« 西武 30000系30105Fの甲種輸送を撮影する | トップページ | 引退間近 ひたちなか海浜鉄道キハ2004の単行運転を撮影する »

国民の休日 米タンを撮る

では、ここで、話は遡りまして、シルバーウィーク、9月22日のお話です。

国立駅で、臨時特急「かいじ186号」を撮影したあとは、立川へ。更に立川から青梅線に乗り換えて、向かった先は拝島。

連休中とは言え、この日は火曜日。火曜日は、米軍横田基地への燃料輸送列車、通称「米タン」が運転される可能性の高い日。これまで、チャンスがあれば撮影してきた私は、当然のように拝島へと足が向く。10時31分、拝島駅に到着。早速専用線へ。すると、横田2号踏切には、既に撮り鉄さんの姿が…米タンか運転されることは間違いない。私も早速撮影準備に取り掛かるが、既に、横田2号踏切付近のキャパは不足していそうなので、手前の横田1号踏切からカメラを構える事に。

10時49分頃の事。踏切が鳴りだし、前方よりDE10の姿が確認できた。近付いてきたところで撮影を開始する。

Simg_7d38630

横田基地専用線を行く米タン返空列車。

この日、専用線の牽引を担当したのは、DE10 1189号機。これまでに、何度か米タンを撮影しているが、今まで遭遇した事のない機関車だった。調べてみると、以前から新鶴見機関区にいた車両のようなので、撮影チャンスは、いくらでも有った筈なのだが、たまたま私とのご縁が無かったと言う事なのかもしれない。

この後、拝島駅へと戻り、ホーム上から観察を続ける事に。

Simg_x2506

拝島駅構内で牽引機同士が並ぶ。

拝島駅中線には、鶴見線の安善までの牽引を担当する、新鶴見機関区所属のEF210-170号機が待機しており、上手い具合にDE10 1189号機と並んだため、牽引機同士の並びを撮影してみた。

Simg_x2507

タキ1000から切り離され、留置線へと向かうDE10 1189号機。

その後、入替が始まる。まずは、専用線の牽引を担当したDE10がタキから切り離され、留置線へと進んで行く。

Simg_7d38640

続いてEF210が立川方へ移動。

DE10が留置線に引き上げた後、今度は、安善までの牽引を担当するEF210-170号機をタキに連結するため、まずはいったん立川方へ引き上げる。

Simg_7d38643

EF210と留置線のDE10との一瞬の並び。

そして、立川方に引き上げていたEF210が、転線してタキ1000の元へ。無事に連結作業も完了し、あとは出発時刻を待つだけとなる。

ここから先は、いつものように、米タンに先行する形で拝島を出発。さて、今回は、どこで撮る事にするか。9月二度目の米タン撮影。牽引機は、前回同様、EF210と言う事で、何かやる気をなくしてしまったのか、ちょっと冒険してみようかと言う気分になった。そこで、Facebookのとあるグループに投稿されていた写真で、ちょっと気になっていた場所が有ったので、そこを目指す事にした。気になっていた場所は、南武線の西国立駅に程近い、向郷踏切。実際に現地へ行くと、踏切脇の歩道の行き止まり地点で、お一人撮影されている方がいた為、歩道の警報機付近からカメラを構えてみたが、障害物検知装置などが、どうしても邪魔になってしまう為、撮影不可能と判断。他の場所へ行こうとするものの、もう殆ど時間が無い。そこで、向郷踏切から、川崎方に一つ進んだ、中学校前踏切から撮影する事に。

Simg_7d38647

EF210-170号機に牽引され、南武線を行く米タン。

中学校前踏切に就くと、すぐに踏切が閉まり、米タンが来てしまった。気付けば、ここも障害物が多く、ライブビュー機能を使って、少し高い位置から見下ろす形で撮影してみた。解ってはいた事だが、この場所、編成全体を入れる事は出来なかった。しかし、米タンタキ1000の特徴である「JP-8」のマークは、しっかり写ってくれたから、個人的には満足している。

この日の米タンのさつえいはこれにて終了。向郷踏切近くの中華料理店で昼食を摂ってから撤収した。

| |

« 西武 30000系30105Fの甲種輸送を撮影する | トップページ | 引退間近 ひたちなか海浜鉄道キハ2004の単行運転を撮影する »

鉄道」カテゴリの記事

鉄道:JR貨物」カテゴリの記事

貨物:米タン」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 国民の休日 米タンを撮る:

« 西武 30000系30105Fの甲種輸送を撮影する | トップページ | 引退間近 ひたちなか海浜鉄道キハ2004の単行運転を撮影する »