蔵丘検修場行き臨時列車に接続している事もあり、車内は、鉄道ファンで混雑していた。しかも、武蔵丘検修場行き臨時列車も、4番ホームからの発車と言う事で、4番ホームのホーム上は、武蔵丘に向かう鉄道ファンでいっぱいになってしまった。

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飯能駅到着後、仏子駅へ引き上げる30101F。

池袋からの臨時列車として到着した30101Fは、到着後、回送列車として池袋方面へ向かって走り去って行った。この後、撮影の都合で仏子駅へ向かう際に解った事だが、30101Fは、再び飯能駅へ折り返してきた。時間的に小手指まで行く事は不可能だったので、どうやら仏子駅の中線へ一旦疎開して、折り返してきたようである。

その2へ続きます。

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