山手線新型車両E235系 横須賀線を走る
JR東日本の次世代通勤型車両E235系。2015年3月に登場し、山手線での営業運転開始に向けて、試運転が繰り返されてきたが、いよいよ本日、11月30日より、山手線での営業運転を開始する事になった。
山手線の車両としては、13年ぶりとなる新型車両の投入。JR東日本は、山手線での営業運転開始に先駆けて、E235系を使用した、びゅう旅行商品、「E235系初乗り 鎌倉への旅・品川への旅」を発売。山手線での営業運転より1日早い、11月29日に初乗りが体験できるというもので、品川~鎌倉・横須賀間を走行する。
山手線の車両は、営業運転を開始すると、山手線以外の路線を走る機会は殆どない。数年に一度行われる検査も、大崎駅・大井町駅に近い、東京総合車両センターで行われる為、山手線の車両は、ある意味、「箱入り娘」と言える。そんなE235系が、山手線デビュー前に、乗客を乗せて横須賀線を走行する。これは、なかなか貴重なシーンとなりそう。しかし、横須賀線の沿線は、撮影地のキャパが、どこも少なく、沿線は、人が多そう。まともな写真は撮れそうにない。それでも、やはり、E235系が横須賀線を走るシーンは撮っておきたい。私は、横須賀線の各駅の中でも、お気に入りの駅である北鎌倉へ向かう事にした。
高田馬場・品川・戸塚と乗り継ぎ、北鎌倉に到着したのは、9時08分の事。E235系の団臨が通過する、およそ25分前。狭いホーム上には、秋の行楽シーズンと言う事もあり、多くの観光客が。そして、駅手前のカーブ、及び上りホームの東京方先端には、多くの撮り鉄さんの姿が確認できた。とりあえず、私は、折り返しの上り列車で、ある組み合わせを撮る事を狙いとしていた為、鎌倉行きの下り列車は、無難に、上りホームの中ほどで撮影する事にした。
先行列車でアングルをチェックしながら待機。そして、9時32分、真新しいE235系の団体列車が、北鎌倉駅を通過して行った。
横須賀線北鎌倉駅を通過する、次世代通勤型車両E235系。
春頃から試運転を開始していたE235系だが、これまで、私自身は、この車両を撮影した事が一度もなく、正面のフルカラーLED表示器と、カメラのシャッター速度との関係等は、全くチェックしていなかったため、シャッター速度は200分の1で切ってみたが・・・
後追い。
フルカラーLEDの行先表示も「団体 PARTY」と言うのが綺麗に写ってくれて、まずは一安心。この調子でいけば、おそらくシャッター速度250分の1でも大丈夫そうだ。
| 固定リンク | 0
| コメント (2)
| トラックバック (0)
最近のコメント