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ブログ開設12周年

いつも「TOMOの鉄日誌」をご覧頂きまして有難うございます。

2004年9月6日に誕生した「TOMOの鉄日誌」は、おがげさまで、本日9月6日で、開設12周年を迎える事になりました。

そこで、今回は、12周年にちなみまして、この車両のお話をしたいと思います。

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鶴見線で活躍していた、クモハ12。(1996年3月24日、さよならイベント時に国道駅で撮影)

神奈川県を走るJR鶴見線で、1996年まで活躍していた、クモハ12です。平成の世まで、クモハ12052と12053、旧型電車が2両も生き残った理由は、同線の大川支線の分岐駅となる、武蔵白石駅の大川支線ホームの急曲線。20メートル級車両が入線できなかった為、この車両が大川支線の専用車両として、生き残りました。しかし、老朽化には勝てず、武蔵白石駅の構内改良により、大川支線ホームを廃止。この結果、20メートル級車両の乗り入れが可能となり、クモハ12の活躍に終止符が打たれました。

さて、引退後のクモハ12は、2両とも東京総合車両センターにて保存され、年に一度の一般公開時に展示される事がありましたが・・・

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2007年の公開時には、クモハ12052(左)とクモハ12053(右)が仲良く並んで展示されたが・・・

このうち、クモハ12053が、2010年に解体されてしまい、現在では、クモハ12052のみが残されていますが、ここ数年は、展示される機会も少ないようで、私自身、実車を暫く見ていません。

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2009年の公開時には、再塗装されたクモハ12052が展示された。

鶴見線から引退して、今年で20年。最近では、保存車両の御開帳の機会も少なくなっているクモハ12ですが、鉄道模型、Nゲージの世界では、昨今の旧型国電ブームに乗る形で、昨年10月、KATOから完成品で発売され、私も購入しました。

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2015年10月、KATOから発売された、クモハ12052。(撮影地:所沢市電気鉄道)

引退から約20年の時を経て、KATOから完成品でクモハ12が発売。現在でも残されているであろう、クモハ12052がプロトタイプとなっており、模型の世界では、いつでも現役です。

弊ブログは、本日より13年目に突入しますが、引き続き、ブログを御覧の多くの皆様に楽しんでいただけるよう、頑張ってまいります。今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします。

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