冬季限定 パンタグラフ2基上昇で走る秩父鉄道の貨物列車
SL「パレオエクスプレス」と並んで、秩父鉄道の魅力の一つでもある貨物列車。ほぼ1年に亘り、毎日のように走っている貨物列車だが、毎年、冬の季節だけ、電気機関車のパンタグラフが2基とも上昇させて運転するため、迫力が増す。まさに、撮るなら今が旬の貨物列車。私も、パンタグラフを2基上昇させて迫力が増した貨物列車を撮影するため、1月16日、31日、2月21日と、これまでに3回、秩父鉄道沿線に撮影に出かけた。
まずは1月16日。この日は、西武鉄道の「秩父ハローキティトレイン」の運転開始を記念した臨時列車の撮影に出かけていた。この臨時列車の撮影を終えた後、秩父へ。西武秩父駅構内の仲見世通りで昼食を食べ終わると、既に14時を過ぎていた。更に、この日は、19時30分までに恵比寿へ行く事になっていた為、あまり遠くへは行けない。悩んだ挙句に向かったのが長瀞~上長瀞間。桜のシーズンには賑わうポイントであるが、この日は、時々、地元の人が散歩で通る程度で、とても静かだった。
黒Hゴムが特徴。デキ506が牽引する7106列車。
15時47分、パンタグラフを2基上昇させたデキ506が牽引する、武州原谷発三ヶ尻行き7106列車がやって来た。このデキ506は、影森方の貫通扉を除き、Hゴムが黒いものに交換されているのが特徴とのこと。いきなり、レアな車両に遭遇してしまった。
デキ507が牽引する、三ヶ尻発武州原谷行き7305列車。
7106列車通過から、およそ30分。今度は、デキ507が牽引する武州原谷行き7305列車が通過した。7305列車は、この後、和銅黒谷駅で、上り貨物列車7206列車と交換する事は、これまでの撮影実績で解っていた。そこで、後続の西武線直通池袋行きに、上長瀞駅から乗車し、皆野駅へ移動。ここで、7206列車の入線を撮影する事にした。
皆野駅に進入する三ヶ尻行き7206列車。
この日、7206列車を牽引していたのはデキ301。上長瀞では、デキ500形しか撮影できなかったので、違う形式が撮れた事は嬉しかった。
そして、7206列車は、皆野駅で三峰口行き普通列車と交換する。撮影後は、既に到着していた三峰口行きに乗り込み、御花畑へ。更に、西武秩父駅から特急「ちちぶ」に乗り継ぎ、池袋経由で、一気に恵比寿を目指した。
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