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高崎車両センター115系 T1146編成とT1159編成が廃車回送される

毎月、月末が近付くと、2編成ずつ廃車回送が行われている、高崎車両センターの115系。

12月19日午後、Twitterを眺めていたら、T1146編成とT1159編成が、EF64 1031号機に牽引されて、長野総合車両センターへ、帰らぬ旅に旅立ってしまったとのこと。これにより、高崎車両センターに残る115系の4両編成は、T1044編成のみとなるが、今回、更に、T1044編成に連結されていた、サハ115-1007も一緒に廃車回送されたとのことで、これにより、T1044編成は3両編成となり、この結果、同センターの115系の4両編成は、消滅してしまった。

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両毛線、駒形~伊勢崎間を行く115系T1146編成。(2016年12月10日撮影)

今回、廃車回送された車両のうち、T1146編成は、モハユニットをクハ115が挟む形の4両編成では、最後まで残った編成であり、12月10日、両毛線の駒形~伊勢崎間の撮影ポイントを訪れた際に、撮影する事が出来た。この撮影から、一週間ほどで運用を離脱。最後に撮影出来て本当に良かった。

一方のT1159編成は、サハ115-1019を除くと、新製配置は三鷹電車区で、1000番台がスカ色で落成したのは、この時の4両のみであり、貴重な存在であったが、国鉄時代に、新前橋電車区(現:高崎車両センター)へ転属して来た。このT1159編成、2009年10月17日に開催された、川越車両センターまつりの際に展示されており、同編成を撮影したのは、手元のストック画像を調べたところ、この時のみであった。

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2009年の川越車両センターまつりで展示された、115系T1159編成。(2009年10月17日撮影)

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209系Mueトレインとの並び。(2009年10月17日撮影)

このT1159編成とT1044編成は、クモハ115が先頭となったタイプであり、サハ115を外した3両編成で運用されている事もあった。その為、外されたサハ115が、車両センター(電車区)内に取り残されていると言う光景を見かける事もあった。

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編成から外され、新前橋電車区(現:高崎車両センター)構内に留置中のサハ115。(2005年10月15日、敷地外より撮影)

T1159編成及びT1044編成に連結されていたサハ115は、JRグループに残されていたサハ115の最後の2両でもあり、今回の廃車回送により、サハ115は形式消滅と言う事になってしまった。

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115系の4連に代わり運用に入った211系の4連。(A51編成)

さて、115系に代わって、上越線や両毛線など、高崎地区のローカル列車での運用が、本格的に開始された211系。12月10日から11日にかけて高崎を訪れた際には、4両編成の211系の進出ぶりが目立っており、時間帯によっては、既に両毛線で運用していた5両編成と合わせて、高崎駅で複数の211系が顔を合わせると言う光景も見られ、完全に主役の座に躍り出たと実感した。4両編成の115系消滅により、今後は、3両編成の置き換えが始まる事になるが、3両編成は、4両編成と異なり、2本併結の運用もある事から、置き換えは一気に進める可能性が高い。115系、そして107系の記録を急がなくては・・・

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