「みんな集まれ!夢に向かって出発進行!!」 西武多摩湖線 夏休み親子イベント開催
8月9日のお話です。
西武鉄道及びグループ各社は、以前より「こども応援プロジェクト」と称して、グループ各社の現場への職業体験プランを展開しているが、我が地元、西武多摩湖線でも、「みんな集まれ!夢に向かって出発進行!!」 と称した親子体験イベントを、8月8日と9日の2日間開催した。
親子体験イベントと言う事で、参加資格は、小学生のお子さんと保護者のペア。独身・子供なしの私には、当然、参加資格は無い。多摩湖線の夏休みイベントは、私が知る限りで、2013年から夏の恒例行事となっているが、西武鉄道の公式サイト内のリリースを見ると、今年は、これまでとパターンが異なり、集合場所が西武園遊園地に変更されており、終了時刻から察すると、どうやら、西武遊園地~萩山間の臨時列車の設定はなさそう。但し、萩山では、留置線を利用して、乗務員の仕事体験をするので、萩山駅~留置線までは、臨時列車の運転が有りそう。そこで、今年の観察は、地元萩山駅での観察を主体として、出来れば、西武遊園地駅での駅の仕事体験の様子も見よう。私自身のスケジュールの都合もあったが、2日目となる8月9日は、ツイッターのフォロワーさん親子が参加するので、イベントの流れも教えてくれるだろうという期待感から、8月9日に観察する事にした。
当日、参加者の皆さんは、10時に西武園遊園地に集合となっていた。11時ぐらいまでは、駅の仕事体験をしているだろうと思い、その頃に西武遊園地駅へ行ってみようと支度していたが、ちょっと出遅れてしまい、家を出発したのが11時頃となってしまった。その時、イベント参加中のフォロワーさんから連絡が有り、西武遊園地駅11時15分発の国分寺行きで萩山へ向かうと言うので、西武遊園地駅へは行かず、萩山駅で待つ事にした。萩山駅に到着したのは11時10分頃の事。3番ホームの拝島方からカメラを構えてみると・・・
萩山駅3番ホームの拝島・西武遊園地方でカメラを構えてみる。20000系の拝島行き、そして留置線に101系2本、更に多摩湖線には2000系の姿が見える。
右端の多摩湖線の線路上に見える2000系は、西武新宿発急行西武遊園地行きの折り返しとなる小平行き。3本ある急行列車の最後の列車で、この時間帯は、西武新宿からの直通列車にスジを開ける為、101系ワンマン車が1本、萩山の留置線に入庫している。その為、留置線の4番線と5番線に、2本の101系が並ぶ事になる。
この2本の101系のうち、右側の車両は、2000系の小平行きが通過した後、萩山始発の国分寺行きとなる為、出庫してくる。そして、左側の101系が、これから子供達の乗務員の仕事体験に使用される事になる。
この後、イベント参加者を乗せた国分寺行き6558列車(西武遊園地~萩山間不定期)を撮影する為、3番ホームから2番ホームへ移動する。そして、11時23分、親子イベントの参加者を乗せた、西武遊園地からの国分寺行きが、萩山駅に到着した。
イベントの参加者を乗せた国分寺行きが萩山駅に進入する。
この日、6558列車(萩山から定期列車6424列車)に使用されたのは、7月4日から5日にかけて実施された甲種輸送により、多摩川線から戻って来た251F。国分寺方先頭車のクハ1251の一部のベンチレーターが撤去されているのが特徴となっている。
最後部車両から、親子体験イベントの参加者が降りてくる。
親子体験イベント参加者の一行は、4両編成のうち、最後部車両のクハ1252に集中して乗車していた。
そして、萩山駅11時27分発の小平行きが出発した後、留置線の4番線に停車していた101系が、親子体験イベントの参加者を乗せるために、萩山駅3番ホームへ入線する。私も撮影場所を3番ホームに移し、撮影を続けることにした。
親子体験イベントの参加者達が待つ3番ホームに入線する261F。
この日、乗務員の仕事体験に使用されたのは、261Fだった。
駅係員が手旗で停止位置を誘導。
昨年の親子体験イベントでも見られた、駅係員の手旗による停止位置誘導。これが撮りたくて、撮影場所を3番ホームに変更した。
いざ車内へ。
入線してきた261Fは、1号車と4号車の前寄りのドアだけが開かれ、参加者は、そこから車内へと乗り込んで行った。
3番ホームの発車案内機は「臨時」表示。
親子体験イベントの参加者は、1号車と4号車、二手に分かれて乗車。そして、11時31分、261Fの臨時列車は、萩山駅留置線へ向けて出発して行った。
いざ留置線へ。
2番ホームの拝島行きと同時発車となった261Fの臨時列車。拝島行きは、2015年8月現在で、新宿線唯一の30000系10両固定編成である30102F。最新鋭車両との並走で、参加した子供達も喜んでいたかもしれない。
この後、私は改札を出場して、萩山1号踏切へ移動。留置線に向かった261Fを踏切付近から撮影してみた。
留置線4番線の261Fと西武遊園地行き。
乗務員の仕事体験に使用する為に留置線の4番線に入った261F。良く見ると、正面にはヘッドマークが掲出されている。
今度は留置線の261Fのみを撮影してみる。
ヘッドマークは記念撮影用として付けられているようだが、白い車体に白ベースのヘッドマークの為、どんなヘッドマークなんだかはっきりしない。そこで、今度は、多摩湖自転車道を少し進んで、留置線の261Fに近付いてみた。
留置線に近付いて撮影してみる。
この場所まで来て、初めて分かったが、このヘッドマークは、参加した子供たちによる寄せ書きとなっており、将来なりたいものを書いている子が多かったようである。撮影した画像を拡大してみると、「運転士になりたい」と言うのが多いようだが、中には、「かっこいい電車を作りたい」と言うのもあった。日付も入っており、記念撮影用には、ピッタリかも。
この後、親子体験イベント参加者の皆さんは、再び電車で萩山駅に戻ってくると言うので、私も萩山駅へと戻り、261Fを出迎える事に。
乗務員のお仕事体験を終えて、再び萩山駅へ。
261Fは、12時49分、参加者達を萩山駅へ送り届ける為に、留置線を発車し萩山駅3番ホームへ入線。停止位置は、1時間ほど前、お出迎えの時と同じ位置であった。
2番ホームに入線してきた萩山止まりと並ぶ261F。
261Fで萩山駅に戻って来た参加者の皆さんは、13時からの修了式に臨む為、駅会議室へ。そして、261Fはと言うと・・・
役目を終えて、261Fは留置線へ。
大役を果たした261Fは、12時54分、留置線へ戻って行った。2番ホームには、12時55分発、萩山始発の西武遊園地行きが入線していたので、西武遊園地行きが先の発車だろうと思っていた為、留置線へ向かう261Fの撮影は、ホームの先端に戻る事が出来ず、やや中途半端な形となってしまった。
こうして、今年も多摩湖線の夏休み親子体験イベントが終了した。当日参加された子供達にも、良い思い出になったのではないかと思う。来年も、このようなイベントが開催されることを期待します。
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