西武多摩湖線 萩山~西武遊園地間 運転再開
台風9号による、のり面崩壊の影響により、運転を見合わせていた、西武多摩湖線の萩山~西武遊園地間。当初は、復旧作業に1ヶ月近くかかると言われていたが、復旧作業が順調に進み、9月6日の初電車より、運転を再開する事になった。
多摩湖線復活。沿線住民として、この事は何よりもうれしい。9月6日、いつもは萩山駅から電車に乗車するが、この日は、自宅から一番近い八坂駅より、電車に乗って通勤する事にした。
のり面崩壊の影響により、一部区間で運転を見合わせていた西武多摩湖線。復旧作業が順調に進み、9月6日初電車から、全線で運転を再開した。
府中街道沿いにある八坂駅。この駅は、西武新宿線久米川駅にも近く、更に萩山駅までも、営業キロが1キロと、徒歩15分以内で行ける駅が2駅もあり、更に本数も多い、西武バスの久米川間~立川駅間の路線バスも、振替輸送で使える等、不通区間の中では、比較的恵まれた駅ではあったが、それでも、この駅が使えるか使えないかでは、地元の皆さんにとっては大違い。特に、多摩湖線を使って、国分寺・JR中央線方面へ向かう人にとっては、約2週間とは言え、15分から20分程度は時間に余裕を持って出かけていた筈である。
券売機前に置かれたホワイトボードには、お詫びの文が掲出されていた。
改札を入場して、いざホームへ。ちょうど西武遊園地行きが入線してきたので、スマートフォンのカメラを使って撮影してみる。
ホームに上がると、ちょうど西武遊園地行きが到着。
八坂駅ホームに滑り込む西武遊園地行き。あの日、台風9号が来るまでは、見慣れた光景であるが、およそ2週間ぶりに見た西武遊園地行きの電車は、すごく新鮮に見えた。そして、これ程までに、当たり前の事が有り難いと思ったのは、東日本大震災後の計画停電に伴う、運休時以来の事だと思う。
この後、私は、ホームの西武遊園地方に移動。今度は、スマートフォンではなく、コンデジを使用して、これから乗車する国分寺行きを撮影する事に。
八坂駅に進入する、国分寺行き6014列車。
撮影後、振り向くと、ホーム上には、この6014列車を待つ乗客が列を作っており、いつもの朝の光景が戻っていた。私は、最後部車両の中ドアの列に並び、いざ車内へ。乗車した245Fは、普段と変わらない姿で、萩山・青梅街道・一橋学園と停車し、国分寺へ。繰り返しの表現ではあるが、多摩湖線の「いつもの朝」が、見事に復活していた。
一日の仕事を終えて、夕方、再び、国分寺から多摩湖線で家路へ。なんとなく、このまま降りないで、西武遊園地まで乗り通してみようと言う考えになった。そこで、萩山・八坂と通り越して、終点、西武遊園地へ。途中、車内から、のり面崩壊現場を確認したが、現場の斜面には、ブルーシートがかけられ、早期の運転再開を目指して、まずは応急処置を行ったと言う感じに見えた。しかし、のり面崩壊現場では、速度規制は行われていないようで、既に辺りが暗くなっていた事から、良く見ないと、見逃してしまうところだった。
西武遊園地駅に到着した、多摩湖線下り列車。
西武遊園地駅に到着後、私は、折り返しの国分寺行きを発車まで見届けた後、改札を出場。再び入場した後、後続の折り返し国分寺行きに、八坂まで乗車し、帰宅した。
復旧まで、当初は一カ月近くかかると言われていた、西武多摩湖線、のり面崩壊現場。しかし、荒天も少なかった事から、復旧作業が順調に進み、当初の予定よりも、運転再開を大幅に前倒しする事が出来た。1日も早い復旧を目指し、粉骨砕身の気持ちで作業に当たられた関係者の皆様に、多摩湖線利用者の一人として、熱くお礼を申し上げたいと思います。関係者の皆様、本当に、ありがとうございました。
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