さよなら西武2000系2005F 横瀬車両基地へ廃車回送される
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1月14日のお話を続けます。
富士山の山頂付近の雲が、少しずつ切れて来た事から、再び中村踏切へと向かう私。北沢踏切へ向かう時は、途中で道を間違えてしまったが、今度は、道を間違えることなく、10分で移動する事が出来た。
到着後、カメラを取り出すと、背後から、こんな列車がやって来た。
東京行き特急「踊り子」
JRの185系電車による特急「踊り子」東京行き。富士山も、山頂付近に少し雲が残る程度。「踊り子号」通過から、およそ15分後には、修善寺行きの「イエローパラダイストレイン」がやってくるので、山頂付近に架かる雲が、15分以内に消えてくれれば・・・そう思いながら待つ事に。
しかし、その直後、太陽が急に雲に隠れてしまい、一気に暗くなってしまった。もう少しで、「イエローパラダイストレイン」が来ると言うのに。
そして、修善寺行き「イエローパラダイストレイン」を迎える事に。
富士山をバックに、修善寺へ向かう1300系1301F「イエローパラダイストレイン」
修善寺へ向かう1300系1301F「イエローパラダイストレイン」。富士山の山頂は、どうにか解るように写ってくれた。しかし、太陽は雲に隠れてしまい、御覧のような有様に。なんとか太陽が出てきてくれないかと願っていたが、残念ながら、それは叶わなかった。
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1月14日のお話です。
西武鉄道グループの伊豆箱根鉄道は、2008年に西武鉄道から譲受された1300系1編成を、1979年に製造された当時のカラー「黄色×ベージュ」に復刻し、「イエローパラダイストレイン」と称して、2016年12月10日より、駿豆線で運行を開始している。長年、西武沿線に住む者としては、このカラーはとても懐かしく、早い段階で、「イエローパラダイストレイン」を撮影したい。幸いなことに、伊豆箱根鉄道の公式サイトで、「イエローパラダイストレイン」の運行予定が、ほぼ2週間おきに発表されている。1月12日の時点で更新され、14日の土曜日も、「イエローパラダイストレイン」は、ほぼ終日運行される事が確認できた。そこで、週末の土曜日、現地へ出掛ける事にした。
当日朝、私は自宅を8時に出発。多摩湖線、JR中央線と乗り継ぎ、東京駅から東海道新幹線へ。東京駅9時26分発の「こだま643号」で三島へと向かう。この日は、大寒波が襲来しており、名古屋から西は雪の為、新幹線にも遅れが出ていた。それでも、東京は気温は低いものの晴れており、新幹線も定刻通りの発車。この調子でいけば、富士山も顔を出してくれないかしらと、一瞬期待はしたものの、箱根方面へ出掛けていたFacebookのお友達からも、箱根付近は雪が降り始めたとの情報が送られて来た為、「イエローパラダイストレイン」と富士山とのコラボは、難しそうだ。
10時19分、三島駅に到着。富士山は・・・やはり厚い雲に覆われていた。足早に伊豆箱根鉄道の三島駅へ向かい、窓口で一日乗車券「旅助」を購入。10時30分発の修善寺行きに乗り込み、まずは三島二日町へ。途中の三島田町で、「イエローパラダイストレイン」と交換。富士山は見えないが、ツートンを見るとテンションも上がる。折り返しが楽しみだ。
10時37分、三島二日町に到着。改札を出て、撮影地である中村踏切を目指して歩き始める。歩き出してから、何やら匂いが気になった。ここは、駅の近くに、横浜ゴム三島工場が有り、どうやら、その匂いのようである。地元の人は慣れてしまっているのかもしれないが、この匂い、ちょっと気になってしまう。途中、コンビニでお茶を買いつつ、駅から歩くことおよそ15分ほど、目的地である中村踏切に到着。富士山が見える有名撮影地なのだが、相変わらず、熱い雲に覆われて、どこに富士山が有るのか解らないような状態。しかし、冷たい北風が強く吹いており、この強風で雲が飛ばされないか、少し期待しながら待つ事にした。
「イエローパラダイストレイン」1300系1301Fによる修善寺行き。
現地到着からおよそ15分。「イエローパラダイストレイン」がやって来た。通過までに、少しは富士山が見えてこないかしらと期待して待っていたが、現実は厳しく、結果は御覧の通り。それでも、順光で撮影したツートンは、とても懐かしく感じられた。西武時代は、3両編成は実在しないが、単線を走る「イエローパラダイストレイン」は、西武園線や多摩湖線等の雰囲気が感じられた。
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では、再び1月7日のお話です。
西武秩父駅始発の「臨時パレオエクスプレス」の送り込み回送を撮影する為に訪れた、秩父鉄道の貨物専用駅、武州原谷駅。ここを撮影地に選んだのは、SLの煙が期待できる事であるが、それ以外にも、SL列車と並んで、秩父鉄道の魅力の一つとも言える、貨物列車を撮りたかったと言うのが決め手であった。何と言っても、冬の秩父鉄道の貨物列車の魅力は、電気機関車がパンタグラフを2基上昇で走ること。パンタグラフが2基上がると、迫力も増す。まさに今が旬と言える。
「臨時パレオエクスプレス」の送り込み回送の通過から、およそ5分後のこと。ディーゼルエンジンの音が聞こえてきた。早速カメラを構えると、こんな車両が現れた。
SL回送の通過からおよそ5分後。武州原谷駅のスイッチャーが現れた。
突然現れた、武州原谷駅のスイッチャー(入換機関車)D304。この武州原谷駅には、D304とDD512の2両のスイッチャーが在籍している。この日、入換業務に就いたD304は、1967年生まれで、今年50歳を迎える大ベテランだ。
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1月16日から、突如、池袋線の優等列車の運用に就いた、2000系2055F+2413F。
日頃は新宿線系統のみの運用となっている旧2000系が池袋線に。そして、通常は飯能方に連結される筈の2両編成が、まさかの池袋方に連結と言う事で、巷でも大騒ぎ。同編成の動きは、SNSでも頻繁に目にするようになり、注目度の高さを改めて実感した。
週末が近付き、出来れば、土日も、池袋線の運用に就いてくれないかしら・・・と期待をしていたのだが、20日夜、Twitterを眺めていると、2055F+2413Fが、新宿線へ返却されてしまったとのこと。土日の再撮影は、実現しなかった。
池袋線で運用中の2055F+2413F(2017年1月19日撮影)
貸し出しならば、短期間の貸し出しだろう。そう思い、私も、出来る限り、記録を残そうと、同編成の動きを常にチェック。池袋線での運行4日目となった19日、2055F+2413Fが、池袋18時32分発の快速小手指行きの運用に入る事を知り、西荻窪から帰宅する際に、中央線を武蔵境で下車し、西武バスでひばりヶ丘へ。快速小手指行きに充当中の2413Fを撮影した。かつて、新宿線でも快速が運転されていた時期が有ったが、今は、池袋線でしか見る事が出来ない種別。ある意味、池袋線らしい光景と言えるだけに、2413Fの快速小手指行きが記録できたことは、嬉しかった。
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では、ここで旬な話題を。1月15日から16日にかけてのお話です。
15日の夜、Twitterを眺めていると、普段は西武新宿線や拝島線等で運用されている、2000系の2055Fと2413Fが、小手指車両基地へ回送されたとの情報を目にした。2055Fは新2000系なので、池袋線でも珍しくはないが、一緒に回送された2連の2413Fは、日頃、新宿線系統でしか運用されていない旧2000系。池袋線への貸し出しなのだろうか?
翌16日、朝から2055F+2413Fが、池袋線で運用に就いたとの目撃情報が、Twitter上でも流れた。しかも、回送されて来た時と同様に、2413Fは池袋方に連結とのこと。池袋線では、2000系や30000系で、2両編成と8両編成を連結した10両編成が見られるが、いずれも、2両編成は飯能方への連結となっているだけに、これは珍しい組み合わせ。是非とも記録したい。
仕事を終えた私は、池袋駅へ。急行池袋行きとして到着する、2055F+2413Fを撮影する事が出来た。
池袋駅に進入する2413F。
帰宅客で混み合う、池袋駅に進入する旧2000系の2413F。この珍しい光景を撮ろうと、平日夕方の池袋駅3・4番ホームに、ざっと数えても10名近くの撮り鉄さんが集まっていた。
折り返しは準急小手指行きに。
到着後、今度は降車ホームとなる4番ホーム側から撮影。折り返しは、池袋18時15分発の準急小手指行き。
隣のホームに停車していた新2000系と合わせて・・・
今回、池袋線で運用に就いた2413Fは、2010年11月にも池袋線に貸し出され、2461Fとコンビを組んで、狭山線の折り返し運用に就いた事が有る。また、ペアを組んだ2055Fは、新2000系の最終増備車で、池袋線に新製配置された車両。こちらは、ある意味、里帰りとも言えるが、この両編成、このまま池袋線の一員となるのか。それとも、一時的な出稼ぎで、新宿線に戻るのか。
果たして真相は?
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1月7日のお話です。
西武鉄道と秩父鉄道は、1月7日と8日の2日間、共同イベントとして、「SLパレオエクスプレス」を、西武秩父~三峰口間で運転することになった。西武秩父駅へのSL列車の入線は、昨年5月28日に、初めて実施され、その後も、7月20日と8月27日に実施。そして、今回、1月の3連休のうちの2日間に実施と言う事で、昨年実施された特別運行が好評だったと言う事なのだろう。
「SLパレオエクスプレス」の始発駅となる西武秩父駅には、蒸気機関車の向きを変える転車台が無い為、予め、三峰口方に蒸気機関車が連結された状態で入線しなくてはならない。その為、「パレオエクスプレス」編成は、広瀬川原車両基地を出庫する際に、最後尾に電気機関車を連結。西武秩父駅の横を通過し、影森駅まで向かった後、電気機関車牽引で西武秩父駅に入線する。過去のデータを確認すると、この回送列車、秩父駅には9時20分頃に到着しており、ここで1時間30分ぐらい停車するらしい。
そこで、今回は、この回送列車の撮影からスタートする事にした。目指すのは、和銅黒谷~大野原間の中間地点にある、貨物専用駅の武州原谷駅付近。この場所、駅間も長く、和銅黒谷から大野原にかけて上り勾配が続く事から、煙も期待できる。しかし、通常の「パレオエクスプレス」のスジだと、線路沿いの道からの撮影では、側面に日が当らない。しかし、今回は、いつもの時刻よりも3時間近く早い通過。であれば、良好な状態で撮れるのではないか・・・
久米川駅で、芦ヶ久保~西武秩父間と、秩父鉄道の野上~三峰口間が乗り放題となる、「秩父フリーきっぷ」を購入し、所沢駅から「ちちぶ3号」に乗車。西武秩父から御花畑駅間の徒歩連絡を経て、大野原駅には8時49分に到着。そこから歩いて、武州原谷駅付近の側道には、9時頃に到着。やはりSLの回送狙いの方がお一人待機されていた。その直後、池袋からの長瀞行きが通過。どの位置で撮るか悩んでいたが、この列車で、撮影場所を決めた。
そして、9時14分頃のこと。「SLパレオエクスプレス」の回送列車がやって来た。
白煙を上げて、武州原谷駅を通過する「SLパレオエクスプレス」の回送列車。
最高の光線状態。そして、青空の下、白煙を上げて、「SLパレオエクスプレス」が武州原谷駅付近を通過する。狙い通りの撮影が出来て、まずは大満足。
御供のデキは、黄色のデキ502。
そして、後追い。なんと、最後尾に連結されていた御供のデキは、昨年5月、広瀬川原車両基地の「わくわく鉄道フェスタ」の開催に合わせて、黄色に茶帯と言う、旧秩父鉄道色に塗装変更された、デキ502が連結されていた。デキ502は、塗装変更後、初の撮影。これは嬉しい誤算だ。
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三連休最終日は、自宅で写真の整理。
昨年8月に新居へ引っ越して以来、未だに開封していない段ボールがいくつかあり、この日も段ボールを1つ開封。この箱には、古い写真も入っていたのだが、懐かしい写真が出てきて、暫し手が止まってしまった。
2001年8月、当時、三鷹電車区(現:三鷹車両センター)に所属する、165系改造のジョイフルトレイン「パノラマエクスプレスアルプス」が、引退を間近に控えていた。そんな中、同年8月22日から26日までの5日間、「パノラマエクスプレスアルプス」を使用した、臨時快速列車「せせらぎパノラマ号」が、青梅線で運転された。みたけふるさと祭りに合わせて運転されたものだったが、「パノラマエクスプレスアルプス」を使用した最後の臨時列車であり、実質的に、同車のさよなら運転と言える。
165系大好き人間の私としては、当然、この列車の撮影に臨んだが、運転初日となる筈の8月22日は、台風により運休。23日からの4日間での運転となった。
拝島駅に停車中の「パノラマエクスプレスアルプス」
撮影した日時の記録が残っていないので、4日間のうち、いつ撮影したのかは特定できないが、おそらく、まずは、拝島駅で、立川駅へ送り込まれる回送列車を撮影したものと思われる。そして、注目していただきたいのが、4両編成での運転と言う事。「パノラマエクスプレスアルプス」は、6両編成で運転されていたが、この列車は、青梅線奥多摩まで入線すると言う事から、5号車と6号車を編成から外し、変則的な4両編成での運転となった。
青梅~宮ノ平間を行く「せせらぎパノラマ号」
そして、拝島駅で送り込みの回送列車を撮り終えた後は、沿線へ先回り。青梅~宮ノ平間、お馴染みの山根踏切で撮影していた。この山根踏切、当時は、青梅線の有名撮影地の一つとされていたが、今では、この地を走る車両も、普段はE233系ばかり。訪れる人も少なくなったのではないかと思う。
その後、「パノラマエクスプレスアルプス」は、6両全車が富士急行へ譲渡。3両編成ずつに分割され、翌2002年、「フジサン特急」として再デビュー。2016年2月7日を以て営業運転を終了するまで、14年間活躍を続けた。
雪が降る河口湖駅で「フジサン特急」を見送ってから、もうすぐ1年かぁ・・・
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では、ここで1ヶ月ほど前に遡ります。12月10日午後のお話です。
115系と107系の撮影の為、高崎周辺を回っていた私。この日は、上越線の高崎~水上間で、SL列車「SLレトロみなかみ号」も運転されていた。列車名に「レトロ」が加わっているように、この日の客車は旧型客車。SLと旧型客車の組み合わせは、やっぱり撮っておきたい。季節柄、暗くなるのが早いから、撮るとなれば、出来るだけ水上に近いほうが良い。でも、水上は雪が降っていると言うし・・・
と言う事で、思い付いたのが沼田駅。2008年11月、EF55の試運転を撮影した、沼田駅近くの踏切付近なら、煙も期待できるだろう。高崎駅14時35分発の水上行きに乗り込む。列車は、115系の6両編成。前3両は混み合っていたが、後3両は、発車直前でも空いており、沼田までボックス席を独り占めする事が出来た。
15時22分、沼田駅に到着する。晴れていた高崎市内とは異なり、曇り気味の天気。しかも、時々、小雪が舞う状況。「SLレトロみなかみ号」が来るまで、まだ時間が30分も有る事から、駅の待合室で15分ほど休憩してから、撮影地へ行く事にした。
15時37分、待合室を出て撮影地へ。歩いて3分ほどで到達できたが、当初想定していた場所は、8年の歳月がたった今、近寄れなくなっていた。そこで、踏切を渡って上り線側の側道へ。ここでSL列車を待つ事にする。
15時52分、汽笛と共に、「SLレトロみなかみ号」が沼田駅を発車。近付いていたところで撮影開始。
C61 20号機が旧型客車4両を牽引する、「SLレトロみなかみ号」。C61には、今回も特製のヘッドマークが掲出されたが、冬場の運転と言う事で、冬の谷川岳をモチーフにしているようだが、かつて、JR東海に在籍したジョイフルトレイン「ユーロライナー」のヘッドマークにも似ていると思ったのは、私だけだろうか。そして、後ろに連なる旧型客車の屋根に雪が積もっているのが確認できる。水上駅停車中に降り積もったのだろう。
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西武鉄道は、日本全国の祭事33件が「山・鉾・屋台行事」としてユネスコ無形文化遺産に登録された事を記念して、10000系NRAに、山車・笠鉾・屋台をデザインした、「プラチナ・エクスプレス(秩父Ver)」を、2016年12月25日から、運行を開始している。
「プラチナ・エクスプレス(秩父Ver)」のラッピング電車となっているのは10103Fで、実は、運行初日である12月25日に撮影出来たのだが、微妙な仕上がりだった事も有り、近日中に、もう一度、撮影したいと思っていた。1月2日、秩父方面へ出掛けたので、どこかで撮れればと考えていたのだが、秩父へ向かう際に利用した、特急「ちちぶ5号」の車内から、小手指車両基地を眺めてみると、無情にも、10103Fは車両基地内でお休み中。どうやら、明るい時間帯の撮影は難しそうだ。
しかし、夕方になり、運用増から、同編成に出番が有るのではないか。そう思い、西武秩父からの帰り道、「ちちぶ36号」を飯能で捨てて、後続の飯能始発、「むさし38号」を待つ事にした。何故、「むさし38号」を待つかと言うと、この列車に充当される車両は、小手指車両基地から回送されてくるから。10103Fが来なかったら、特急料金が100円安くなったと思って、諦めて帰ればいい。気楽な気持ちで待つ事にした。
飯能駅4番ホームで待つことおよそ15分。17時20分頃になるが、5番ホームに10000系の回送列車が入線してきた。狙い通り、10103Fだった。
日本の祭事33件のユネスコ無形文化遺産登録を記念し、2016年12月25日より運行を開始した、「プラチナ・エクスプレス(秩父Ver)」
10103Fは、回送列車として飯能駅に到着した為、到着直後に撮ると、前面・正面ともに「回送」幕のまま。これでは、何か味気ない。「特急 むさし」の幕が出るのを待って、まずは編成全体を撮影した。
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1月2日のお話です。
秩父鉄道は、毎年、元日から3日間、急行列車に使用される6000系電車3編成に、「開運号」のヘッドマークを掲出し、急行「秩父路1号」と「秩父路3号」を、「開運号」として運転している。これは、先代の急行用車両である3000系、更にその前の300系が現役だった頃から行われている恒例行事であり、私も、10年以上、「開運号」の撮影を兼ねて、秩父を訪れ、初詣も秩父神社へ行くようにしている。更に、2017年は、SL列車「SL秩父路初詣号」も運転される事になり、まさに、1年の撮り初めには相応しい内容。
そこで、2017年の撮り初めは、秩父鉄道と決めて、現地へ向かう事にした。撮影地として決めたのは、樋口駅から徒歩10分程度の所にある有名な撮影地。かなりの人出が予想されるが、車による追っかけ組みよりも前に、この地に入れば何とかなる筈。自宅を7時25分頃出発。所沢駅から、特急「ちちぶ5号」に乗り、西武秩父へ。更に徒歩で御花畑駅へ移動し、ここから秩父鉄道へと入るのだが・・・
御花畑駅できっぷを買おうとすると、樋口駅までは540円。帰りは、秩父神社へ行く為に、秩父駅で下車するとしても、料金は同額の為、往復で1080円。しかし、券売機に「ながとろ満喫きっぷ」と言うフリーきっぷの手書きによる案内が張り出されており、長瀞~樋口間が乗り降り自由となり890円とのこと。単純に往復しても、こちらの方が190円安い為、今回は、このきっぷを使う事にして、9時19分発の羽生行きに乗車。充当されていたのは、「ながとろ満喫きっぷ」にも描かれていた、7000系7002Fである。この7002Fは、元東急8500系で、両端の先頭車は、中間車からの改造の為、同じく東急8500系の譲受車である7001Fとは、似て非なる顔つきとなっている。
9時47分、樋口駅に到着。ここで下り列車と行き違うのだが、駅の構造上、乗車して来た羽生行きが発車しないと、駅の外に出られない。発車まで、まだ4分あるので、トイレを済ませたりして、のんびり構える。やがて、構内踏切が開き、撮影地に向けて移動開始。撮影地に着いたのは、10時03分頃の事であった。既に10名以上の方が集まっていたが、キャパは充分にあった。そして、撮影準備が整った頃、下り列車がやって来た。早速カメラを構えて試し撮りをする。
7800系7802Fによる三峰口行き1517列車。
撮影地到着後、最初にやって来た三峰口行き1517列車。元東急8090系の中間車を先頭車改造し、2両編成にした7800系の第2編成。この独特な顔つきに、最初はやや違和感を感じていたが、急行列車やSL列車の前後にやってくるケースも多い事から、最近は見慣れて来た。この1517列車が、デジイチで撮った、2017年最初の写真となり、この列車が、本当の「撮り初め」と言う事になった。
1517列車通過から、およそ7分後。メインの1つである急行列車がやって来た。
6000系6001Fによる急行「秩父路3号」(開運3号)1003列車。
急行「開運3号」としてやって来たのは、6000系のトップナンバー6001F。御花畑から樋口への移動中、「開運1号」ともすれ違ったが、こちらは6002Fであり、かつての急行型電車、300形のカラーを再現した6003Fは、どうやら熊谷駅構内で御昼寝と言う運用のようだ。秩父鉄道の場合、6000系には3編成とも違うデザインのヘッドマークが掲出される筈なので、最低限、6002Fは撮影しないと・・・
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皆様、あけましておめでとうございます。
旧年中は、TOMOの鉄日誌をご愛顧いただきましてありがとうございました。今年も昨年同様、鉄道を中心に様々な話題を取り上げていきたいと思います。
2017年春の営業運転開始を目指して、試運転を繰り返す、西武鉄道40000系。
西武鉄道は、新形式の通勤車両、40000系が登場し、2017年春の営業運転開始を目指して、試運転が繰り返されています。この40000系は、横浜方面と秩父方面を結ぶ、座席定員制の列車に導入される等、活躍が期待されていますが・・・
40000系と入れ替わりに、2000系の廃車も進む。(2003F他による通勤急行)
その一方では、長年、西武新宿線の顔として活躍して来た、旧2000系の廃車が進んでいきます。2017年も、少しずつ、姿を消していく旧2000系の現状を、昨年に引き続き、取り上げていけたらと思っています。
今年も、どうぞ宜しくお願いします。
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