西武新宿線 小平市ラッピング電車「ぶるべー号」になった20154F
ブルーベリーの栽培発祥の地として知られている東京都小平市。市のマスコットキャラクター「ぶるべー」は、ブルーベリーと小平の「平」と言う文字を掛け合わせて出来たものである。
この度、小平市は、市のイベントや特産品など、小平市の魅力をPRし、多くの方に、小平市を訪れていただく為に、ラッピング電車「ぶるべー号」を、7月26日より運行する事になった。初日となった7月26日は、午前10時25分から、小平駅で出発式典が行われ、10時47分発の玉川上水行きが、ぶるべー号としての営業一番列車となる。この時間帯に順光で撮れる場所。思い当るところが1か所だけあった。ただし、その場所で8両編成が切れずに入るかどうか、ちょっと不安が有った。そこで、7月24日の夕方、仕事帰りに現地へ。実際に試し撮りをして、8両編成が問題無く撮れることを確認。本番もここで撮る事に決めた。
当日の朝、目的地へ向かう。「ぶるべー号」通過のおよそ45分前に現地入りしたが、撮り鉄さんの姿は全くなかった。まずは一安心。そして、その場所で本番まで待機と言う事になるが、炎天下で待つのは、とても辛い。幸いなことに、すぐ近くに僅かではあるが日陰を発見。列車が来るまで、その場所で待つ事にした。
そして10時52分頃の事。「ぶるべー号」がやって来た。
7月26日より運行を開始した小平市をPRするラッピング電車「ぶるべー号」。営業一番列車が小川駅に進入する。
この日、私が訪れたのは、小川駅のすぐ近く、丸山幼稚園付近の側道。「ぶるべー号」一番列車となる5451列車を順光で撮れる数少ない場所である。暑かったからか、最終的に、この場所で撮影したのは、私だけだった。
小川駅に停車中の「ぶるべー号」。
そして、この場所は、振り向くと目の前はホーム。と言う訳で、御覧のように、小川駅に停車中の様子も撮影できる。まあ、信号機が目障りなのは仕方がない事。その分、側面はしっかり写るので、ラッピング電車を撮影するのであれば。何かと好都合ではないかと思う。
さて、玉川上水に到着した「ぶるべー号」は、そのまま玉川上水車両基地へ。所定運用では、このまま入庫となり、再出庫が無ければ、初日の運転は、これで終了。と言う可能性もある。もうこれで終わりなのか。そう思っていると、夕方、小平行き5478列車で出庫してきた。折り返しは、小平始発の拝島行き5425列車。そこで、この拝島行きを、萩山で出迎える事にした。
萩山カーブを行く20154F「ぶるべー号」
時間的に、萩山カーブは下り列車を順光で捉える事が出来る。まさに理想的な条件での撮影となり大満足であった。
こうなると、今度は、先に運行を開始している、西東京市のラッピング電車「いこいーなトレイン」との並びを撮りたくなる。運用を調べていると、なんと先程、5478列車が小平到着時に接続する西武新宿行きが「いこいーなトレイン」だった事が発覚。そうなると、これから先、両者が暫く並ぶ事が無く、ようやく並ぶのが19時12分に田無駅。しかも、下りホームからと言う事が解った。とりあえず、並びを押える為に田無駅へ。
田無駅で西東京市のラッピング電車「いこいーな」(左)と並んだ、「ぶるべー号」
暗くなってからの並びではあるが、とりあえず、運行を開始した日に両者の並びを押えられた事は嬉しかった。
「いこいーな」と「ぶるべー」の並び。一度押えてしまうと、あとは意識していなくても遭遇してしまうと言う事が有るようで・・・
上石神井駅で並んだ「ぶるべー」と「いこいーな」(2015年7月28日撮影)
7月28日の夕方、帰宅時にホビーセンターカトーへ行き、その帰り道、新井薬師前から乗車した電車が、偶然にも「ぶるべー」で、そのまま上石神井まで乗車すると、ここで一瞬ではあるが「いこいーな」との並びが実現した。
そして、8月2日も・・・
沼袋で「いこいーな」の各停を追い抜く、「ぶるべー」の急行。
地下化が進む沼袋で、夕方、追い越しが有ると言う事で、撮影に臨んだが、下り列車に被られてしまい、こんな感じになってしまった。
こうして走り出した小平市のラッピング電車「ぶるべー号」であるが、新宿線の20154Fへの広告掲出期間は、3ヶ月間となっており、西東京市のラッピング電車「いこいーな」と比較すると、かなり短くなっている。しかし、小平市の場合は、この後、9月26日から2ヶ月間の予定で国分寺線に、更に10月25日から1カ月の予定で多摩湖線にも「ぶるべー号」が登場する事になっており、国分寺線では2000系が、多摩湖線では101系が、それぞれ「ぶるべー号」となる予定。運行期間が短い分、バリエーションは豊富になるようなので、今後の展開が楽しみ。国分寺線の「ぶるべー号」は、本川越乗り入れ時に、20154Fと並びが見られるかな?こちらも狙ってみたくなった。そして、多摩湖線では、小平市役所の横を「ぶるべー号」が走る事になるので、これは是非とも押さえなくては・・・
今年の秋は、「ぶるべー号」を追跡する事になりそう・・・
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コメント
こんばんは。
一枚目の写真のキャプションが「ぶるるべー号」になってました。
この電車、なんとなく「ぶるーべる号」と思ってました。国分寺線も楽しみです。
投稿: 鈴木やす | 2015/08/09 19:52
鈴木やすさん、ご指摘ありがとうございました。本文の方は早速訂正させていただきました。
国分寺線、側面のラッピングも20000系と同様のラッピングにするとなると、2047Fが濃厚かなあと思っています。どんな形で出てくるのか、楽しみですね。
投稿: TOMO | 2015/08/10 12:10