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山手線新型車両E235系 横須賀線を走る

JR東日本の次世代通勤型車両E235系。2015年3月に登場し、山手線での営業運転開始に向けて、試運転が繰り返されてきたが、いよいよ本日、11月30日より、山手線での営業運転を開始する事になった。

山手線の車両としては、13年ぶりとなる新型車両の投入。JR東日本は、山手線での営業運転開始に先駆けて、E235系を使用した、びゅう旅行商品、「E235系初乗り 鎌倉への旅・品川への旅」を発売。山手線での営業運転より1日早い、11月29日に初乗りが体験できるというもので、品川~鎌倉・横須賀間を走行する。

山手線の車両は、営業運転を開始すると、山手線以外の路線を走る機会は殆どない。数年に一度行われる検査も、大崎駅・大井町駅に近い、東京総合車両センターで行われる為、山手線の車両は、ある意味、「箱入り娘」と言える。そんなE235系が、山手線デビュー前に、乗客を乗せて横須賀線を走行する。これは、なかなか貴重なシーンとなりそう。しかし、横須賀線の沿線は、撮影地のキャパが、どこも少なく、沿線は、人が多そう。まともな写真は撮れそうにない。それでも、やはり、E235系が横須賀線を走るシーンは撮っておきたい。私は、横須賀線の各駅の中でも、お気に入りの駅である北鎌倉へ向かう事にした。

高田馬場・品川・戸塚と乗り継ぎ、北鎌倉に到着したのは、9時08分の事。E235系の団臨が通過する、およそ25分前。狭いホーム上には、秋の行楽シーズンと言う事もあり、多くの観光客が。そして、駅手前のカーブ、及び上りホームの東京方先端には、多くの撮り鉄さんの姿が確認できた。とりあえず、私は、折り返しの上り列車で、ある組み合わせを撮る事を狙いとしていた為、鎌倉行きの下り列車は、無難に、上りホームの中ほどで撮影する事にした。

先行列車でアングルをチェックしながら待機。そして、9時32分、真新しいE235系の団体列車が、北鎌倉駅を通過して行った。

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横須賀線北鎌倉駅を通過する、次世代通勤型車両E235系。

春頃から試運転を開始していたE235系だが、これまで、私自身は、この車両を撮影した事が一度もなく、正面のフルカラーLED表示器と、カメラのシャッター速度との関係等は、全くチェックしていなかったため、シャッター速度は200分の1で切ってみたが・・・

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後追い。

フルカラーLEDの行先表示も「団体 PARTY」と言うのが綺麗に写ってくれて、まずは一安心。この調子でいけば、おそらくシャッター速度250分の1でも大丈夫そうだ。

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西武 101系263Fを使用した「BBつばめ10周年記念号」を撮影する その2

西武球場前駅で「BBつばめ10周年記念号」を撮影した私。この後、「BBつばめ10周年記念号」は、本川越に向かう事になっており、私も、それに先行する形で、西武球場前駅13時33分発の池袋行きに乗って移動する予定だった。しかし、そろそろ1番ホームに停車中の池袋行き車内に移動しようと思った矢先、クモハ263に掲出されていたヘッドマークが外され、新たなマークが付けられた。それは・・・

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西武球場前駅での撮影タイム。13時30分頃から「急行奥武蔵」のヘッドマークが掲出された。

新たに掲出されたヘッドマークは、昔懐かしい「急行奥武蔵」だった。黄色い101系に良く似合うヘッドマークで、263Fで、このヘッドマークが見られた事は、とても嬉しかった。

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西武 101系263Fを使用した「BBつばめ10周年記念号」を撮影する その1

11月15日のお話です。

この日、西武鉄道では、101系263Fを使用した団臨が運転される事になった。団臨の主催者は、清瀬にある鉄道ファンのご主人がやられている理髪店「BBつばめ」。これまでにも、このお店は、様々な団臨を運転しており、今回は、開店10周年を記念し、西武鉄道としては最後の黄色い101系となった263Fを使用した団臨を運転すると言う。しかも、この団臨は、普段は263Fが走行しない区間にも入線すると言う事で、これは、しっかり記録しておきたい。幸いにも、この列車に乗車すると言う人が、私の周りにいて、時刻などを教えていただく事が出来たので、有り難く撮影させていただく事にした。

当日、まず最初に向かったのは、団臨の始発駅である清瀬。この日の主役、263Fは、まず、いったん保谷まで回送されると言う。よって、所沢から先、所沢~保谷間が263Fにとって、初入線となる為、当初は保谷駅まで行こうかとも思ったが、保谷駅での折り返し時間が短いため、清瀬駅の近くで、送り込みの回送を撮影する事にした。撮影地として選んだのは、清瀬駅から池袋方向に少し進んだところにあるカーブ区間。線路沿いに公道が有り、この公道からの撮影となるが、団臨の始発、清瀬駅から近い事もあり、この団臨に乗る人も、回送列車を撮ろうと言う人が多いのか、この付近の公道には、263Fの回送列車を撮影しようと言う人が多く集まっていたが、なんとか場所を確保する事が出来た。

現地到着から、およそ10分。9時28分頃になるが、263Fの回送列車がやって来た。

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保谷へ向かう263Fの回送列車。

普段は走行しない、池袋線を走る263Fの回送列車。数年前まで、この区間では、101系が当たり前のように走っていたのだが、今日では、3ドア車が一掃されてしまい、久々の走行となった。支線区のワンマン運転用と言う事で、種別幕もなく、更には4両編成に短縮されてしまった姿ではあるが、それでも、黄色い101系は、存在感が有る。

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「海外譲渡」のヘッドマークを掲出した南武線205系ナハ39編成

11月16日のお話です。

現在、E233系への置き換えが進行中のJR南武線。増備が順調に進み、南武線の本線区間では、205系が残り4編成(11月16日現在)、209系が残り1編成と言う状況までになっており、日によっては、全列車E233系で運転される日もあり、完全置き換えとなる日も、すぐそこまで来ていると言っても過言ではない。

そんな状況下の南武線に、この日より、205系ナハ39編成に「海外譲渡」のヘッドマークを掲出して走っていると言う情報が、Twiterで流れてきた。南武線の205系は、一部の車両が、廃車後にインドネシアに譲渡されており、この事は、各駅に掲出されている、中原電車区発行の壁新聞、「なんぶ南(なん)でも情報」にも、引退後の205系が、インドネシアに譲渡されている事が書かれており、一般の利用客にも、ある程度は知られている。そんな事もあり、今回、南武線の本線区間からの引退を記念したヘッドマークにも、「海外譲渡」をアピールするヘッドマークが用意されたものと思われる。

そこで、「海外譲渡」のヘッドマークが掲出された、ナハ39編成を早速撮影する事にした。この日のナハ39編成は31F運行。たまたま、仕事を終えてから、立川駅近くの模型店「マイホビーキョーサン」へ行く用が有り、そのついでに撮れないかと思って調べてみたところ、19時50分頃、立川駅に来る事が判明。時間的に、キョーサンの帰りに撮るには好都合なタイミング。時間に合わせて店を出て、立川駅へ。7・8番線の川崎方には、同じように、ナハ39編成を撮影しようとしている同業者の姿が数名見られた。

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「海外譲渡」のヘッドマークを掲出した、205系ナハ39編成。

御覧のように、ナハ39編成に掲出されたヘッドマークは、今から40年ほど前に南武線を走っていた73系電車に掲出されていたサボをイメージしたもの。なかなかマニアックなデザインだ。

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増備が進む南武線のE233系。(2015年9月1日撮影)

今回、ナハ39編成に、このようなヘッドマークが掲出した事で、1989年から運行されてきた205系の運行も、南武線の本線区間では、まもなく終了となる事は間違いない。このヘッドマークも12月上旬まで掲出予定という事で、掲出終了時期が、205系の南武線本線区間での運行終了の時期なのかなと言う気がする。

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西武 トレインフェスティバル2015in横瀬 臨時列車復路編

さて、横瀬車両基地を出た私は、急いで横瀬駅へ。38116Fの臨時列車の撮影に備えて、横瀬駅13時44分発の飯能行きで横瀬を出発する。駅前のトイレに立ち寄って、改札を入った時点で、時刻は13時40分となっていた。この時、38116Fも撮影会場を離れて、いったん、西武秩父方へ引き上げていた。そこで、構内踏切付近から、38116Fを撮影していると、私が乗車する飯能行きが入線。38116Fと4000系の並びを撮影してみた。

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折り返し運転に備えて、西武秩父方に引き上げた38116Fの横を通過する、4000系の飯能行き。

この時、38116Fの行先表示は「回送」となっていた。欲張った言い方をすれば、38116Fの表示も、「回送」では無い方が良かったが、それでも、この場所で38116Fと4000系の並びを撮れるとは思っていなかったので、この撮影は嬉しい誤算だった。

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西武 トレインフェスティバル2015in横瀬 会場編

では、続いて会場編です。

横瀬駅に到着した私は、まず会場へ行く前に、駅前のトイレへ。会場内は、建屋が無くなった事から、トイレも仮設トイレのみと言う話を事前に聞いていた為、混雑する事を考慮し、先にトイレを済ませておく事にした。実際に、これは正解で、会場内の仮設トイレには、長い行列が出来ていた。

トイレを済ませて、地下道を潜り、いよいよ車両基地へ。早速、基地内に入ると、地元、西武鉄道のイベント会場と言う事もあり、あちらこちらで知った顔が見えた。それぞれご挨拶をした後、車両展示スペースへ。今年は、折り返しまでの間、展示されている38116F以外、撮影タイム等は設けられていないようで、車両の展示スペースの横は、通路になっている事から、綺麗に撮るには、出来るだけ人が少なくなるのを待つしかないと言う状況だった。

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101系低運車クハ1224と、E854の並び。

まずは、101系低運車の生き残りである、クハ1224と、E851形電気機関車、E854との並びを撮影してみた。電気機関車は、全ての車両のパンタグラフを上げていたが、建屋の解体と合わせて、建屋付近の架線も全て撤去されてしまった為、パンタグラフを遮るものが無く、目一杯上がってしまっていた。

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西武 トレインフェスティバル2015in横瀬 臨時列車往路編

11月7日のお話です。

10月14日の鉄道の日に合わせて、各鉄道会社は、10月から11月にかけて、鉄道の日関連のイベントが多数開催されているが、我が地元、西武鉄道でも、秋の恒例行事「西武トレインフェスティバル2015in横瀬」が、11月7日に開催される事になった。

これまで、このイベントは、10月上旬に開催されていたが、2014年2月の大雪により、建屋が崩壊したことにより、昨年から11月上旬の開催となった。建屋が崩壊してしまうと、会場がすべて屋外になってしまう事もあり、まだ暑さが残る10月上旬よりは、涼しいシーズンに開催と言う事が狙いなのかもしれない。なお、昨年は、弊ブログの10周年記念イベントと重なってしまった為、私にとって、西武トレインフェスティバルin横瀬は、2年ぶりの参戦。今回も、朝から気合を入れて、臨時列車の撮影からスタートする事にした。

会場への臨時列車、今回は2本。まず1本目は、池袋駅を7時55分に発車する横瀬行き。この列車は、西武池袋線開業100周年を記念し、池袋~飯能間を、池袋線開業時の12駅に停車し、飯能から先は各駅に停車する。このパターンは、6月の西武・電車フェスタin武蔵丘検修場の時と同じ。どうやらスジも同じみたい。あの時は、確か送り込みの回送が、所沢駅を7時12分頃に通過だったなあと思い出し、自宅を6時30分に出発。所沢駅には、6時52分に到着した。さて、ここから、所沢陸橋付近まで歩こうかとも考えたが、万が一、送り込みが早く通過してもいけないので、所沢駅から一番近い撮影地となる、秋津5号踏切へ。先客が一人いらっしゃったので、ご挨拶をして、一緒に撮影させてもらう事にした。

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所沢駅を発車する快速池袋行き3104列車。

秋津5号踏切到着後、先行列車でカメラの設定を確認する。現地到着後2本目の列車となる、快速池袋行き3104列車には、昨年度の増備車である30104Fが充当されていた。だいたい、こんな感じで撮れれば良いなあと思いながら、送り込みを待つ。そして、7時12分頃の事。臨時列車の送り込み回送がやって来たのだが・・・

 

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池袋へ送り込まれる38116Fの回送列車。

西武池袋線開業100周年のヘッドマークを掲出してやって来たのは、池袋線所属車両では現時点で最新車両となる38116F。しかし、御覧のように、下りの特急「ちちぶ3号」に被られてしまった。

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気を取り直して、後追いを撮影。

特急列車の時刻については、確認を怠っており、秋津5号踏切での撮影は、何とも悔いが残る結果になってしまった。

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さよなら2013F 横瀬車両基地へ廃車回送される

11月12日のお話です。

TwitterやFacebookに寄せられた情報によると、11月12日、長年、新宿線で活躍を続けてきた2013Fが、横瀬車両基地へ旅立ってしまったとのこと。2023F、2009Fに続き、3本目の廃車が発生しました。

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2011年の節電ダイヤ時に、6連のまま西武新宿~本川越間の各停に充当された2013F。(2011年9月1日撮影)

2013Fは、行先表示が幕式のままとなっており、更に、1999年、新狭山~南大塚間にて発生した、トレーラーとの接触事故の影響で、貫通扉のワイパーが、新2000系と同じ黒いワイパーとなっている等、他の編成と判別のしやすい車両でした。

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小平~玉川上水間折り返し運用に就いた2013F。(2013年10月27日撮影)

昨年、検査を通していましたので、年を越してくれるかとも思いましたが、横瀬車両基地のイベントも終了し、落ち着いたこの時期に、旅立ってしまいました。

2013F、長い間、お疲れ様でした。

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西武4000系「ハッピートレイン」に乗車する

11月8日のお話です。

大安吉日となったこの日、私の鉄道仲間の結婚式を行う事になった。新郎・新婦共に鉄道ファン。この二人が選んだ挙式プランは、今年4月より始まった、川越プリンスホテルの挙式プラン「HAPPY TRAIN WEDDING」だ。今から2カ月ほど前、9月5日に、このプランの第1号が運転された。この時のご夫婦は、埼玉西武ライオンズの大ファンと言う事で、このプランを選んだようだが、今回は二人揃って鉄道ファン。私自身、新郎・新婦の友人として、そして、一人の鉄道ファンとしても、どんな挙式になるのか、とても気になっていた。ただ、撮り鉄としては、この列車に乗るだけではなく撮りたいと言う思いも強かった。でも、乗ってしまえば撮れない。新郎・新婦に相談したところ、どちらか片道は撮影に充てても良いと言う事になり、本川越から西武球場前へ向かう往路の分を撮影に充てて、西武球場前からの復路は、乗車する事にした。

当日朝、私は受付開始時間となる午前10時ごろに間に合うように、川越プリンスホテルへと向かう。10時01分に本川越駅に到着。そのまま駅に隣接している、川越プリンスホテルへ。この日はあいにくの雨模様であったが、駅に隣接していると、こう言う時は表に出ないで移動できるので、とても有り難い。ホテル3階の受付で会費を支払い受付を済ませると、一行より一足早くホームへ。とりあえず、西武球場前までの乗車券を購入し、ホームへ。1番ホームには、この日の挙式会場となる4000系のトップナンバー編成、4001Fが入線しており、新郎・新婦を待ち構えていた。この編成、私が本川越まで乗車した、国分寺からの直通列車の前を走っており、到着時には既に入線していたのだが、落ち着いて、この編成を見たのは、この時が初めて。まだ時間が有ったので、まずは、停車中の4001Fを撮影する事にした。

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本川越駅1番ホームで新郎新婦を待つ「ハッピートレイン」

たまたま偶然なのかもしれないが、前回の9月5日に引き続き、今回も4001F充当となった。2回とも同じ編成と言うのは、何か意味が有るのだろうか。4000系には、「よいふうふ」と読む事が出来るモハ4122を含む4021Fもあるので、そちらの方が適任と言う気もする。

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続いてヘッドマークを撮影。

4001Fの貫通扉に掲出されたヘッドマーク。前回は、4000系のイラストと、新郎・新婦の名前が入れられた物だったが、今回は、いかにも鉄道ファンの夫婦らしいマーク。このヘッドマークは、新婦里絵さんの友人である、Litbiさんが作成したとのこと。後ほど、作成者ご本人にお会いしてお話を聞いたが、新郎の好きな101系ワンマン車と、新婦が好きな新2000系の写真を、それぞれ頂いて、コンピューターを使用し作ったとのこと。いやいや、なかなかの力作であります。

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特急ホーム車止め付近に掲出された横断幕。

ここまで撮影したところで、ホーム上に、西武鉄道沿線の鉄道ファンには、イベント会場でお馴染みの方が・・・そう。この日の挙式の司会を担当するのは、ものまねタレントの立川真司さん。Facebookでお友達になっていただいているのだが、これまでお話をする機会は無かった。本番前の慌しい時間ではあったが、名刺交換をさせていただいた。ちょっとお話を伺ったところ、「結婚式と言う形に拘らず、楽しい場にしたい。」と仰っており、これは楽しみ。期待度が一気に高まった。

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文化の日 米タンを撮る

文化の日。11月3日のお話。

毎年、11月3日は、航空自衛隊入間基地にて、入間航空祭が開催される。今年の文化の日も、好天に恵まれ、朝から、航空祭関連の臨時列車の撮影に出かけていたが、この日は、祝日とは言え火曜日。火曜日と言えば、米軍横田基地への燃料輸送列車、通称「米タン」が運転される可能性の高い日でもある。航空祭臨時列車観察、そして米タン。どちらも、弊ブログにとっては、これまで継続してやって来た大事なネタでもある。しかし、ここは、年に一度しかない、航空祭関連の臨時列車観察を優先する事にした。

しかし、臨時列車観察も一区切りがついた昼過ぎの事。同行者が、携帯で情報を調べていると、米タンが運転され、しかも拝島~安善間の牽引機が、JR貨物のEF65 2121号機である事が判明。EF65 2121号機と言えば、10月17日、都営地下鉄大江戸線の新型車両の甲種輸送の牽引も担当した国鉄色の機関車。このところ、EF210牽引が多かった米タンだが、EF65牽引、しかも貴重な国鉄色車両となれば、是非とも撮影しておきたい。航空祭関連の臨時列車観察を、いったん中断し、午後の安善から戻ってくる便を、府中本町駅で撮影する事にした。米タンが府中本町駅を通過するのは15時30分頃。通過30分ぐらい前に府中本町駅に到着したが、既に武蔵野線のホーム上には、多くの鉄道ファンが集まっていた。さすがに、これだけ集まっているとなると、理想的な場所は確保できない。それでも、何とか撮れそうな場所を確保。列車の通過を待つ事にした。

15時30分、EF65 2121号機を先頭にした米タンが接近。撮影を開始した。

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府中本町駅を通過する米タン。

国鉄色のEF65が牽引する米タン。光線状態等、決して綺麗な画像で無いが、どんな形であれ、2015年の文化の日の米タンを記録できたことは嬉しかった。

この後、武蔵野線の電車に乗り込み新秋津へ。再び、航空祭関連の臨時列車の撮影に向かった。

おまけ

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府中本町駅を通過するE491系「East i-E」

米タン通過のおよそ20分前。武蔵野線を検測中のE491系「East i-E」が府中本町駅を通過して行きました。影が目立ちますが、こちらも記録と言う事でご紹介させていただきました。

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西武池袋線 「ハロウィンイベント電車」を撮影する

1週間前、10月31日のお話です。

午後から横瀬車両基地へ。2009Fの解体状況を確認しに行ったが、横瀬では30分ほどの滞在時間で、、最低限の撮影だけを済ませた後、特急「ちちぶ32号」でとんぼ返り。急いで練馬方面へ戻る事に。

この日はハロウィン。西武池袋線では、ハロウィンのラッピング電車、30101Fを使用した、車内でハロウィンを楽しめるイベント電車を3本運行する事になっていた。このイベント電車は、池袋駅を出発し、約50分走行した後、練馬駅で解散と言うもの。第1便と2便は「アイドルトレイン」と称し、アイドルが車内でライブを行う。そして第3便は、「KAWAII HALLOWEEN PARADE TRAIN」と称し、人気モデルによるパレードショーが行われると言うものだった。

このうち、「アイドルトレイン1号」は、池袋駅を16時45分に発車する。日照時間が短くなるこの季節。天気さえ良ければ、練馬~石神井公園間の複々線区間なら、ギリギリ走行写真も撮れるかなあと、急いで戻ってきたが、石神井公園に到着した時点で、予想以上の暗さにより断念。ちょうどその頃、知人より、第1便の折り返し駅は、清瀬ではないかと言う天の声が入った事もあり、石神井公園で改札を出場した後、折り返して清瀬へ。ここで、「アイドルトレイン1号」の到着を待つ事にした。

そして、清瀬到着からおよそ10分。17時14分頃の事であるが、清瀬駅2番ホームに、「アイドルトレイン1号」が入線。早速撮影を開始した。

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清瀬駅2番ホームに入線してきた、ハロウィンイベント電車「アイドルトレイン1号」

「アイドルトレイン1号」は、準急飯能行き4147列車の後を追うように、清瀬駅に到着した。普段は通勤通学輸送に従事する30000系の車内で、どのような事が行われているのか。しかし、入線してきた30101Fは、全ての窓にブラインドが下げられており、更に扉の窓にも、車内の様子が見えないように目隠しがされており、車内の様子は全く解らなかった。しかし、一部の車両からは、アイドルの歌声が漏れてきており、車内では駅停車中も関係なく、ライブが行われている事は伝わって来た。

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約5分ほど停車した後、練馬(池袋)へむけて折り返して行った。

「アイドルトレイン1号」は、清瀬駅で5分ほど停車した後、清瀬駅を発車。一路、練馬(池袋)方面へ向かって走り去って行った。イベント電車は、この後も2本運行されるが、この日は、この時点でかなり疲れていた事もあり、イベント電車の追跡は、ここで終了とした。なお、2本目のイベント電車も清瀬駅折り返しだったようであるが、3本目のイベント電車は、保谷で折り返したらしい。

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ハロウィンイベント終了後も、そのままの姿で運行されているハロウィンラッピング電車。(2015年10月25日撮影)

さて、今回のイベント電車に使用された30101Fだが、ハロウィンイベント終了後も、ハロウィンのラッピング電車として走り続けている。西武鉄道の公式サイト内のリリースによると、ハロウィンのラッピングは、11月末までの運行予定となっている。ここまで、明るい時間帯で、まともに撮れたのが、10月25日に撮影した後追いのみと言う状況なので、出来れば、もう一度改めて撮影したいとは思っているが、予定よりも早く、ラッピング掲出が終了する可能性もあるので、急いで撮らなくては・・・

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西武多摩川線 101系241Fの甲種輸送を撮影する

10月25日、多摩川線から、241Fが甲種輸送で本線側に戻って来た。

多摩川線の甲種輸送が実施される際、私は、甲種輸送が実施される週の水曜日夜に、どの編成が本線側に戻ってくるのか、帰宅時に多摩川線の白糸台駅に立ち寄って観察する事にしている。本線側へ戻る編成は、その週の水曜日より、運用から外れて、甲種輸送に備えた準備を始めるからで、今回も、10月21日の夜、帰宅時に白糸台駅に立ち寄った。おそらく、241Fであろうと言う事は解っていたのだが、やはり自分の目で確かめないと、気が済まない。駅のホームから車庫に停まっている車両を見ると、やはり241Fだった。せっかく、ここまで来たので、改札を出場し、車庫が見渡せるコインパーキングへ移動。241Fを撮影してみた。

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本線側へ戻る為に、甲種輸送の準備作業に入った241F。

3日後の甲種輸送に備えて、この時点で、既に連結器が自動連結器に。そして、反射板を取り付けるための金具が付けられている。また、何故か方向幕は「臨時」表示。多摩川線では、あまり見られない表示なので、これは、ちょっと有り難かった。

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西武多摩川線へ向かう101系249Fの甲種輸送を撮影する

10月24日から25日にかけて、西武多摩川線の車両交換に伴う甲種輸送が実施された。

多摩川線からは241Fが戻る事になり、多摩川線へは249Fが送り込まれる事になった。249Fは、4月4日から5日にかけて実施された甲種輸送により、多摩川線から本線側に戻って来た。復帰当初は、中間車2両が武蔵境自動車教習所の広告電車の仕様のまま、多摩湖線の営業運転に就いていたが、広告掲出期間の満了を以て、広告電車から解除されていた。今回、多摩川線へは半年ぶりの復帰となる。

10月24日の朝、私は、横瀬に向かう途中、所沢駅での乗り換えの合間に、6番線に停車中の263F+249Fを撮影してみた。

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所沢駅6番線で朝を迎えた263F+249F。

これまでの多摩川線の甲種輸送と同じく、263F+249Fは、23日上り終電後に、小手指車両基地から所沢駅6番線に送り込まれ、ここで朝を迎えた。いつもは、もう少し池袋方に停車しているのだが、この日は、何故か8両停止位置目標で停められていた為、所沢駅5番ホームからでも、263Fを含めて撮影する事が出来た。しかし、その分だけ、停止位置が西所沢方にずれている為、最後尾車両に関しては、ホームからの撮影は出来なかった。

この後、前の記事で触れたように、横瀬車両基地で2009Fを見た後、所沢へとんぼ返り。駅構内の狭山そばで、早めの昼食を摂った後、所沢陸橋へ移動。新秋津へ向かう263F+249Fを撮影する事に。陸橋に着くと、既に先客が6人ほど。ここ最近の多摩川線甲種では、やや多めの人数だった。先客と通行人の邪魔にならないように、陸橋の階段で待機。そして、12時10分頃、263F+249Fがやって来た。

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263Fに牽引され、新秋津へ向かう249F。

この時、改めて249Fのベンチレーターが1個も撤去されていないことを確認する。ここ最近、多摩川線に送り込む車両は、武蔵丘検修場に入場しない車両でも、車両基地で予めベンチレーターを撤去しており、今回の249Fも、撤去されるものと思っていた。しかし、249Fは状態が良かったのか、ベンチレーターの撤去は全くされていない。牽引役の263Fも、御覧のように先頭車両のクモハ266だけは撤去されているように、一部の車両、または各車両1~2個撤去と言うパターンが相次ぐ中、この249Fは、現存する101系で唯一、ベンチレーターが1個も撤去されていない編成と言う状態が維持された。多摩川線に戻ってからも、新小金井~多磨間のいちご橋辺りで撮影しなくては・・・

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