横瀬車両基地へ回送された2000系2009F
10月24日のお話です。
今年度より編成単位での廃車が始まった旧2000系。10月19日に、今年度の廃車第二弾として、2009Fが横瀬車両基地へ旅立ってしまった。11月7日には、横瀬車両基地の公開イベントが開かれる事が、既に発表されており、今回の2009Fも2023F同様、早々に解体される可能性が高い。
そこで、廃車回送後、最初の土曜日となった10月24日の午前中、2009Fの様子を見に、横瀬車両基地へ向かった。
9時08分、横瀬駅に到着。早速、2009Fが見える場所へと移動する。まずは駅前から延びている公道を、真っすぐ芦ヶ久保方向へ歩き、解体線が見渡せる場所へ。ここから2009Fを撮影してみた。
廃車回送から4日後、既に6両全車が解体線に取り込まれた2009F。
先に廃車となった2023Fと同様、2009Fも6両すべてが解体線に取り込まれていた。良く見ると、既に部品の取り外しが始まっており、週明けには、本格的な解体搬出作業が始まりそうな状態だった。
この後、公道を横瀬駅方向に少し戻り、線路の下を潜って反対側へ。出来るだけ2009Fに近付いてみた。
木々の合間から2009Fを見渡す。
3週間前、解体目前の2023Fを撮影した時よりも、周りの草が刈られており、撮影がしやすくなっていたのは有り難かった。しかし、思えば、僅か3週間前には、この場所に2023Fが居たのに、2023Fは跡形もなく、もう違う編成が、この場所にいると言うのが、何だか信じられない。この場所に立った時、そんな心境になった。
この後、私は横瀬駅へ。この日は、西武多摩川線に向かう101系249Fの甲種輸送が有る為、所沢へと戻らなくてはならなかった。最後に、横瀬から乗り込んだ4000系の飯能行き車内より、もう一度2009Fを撮影してみた。
さよなら、2009F。長い間お疲れ様でした。
2009Fよ、長い間、お疲れ様。心の中でそう叫びながら、横瀬を後にした。
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