西武 20152F「妖怪ウォッチ」ラッピング電車運行終了
西武鉄道は、今年も、夏休みの子供向けイベントとして、テレビ東京系6局ネットで放映中の人気アニメ「妖怪ウォッチ」のキャラクターを使用したスタンプラリー、「『妖怪ウォッチ』2015夏休み西武線スタンプラリー」を、7月18日より9月23日まで開催。また、このスタンプラリーに合わせて、20000系20152Fに、「妖怪ウォッチ」のラッピングを施し、ラッピング電車として運転していたが、スタンプラリー終了に合わせて、9月23日を以て、ラッピング電車の運行を終了した。
妖怪ウォッチのラッピング電車となった20152Fは、当初、池袋線系統で運行していたが、スタンプラリーも後半戦に突入した8月22日、新宿線の車両基地である南入曽車両基地で開催された公開イベント、「南入曽車両基地電車夏まつり」での展示に合わせて、活躍の場を新宿線に移し、以降、最終日まで新宿線系統で運行していた。
そこで、今回は、20152F「妖怪ウォッチ」ラッピング電車の新宿線での撮影記録を、ご紹介していきたいと思います。
「妖怪ウォッチ」ラッピング電車の新宿線での運行は、南入曽車両基地電車夏まつりの翌日となる、8月23日から始まった。当日、8月22日の夜から運用に入った。また、翌日の8月23日も、運行予定は無かったのだが、車両運用の都合で、新所沢15時51分発の各停西武新宿行き5832列車から運行される事になり、この列車に合わせて私も外出。航空公園駅で、5832列車を撮影した。
8月23日8月22日から、新宿線系統での運行を開始した20152F「妖怪ウォッチ」ラッピング電車。
新所沢駅を出発し、次駅、航空公園駅に滑り込む、20152F「妖怪ウォッチ」ラッピング電車。そして、振り向くと、背後には、こんな車両が迫っていた。
航空公園駅で早速実現した、20152F「妖怪ウォッチ」ラッピング車と、20156F「いこいーな」との並び。
下りの急行本川越行き2667列車として、航空公園駅に入線してきたのは、西東京市のラッピング電車「いこいーな」20156F。「妖怪ウォッチ」と「いこいーな」との並びは、既に池袋線の「いこいーな」20151Fとの並びを撮影しているが、新宿線の「いこいーな」とは、もちろん、これが初の競演。運行初日より、このような並びが撮れて、とても有り難かった。
その後、暫くの間、20152Fとのタイミングが合わず、撮影できない状態が続き、次に撮影をしたのは、なんと3週間後となった9月12日の事だった。
急行西武遊園地行き2501列車に充当され、萩山のカーブを行く20152F。
この日は、多摩湖線へ直通する3本の急行列車のうち、1本目の急行列車に充当と言う事で、時間に合わせて、地元、萩山のカーブへ。数少ない急行西武遊園地行きへの充当と言う事で、この場所にも撮り鉄さんが集まっていた。
折り返し小平行きも萩山で撮影。
そして、この日は西武プリンスドームで、プロ野球公式戦デーゲームが開催される事になっていた。その為、1本目の急行西武遊園地行きに使用された車両が、西武新宿発の準急西武球場前行きに充当される。
西武新宿発準急西武球場前行きに充当された20152F。新宿線から池袋線へ。連絡線を行く。
まずは、所沢駅から5分少々歩いた所にある、新宿線の線路を見下ろせる地点から、連絡線をクネクネと曲がって行くシーンを撮影してみた。そして、この後、急いで所沢駅に戻り、池袋線の下り列車に乗って、お隣の西所沢へ。
西武球場前到着後、折り返し西所沢行きに。
西所沢駅から、5分ほど歩いた、狭山線の西所沢3号踏切から、折り返し西所沢行きを撮影してみた。
この後、20152Fは、西所沢から小手指車両基地へ回送され、夕方まで同基地内で待機。そして、夕方、西武球場前発急行西武新宿行きになる為、再び西武球場前へ送り込まれる。
小手指車両基地から出庫して、西武球場前へ送り込まれる20152F。
送り込みの回送を、池袋線の西所沢1号踏切付近の側道付近から撮影。その後、西武球場前から戻ってくる20152Fを、狭山線の西所沢3号踏切から撮影しようとしたが、前照灯がハイビーム状態で来てしまった為、撮影に失敗。落胆した状態で駅へ戻ろうとしたところ、まだ西所沢駅に停車していたので、狭山線の西所沢1号踏切から撮影してみた。
西所沢駅に停車中の20152F。
そして、最終日となった9月23日。この日は、午前中で運行終了。最後は西武新宿発の急行西武遊園地行き2505列車として多摩湖線に入線する。そこで、今回は、多摩湖線の線内での撮影に拘ってみた。
多摩湖線、八坂~武蔵大和間を行く20152F。
この列車に20分以上先行する形で、自宅を出発。自転車で多摩湖自転車道を進み、八坂~武蔵大和間、武蔵大和駅に近い、八坂4号踏切へ。被写体がやや遠くなってしまったが、多摩湖線を走っていると言うことを証明するため、白い101系が見える状態で撮影してみた。
西武遊園地からは、折り返し小平行きに。この列車が、ラッピング電車として最後の営業列車となった。
この後、八坂3号踏切へ移動し、ラッピング電車としては最後の営業列車となる、折り返しの小平行きを撮影。これが、私にとっても、妖怪ウォッチラッピング電車としての20152Fの最後の撮影となった。
ラッピング電車としての営業を終えた20152Fは、この日のうちに、小手指車両基地へ回送され、ラッピングは解除された。
さて、その後の20152Fですが・・・
曼朱沙華輸送で、飯能~西武秩父間の各駅停車に充当された20152F。(2015年9月26日撮影)
巾着田の曼朱沙華輸送を観察に出かけた9月26日、増結対応で、通常は4000系で運転されている飯能~西武秩父間の各駅停車に、ラッピングが解除された20152Fが充当されているのを確認した。
20152Fが新宿線に来ている間、池袋線へは新宿線所属の38111Fが貸し出された。
また、20152Fと入れ替わりに、新宿線から池袋線へ38111Fが貸し出されていたが、20152Fの池袋線復帰に合わせて、38111Fも新宿線へ復帰。こちらも、9月26日の朝、新宿線の運用に就いているのを確認。20152Fと38111Fのその後が確認できて、1か月前の状態に戻ったなあと、改めて実感した1日となった。
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コメント
実を言いますと8/22の夜から運用入りしており、目撃情報があります。(アドレスは目撃情報掲載場所)
投稿: a | 2015/10/27 00:16
aさん、ご指摘いただきありがとうございました。
目撃情報掲載場所のアドレスが異なるようですが、私の方でも改めて確認しましたところ、確かに、南入曽車両基地電車夏まつりの当日、8月22日夜から運用に就いているのを確認いたしました。
その結果を受けまして、本文の一部を加筆修正させていただきました。今後は、出来る限り、このような事が無い用、気をつけたいと思います。引き続き、弊ブログをどうぞ宜しくお願いします。
投稿: TOMO | 2015/10/27 07:23