シルバーウィーク 189系の臨時特急を撮影する
シルバーウィーク期間中、9月19日と22日のお話です。
秋の行楽シーズンの5連休。JR各社は、臨時列車を多数増発して対応していた。中央本線では、ゴールデンウィークやお盆休みと同様に、普段は特急列車の運用から外れた189系も、特急列車に抜擢される。
そこで、シルバーウィーク期間中も、189系を使用した中央本線の臨時特急を撮影する事にした。と言っても、時期的に、西武鉄道の曼朱沙華輸送との掛け持ちとなる日もあり、シルバーウィーク初日の9月19日は、まず先に、西武鉄道の曼朱沙華輸送を観察。午後から中央本線へ転戦と言う形になった。
東飯能から八高線で八王子へ。更に八王子から中央線快速電車に乗り換え日野へ。目指すは、多摩川の河川敷。ここでの狙いは、新宿を12時02分に出発する臨時特急「あずさ79号」と、新宿を13時02分に発車する「あずさ81号」。河川敷には、189系目当ての人達が徐々に集まり始めていた。実は、この日、グレードアップあずさ色を纏うM52編成が故障。その為、所定では189系M51編成を使用する予定だった、河口湖行き「ホリデー快速富士山」には、E233系青編成が充当されたと言う情報が、Twitterに流れており、M51編成の特急列車が久々に見られる事が確定していた。M51編成は、早速、甲府へ回送された後、「かいじ186号」に入り、このまま折り返し「あずさ79号」に充当される。撮影地到着時点の光線状態は良好。シンボルマークが復活したM51編成の特急列車を撮るのは、これが初めてという事もあり、私自身のテンションも自然と上がってくる。しかし、過ぎゆく列車を撮りながら待っていると、時間の経過とともに、少しずつ側面に日が当らなくなってきていた。そして、いよいよ「あずさ79号」の通過時刻が迫って来た。前方より189系の姿も確認。カメラを構えるが・・・
豊田車両センター所属の189系M51編成を使用した「あずさ79号」
シンボルマークが復活したM51編成充当の「あずさ」。御覧のように、側面には陽が当りにくくなっており、更に、背後の上り線には、サマーランドのラッピングが施された、E233系T34編成が通過すると言う、「裏被り」の状態になってしまい、河川敷に集まった人達からもため息が漏れた。
この後、1時間後の「あずさ81号」を、この場所に留まって撮影するか悩んだ。しかし、1時間以内に他の場所に移動するのは慌しいこと、更には使用車両が、長野総合車両センター所属の189系N102編成と言う事で、白をベースに緑のラインが入った「あさま色」に賭けてみようと言う結論に達し、この場に留まる事に。
そして1時間後、「あずさ81号」がやって来た。
長野総合車両センター所属の189系N102編成を使用した「あずさ81号」
今度は裏被りも無く、無難に撮る事が出来た「あずさ81号」。でも、やっぱり側面に日が当らないと、条件的には厳しい。やはり違う場所にすべきだったか・・・
この撮影を以て、多摩川の河川敷からは撤収。日野駅方面へ戻り、駅の周辺で遅い昼食を摂った後、今度は新宿を15時02分に発車する「あずさ85号」を撮影する事にした。
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