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お陰様で700万HIT達成!

いつも「TOMOの鉄日誌」をご覧頂きましてありがとうございます。

2004年9月6日にスタートした「TOMOの鉄日誌」は、お陰様で、9月28日、立ち上げから約12年で、700万HITを達成いたしました。ここまで続けてこられたのも、弊ブログを応援してくださった皆様のお陰です。この場を借りて厚くお礼申し上げます。

通常ですと、節目達成の時には、その数字に合った形式の車両の写真を取り上げておりますが、今回はこの車両の画像を取り上げたいと思います。

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近江鉄道700系「あかね号」(2014年5月5日高宮駅で撮影)

700つながりと言う事で、近江鉄道の700系電車です。「あかね号」と言う名で親しまれている、この車両は、かつて、西武鉄道で活躍していた401系電車、437Fをベースに改造した特別仕様車で、車内は、なんと転換クロスシートになっています。

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「あかね号」車内。

この撮影から2年が経過。皆さんもご存知の通り、近江鉄道では、赤電も登場しましたし、この「あかね号」も前面上部にLED行先表示器が設置される等、撮影した2年前とは、違った状況になっているので、また行きたいと考えています。その意味でも、今回の節目達成のテーマは、近江鉄道700系「あかね号」とさせていただきました。

今後とも「TOMOの鉄日誌」を、どうぞよろしくお願いします。

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さよなら 西武2000系2097F 横瀬車両基地へ回送される

9月27日のお話です。

西武鉄道は、今年度、30000系を8両、そして新形式となる通勤車、40000系を20両新製する事を発表している。新車が来れば、その分に見合うだけ、老朽化した車両が廃車となる。今年度、既に30000系8両と、40000系10両の搬入が終了。40000系については、まだ営業運転開始まで時間が有る為、玉突で廃車を出すには、もう少し時間が必要となるが、30000系については、既に営業運転を開始しており、この分については、いつ廃車が出てもおかしくない状況が続いていた。

しかし、昨日、TwitterやFacebookに寄せられた情報によると、1992年の登場以来、24年間、池袋線系統で活躍して来た、新2000系の2097Fが、横瀬車両基地へ回送されてしまったとのこと。この編成の特徴や状況などから、どうやら、この編成が、今年度の廃車第一弾となる可能性が高い。

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横瀬車両基地へ回送されてしまった新2000系2097F。(2016年4月24日、仏子駅にて撮影)

2097Fは、1992年、所沢車両工場で製造された。既に6000系も登場しており、新2000系としては、最終増備車となった2055Fに次いで新しい車両。この編成の大きな特徴は、モハ2197+モハ2198のユニットが、三菱電機製のGTO素子によるVVVFインバータ制御となっている事。他の2000系とは、明らかに違う走行音を楽しむ為、この編成に遭遇した時は、モハ2197またはモハ2198に好んで乗車すると言うファンも多かった筈。私もそんな一人。

ある意味、試験車的要素の強い編成だけに、現場での扱いは不評だったのか、他の新2000系8両固定編成で進められている、ベンチレーターの撤去、パンタグラフの削減、LED行先表示器のフルカラーLEDへの交換なども行われず、また、最近の乗車時には、クーラーが古いタイプへ交換されているのを確認する等、廃車を匂わせる動きが見られていた事から、そう長くは無いだろうと思ってはいたものの、いざ横瀬へ送られたと聞くと、なんだか寂しくなる。

このまま8両全てが廃車となると、西武鉄道が平成になってから投入した車両で、初の廃車発生と言う事になる。比較的、経年が浅い事もあるので、一部車両だけでも譲渡されるのか、それとも8両全てが解体されてしまうのか。

次の週末、横瀬に様子を見に行ってみるか・・・

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高崎車両センター115系 T1143編成とT1147編成が廃車回送される

9月26日のお話。

ついに廃車が発生した、高崎車両センター所属の115系。昨日は、T1143編成とT1147編成の2本が、長野総合車両センターへ向けて、帰らぬ旅に出てしまった。

昨日は、私用の為、午後は早退していた。思ったよりも早く私用も終わり、ふとtwitterを眺めてみると、115系の廃車回送が行われているとのこと。そろそろ2回目の廃車回送があるのではないかと言う噂は聞いていたので、1回目と比較すると、それほど驚きはなかった。

帰らぬ旅に出た115系をせめて見送ろう。私は、立川~日野間の多摩川橋梁へ行ってみた。15時35分頃の事。EF64 1031号機に牽引された、115系T1143編成とT1147編成の廃車回送が、多摩川橋梁を通過していった。

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EF64 1031号機に牽引され、長野へ向かう、高崎車両センター所属の115系T1143編成+T1147編成。

T1143編成及びT1147編成は、共に、中央本線の狭小トンネル対策で、パンタグラフは撤去されていた。よって、この2編成は、もう、自力での走行は出来ない。そう思うと、115系好きとしては、とても寂しく感じられた。

今回、廃車回送された2編成は、私が、これまでに撮影した115系の画像を見ても、発見できなかった。高崎の115系、結構撮り貯めて来たと思っていたが、まだまだ撮っていない編成も多い。1本でも多く記録しておきたい。近いうちに、高崎方面へ行かなくては・・・

ところで、この廃車回送、昨日は、牽引役のEF64 1031号機が、途中で故障を起こし、EF64 1052号機が救援に駆け付けたとか。電車の配給列車用に、暫くは機関車を残す必要があると思うが、その機関車の老朽化問題を、JR東日本はどのように考えているのだろうか。ちょっと気になった。

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米タンを撮る

では、ここで3週間ほど遡りまして、9月1日のお話です。

防災の日。小川駅で防災訓練の様子を観察した後は、西武拝島線の電車に乗り込み、一路拝島へ。

この日は木曜日。毎週、火曜日と木曜日は、米軍横田基地への燃料輸送列車(通称:米タン)が運転される可能性の高い日。となれば、当然の事ながら、米タンは撮影対象となる。

小川駅から乗車した拝島線の電車は、途中駅を12分ほど遅れて運転していており、冷や冷やしたが、10時42分頃、拝島駅に到着すると、構内には、まだ米タンの姿は無かった。とりあえず、改札を出て、駅前の横田1号踏切へ向かう。このところ、火曜日と木曜日が祝日に重なると、米タンを撮ろうとする人が多く見られるようになったが、この日は平日と言う事も有り、横田基地専用線でカメラを構えている人の姿は無く、逆に、米タンそのものが有るのかどうかも不安になる。しかし、横田1号踏切には、列車を見に来たと思われる、一組の親子の姿が有り、希望を持って待つ事にした。

横田1号踏切で待つ事およそ5分。踏切が鳴りだし、前方にDE10を確認、近付いてきたところで撮影を開始する。

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横田基地専用線を行く、米タン返空列車。

この日、横田基地専用線の牽引を担当したのは、DE10 1576号機。あとで調べてみると、なんと1年前の9月1日も、このDE10 1576号機が、横田基地専用線の牽引を担当していた。まあ、DE10自体も、数を減らしているだけに、どうしても同じ顔ぶれが続いてしまうのだろう。

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後追い。横田1号踏切で米タンを見送る親子。

振り向いて後追い。走り去る米タンを見送る親子を入れて撮影してみた。

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E26系客車中央本線初入線!「信州カシオペアクルーズ」を撮影する

9月10日、午後のお話です。

北海道新幹線開業まで、上野~札幌間に運転されていた、寝台特急「カシオペア」に使用されていたE26系客車。「カシオペア」廃止後は、主にJR東日本管内を巡るクルーズトレインとして使用されているが、この度、E26系客車を使用した「信州カシオペアクルーズ」が、9月7日から10日にかけて、上野~松本・長野間に、常磐線・武蔵野線・中央本線・篠ノ井線経由で運転される事になった。

E26系客車にとっては、初となる中央本線への入線。この話を聞いた時から、私は、この列車に注目していた。流石に、初日の7日に関しては、平日の夕方、上野を出発すると言う事で、まともな撮影は出来ないが、幸いなことに、上野へ戻ってくる10日に関しては、日中の走行となり、立川周辺での撮影ならば、西武40000系の甲種輸送の撮影を終えてからでも、地元へ戻る際に、駆け付ける事が出来る。帰り道にさらっと撮る感覚で、撮影に出かける事にした。

しかし、40000系が一夜を過ごす事になる、横浜羽沢駅での撮影を終えたあたりから、体調が優れない。どうやら、熱中症の症状が出ているようだ。とりあえず、川崎駅から南武線の快速電車に乗り込み立川へ。水分補給をしながら、冷房の利いた車内で目を閉じて休んでいたが、立川に到着しても、あまり体調は戻らない。とりあえず、ホームのベンチに腰を下ろして、再び水分補給をする。ようやく、回復したので、立川駅南口から西武バスに乗り込み、多摩川の河川敷へ。現地に到着したのは、「信州カシオペアクルーズ」通過のおよそ15分前だったが、逆光になるにもかかわらず、河川敷には、数え切れないほどの撮り鉄さんが集まっていた。

とりあえず、人と人との間を縫うように撮影出来ればと思い、場所を探す。どうにか撮れそうな場所を見つけ、持参した踏み台に上がり、カメラを構える。先行列車で試し撮りして、何とか撮れそうだと確認。そして、更に待つことおよそ5分。EF64 37号機に牽引された、E26系客車が多摩川橋梁に差し掛かった。

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EF64 37号機に牽引され、中央本線を行くE26系客車。

1999年のデビュー以来、東北・北海道方面への運行が中心だったE26系客車。まさか、中央本線でその姿を拝む日が来るとは・・・撮影しながらも、何か夢を見ているような感じだった。そして、E26系を牽引するEF64 37号機。中央本線では、日常的に見られたEF64の0番台車も、気付けば、この37号機を残すのみとなってしまった。EF64らしさと言う点を強調するには、この色よりは青の方が良いが、最後の1両となってしまっただけに、贅沢は言っていられない。逆光ではあるが、EF64の0番台最後の1両と、E26系客車の組み合わせが撮れた事は、とても嬉しかった。

この日は、撮影後、立川の模型店、キョーサンに立ち寄った後、早めに帰宅した。帰宅後は、翌日の撮影に備えて、ゆっくり休んだが、体調が元に戻ったのは、夜遅くなってからの事であった。  

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お知らせ 東村山駅ビル「サンパルネ」で西武部品展示会を開催します

いつも「TOMOの鉄日誌」をご覧いただきまして、ありがとうございます。

さて、この度、西武鉄道の話題を中心に取り上げているブログ「ひがしむらやま551//」の管理人、KUSUさんより、東村山駅ビル「サンパルネ」で開催される、西武鉄道の部品展示会のご案内をいただきましたので、弊ブログでもご案内をしたいと思います。

【場  所】
東村山駅西口駅ビル「サンパルネ」 3階 市民ギャラリー

【展示物】
・西武の部品・廃品(ファンの持ち合わせです)
・工事前の東村山駅の写真いろいろ(昭和から最近まで)

【期  間】
9月24日(土)の13時頃~10月2日(日)の13時頃まで

初日となる9月24日は、サンパルネ2階小会議室にて、Nゲージの運転会を16時頃まで開催しています。(車両持ち込み歓迎)

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貴重な鉄道部品の他、東村山駅で撮られた、貴重な画像も展示されます。

今回、弊ブログで使用した画像の一部も展示されます。期間中、市民ギャラリーは、初日と最終日を除き、6時から23時まで利用できますので、ご興味のある方は、是非、東村山駅西口駅ビル、サンパルネまでお越しください。

西武部品展示会の詳細につきましては、KUSUさんのブログ、ひがしむらやま551//を御覧ください。

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西武 40000系40101Fの甲種輸送を撮影する その2

9月11日のお話です。

西武鉄道の通勤車両としては、8年ぶりとなる新形式車40000系が、いよいよ西武線内にやってくる。前日に引き続き、この日も、朝から、40000系の甲種輸送の撮影に出かけた。

横浜羽沢駅を出発した40101Fは、8時50分、新秋津に到着する。しかし、新鶴見信号場から武蔵野線に入ると、多摩川を渡るまで、トンネルが続く為、撮影できる場所は少ない。更に西国分寺を過ぎるとトンネルが続く為、撮影できる場所は、新鶴見信号場付近か、多摩川橋梁~西国分寺間に限られてしまう。この日、天気予報では、曇りのち雨と言う予報。曇りならば・・・と言う事で向かった先は、多摩川の河川敷。西武多摩湖線・JR中央線・西武多摩川線と乗り継ぎ、是政へ。

駅から歩いておよそ10分。南武線・武蔵野線の鉄橋を潜り、撮影地に着くと、河川敷には、40000系の通過を待つ撮り鉄さん達が、ざっと数えても20人ぐらいいただろうか。しかし、集まった人たちは、線路の近くに集中しており、少し離れると、人は少なくなる。私は、機関車の後ろに連なる40000系をメインに撮ろうと、線路から離れた場所で待機する。

手元の時計で8時31分、川の対岸にEF65の姿を確認。府中本町駅付近の列車の影響か。ゆっくりと前に進んでいる。高ぶる気持ちを落ち着かせて、近付いてきたところで撮影を開始する。

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EF65 2074号機に牽引され、多摩川を渡る西武40000系40101F。

横浜羽沢からは、エスコート役がEF65 2074号機にチェンジ。2泊3日に亘り、JR線内を走って来た40000系。JRの線路上を走るのは、あと少しである。

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西武 40000系40101Fの甲種輸送を撮影する その1

西武鉄道は、今年度から2019年度までの4年間、新型通勤車両40000系を80両新造する事になった。この40000系は、2008年春より運行を開始した、スマイルトレイン30000系の後継となる車両で、この度、第1編成である40101Fが、製造元である、兵庫県の川崎重工業で完成。9月8日から11日にかけて、同編成の甲種輸送が実施された。

2007年度に製造された30000系以来、西武鉄道の通勤車両としては、8年ぶりとなる新形式。これまでの30000系同様、今回も甲種輸送の模様を、出来るだけ多く記録しておきたい。そこで、鉄道ダイヤ情報等の甲種輸送の計画表を確認する。40101Fが新秋津に到着するのは、これまでの30000系同様、日曜日の朝であるが、3日目のダイヤに大幅な違いが有る。3日目は、30000系同様、神奈川県横浜市にある貨物列車専用駅、横浜羽沢駅までの輸送となるが、横浜羽沢駅の到着が、10時32分と、まさに午前中が勝負。早速、行程を確認しながら、撮影地を選定する。早起きは必須となるが、東海道本線、二宮駅付近が良さそうだと判断し、撮影地を、二宮~国府津間の駅間と決めた。

9月10日朝、4時30分に起床。前夜書き上げたブログ記事の更新作業をした後、身支度をして、5時10分、自宅を出発。一路、徒歩で、西武新宿線久米川駅へと向かう。8月18日に引っ越してきた新居は、萩山・八坂・久米川の3駅が利用可能であり、今回のように、早朝、新宿方面へ向かうには、萩山駅を利用するより、久米川駅の方が有利であり、行動パターンの選択肢が増えた事は、とても有り難い。約10分ほどで久米川駅に到着。同駅5時24分発の準急西武新宿行きに乗り込み、まずは高田馬場へ。そして、高田馬場駅で、「休日お出かけパス」を購入した後、山手線内回り電車に乗り込み品川へ。更に品川からは、6時33分発の小田原行き普通列車に乗り込み、一路、二宮へ。7時33分、二宮駅に到着した。

二宮駅からは、国府津方面へ向けて、線路沿いの細道をひたすら歩いて行く。駅から15分ほど歩いただろうか。良い感じの場所を発見。持参した踏み台を広げて、カメラを構えてみるが、線路沿いの塀を交わすには、やや高さが足りない。仕方なく、カメラのライブビュー機能を使って交わす事にした。

先行列車で色々試しながら、待つこと、およそ25分。8時27分頃になるが、EF66に牽引された40101Fの甲種輸送列車が見えてきた。早速、撮影を開始する。

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EF66 115号機に牽引され、一路、新秋津を目指す、西武鉄道の新型通勤車両40000系。

最高の光線状態の下、EF66 115号機に牽引され、目の前に現れた西武鉄道の新型通勤車両40000系の第1編成、40101F。この瞬間、早起きして、ここまで来て本当に良かった。そう思った。そして、振り向いて後追いをしようとしたところ、なんと、手前の旅客線を、上りの普通列車が通過してしまい、後追いは撮影出来なかった。

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西武多摩湖線 萩山~西武遊園地間 運転再開

台風9号による、のり面崩壊の影響により、運転を見合わせていた、西武多摩湖線の萩山~西武遊園地間。当初は、復旧作業に1ヶ月近くかかると言われていたが、復旧作業が順調に進み、9月6日の初電車より、運転を再開する事になった。

多摩湖線復活。沿線住民として、この事は何よりもうれしい。9月6日、いつもは萩山駅から電車に乗車するが、この日は、自宅から一番近い八坂駅より、電車に乗って通勤する事にした。

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のり面崩壊の影響により、一部区間で運転を見合わせていた西武多摩湖線。復旧作業が順調に進み、9月6日初電車から、全線で運転を再開した。

府中街道沿いにある八坂駅。この駅は、西武新宿線久米川駅にも近く、更に萩山駅までも、営業キロが1キロと、徒歩15分以内で行ける駅が2駅もあり、更に本数も多い、西武バスの久米川間~立川駅間の路線バスも、振替輸送で使える等、不通区間の中では、比較的恵まれた駅ではあったが、それでも、この駅が使えるか使えないかでは、地元の皆さんにとっては大違い。特に、多摩湖線を使って、国分寺・JR中央線方面へ向かう人にとっては、約2週間とは言え、15分から20分程度は時間に余裕を持って出かけていた筈である。

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ブログ開設12周年

いつも「TOMOの鉄日誌」をご覧頂きまして有難うございます。

2004年9月6日に誕生した「TOMOの鉄日誌」は、おがげさまで、本日9月6日で、開設12周年を迎える事になりました。

そこで、今回は、12周年にちなみまして、この車両のお話をしたいと思います。

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鶴見線で活躍していた、クモハ12。(1996年3月24日、さよならイベント時に国道駅で撮影)

神奈川県を走るJR鶴見線で、1996年まで活躍していた、クモハ12です。平成の世まで、クモハ12052と12053、旧型電車が2両も生き残った理由は、同線の大川支線の分岐駅となる、武蔵白石駅の大川支線ホームの急曲線。20メートル級車両が入線できなかった為、この車両が大川支線の専用車両として、生き残りました。しかし、老朽化には勝てず、武蔵白石駅の構内改良により、大川支線ホームを廃止。この結果、20メートル級車両の乗り入れが可能となり、クモハ12の活躍に終止符が打たれました。

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防災の日 午前10時の小川駅

9月1日は防災の日。

西武鉄道では、毎年防災の日の午前10時に、強い地震があったことを想定して、全線で列車を一旦停止させ、3分間の徐行運転を行う。優等列車も運転されているだけに、午前10時には駅を通過している場合もある。その場合は、駅間で停止した後、3分間の徐行運転を行い、最寄りの駅で一旦停車をするので、日頃は優等列車が通過する駅に、優等列車が停車すると言うシーンを見る事も出来る。

私は、毎年、この模様を記録している。平日に重なった場合は、休暇を取って観察をしていたが、今年の9月1日は木曜日。と言う事で、夏季休暇として与えられる3日のうち、1日を、この9月1日に充てた。

さて、今年はどこへ観察に行くか。昨年は、新宿線の西武柳沢駅だったので、今年は池袋線にしようと時刻表を眺め、とある駅に狙いを定めていた。しかし、朝からの撮影の都合上、どうしても、その駅に行く事が出来なくなってしまった。では、代わりにどの駅で観察をするか。今回はぎりぎりまで迷った挙句、小川駅で観察する事にした。

観察場所は、同駅の3・4番ホームの拝島・国分寺方。訓練開始となる午前10時、小川駅には、こんな車両が停車していた。

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防災の日。午前10時の訓練開始時に、小川駅に停車していたのは、国分寺線の2000系だった。

小川駅で午前10時を迎えたのは、御覧のように、国分寺線の東村山行きと国分寺行き。共に、10時00分に小川駅に到着。手元の時刻表によると、東村山行きは10時00分発。国分寺行きは10時01分発となっている。2分ほど、小川駅に停車した後、先に東村山行きが発車。約30秒後に、国分寺行きが発車。共に、徐行運転での出発だった。

国分寺行きが発車してから、およそ30秒後のこと。今度は、ホームの無い5番線(側線)に、こんな車両が入線してきた。

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小川駅5番線に入線した。多摩湖線用101系257Fの回送列車。

玉川上水車両基地へ回送される101系257F。この回送列車、おそらく、萩山~小川間の駅間、高架区間の途中で、午前10時を迎え、緊急停車をしたのではないかと思う。しかし、乗客がのっていない回送列車と言う事からか、駅係員がホーム側に現れて、回送列車の乗務員と、やり取りすると言う事は無かった。

ところで、多摩湖線と言えば、のり面崩壊の影響で、運休区間が生じているが、のり面崩壊現場の復旧作業が順調に進み、9月6日初電から運転再開との情報が入って来た。沿線住民として、これは、とても嬉しいニュースである。

257Fの回送列車に続き、4番ホームには、所定10時04分発の拝島行きが、およそ3分遅れで到着。

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小川駅に到着した、各停拝島行き5313列車。

午前10時を過ぎて、最初に小川駅に到着した拝島行き5313列車。この列車は、萩山駅で午前10時を迎えている。萩山駅発車後、3分間の徐行運転を経て、ここ小川駅に到着した。御覧のように、担当の運転士が、待機していた駅係員に、異常がない事を告げている。

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5313列車に道を譲った後、257Fの回送列車も、玉川上水車両基地へ向けて出発。

拝島行き5313列車、そして、257Fの回送列車を見送ったところで、2016年の防災訓練の観察は終了と思い、カメラを仕舞いかけたところ、3番ホームに、国分寺線の国分寺行きが到着。

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小川駅に到着した、国分寺線国分寺行き6656列車。

所定ダイヤでは、東村山駅を10時07分に発車する、国分寺行き6656列車。この列車が、午前10時を過ぎて、最初に東村山駅を発車する、国分寺線の上り列車と言う事で、この列車も、小川駅では、担当運転士から、駅係員への伝達が行われていた。この光景を撮り終えたところで、2016年の防災の日の訓練の観察を終了とした。この後、私は、拝島へ。木曜日と言う事で、あの列車を追いかける事にした。

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