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秩父鉄道 急行さくら号を撮影する

およそ1か月前、3月25日のお話です。

西武鉄道のダイヤ改正当日。前の記事でも触れているように、私は横瀬に向かったが、横瀬での撮影を終えた後は、西武秩父へ移動した。

この日、秩父鉄道のSL列車「パレオエクスプレス」が、西武秩父駅へ入線する。既にパレオエクスプレス編成は、秩父駅まで回送されてきているが、まだ西武秩父駅への入線時刻までには30分以上時間が有った。そこで、秩父駅方面へ移動し、秩父~御花畑間の駅間で、回送列車を撮影しようと思い、御花畑駅の駅前を通過しようとした際、熊谷からの急行「秩父路3号」が到着。よく見ると、ヘッドマークが掲出されている。急いで、御花畑駅の秩父方に隣接している踏切へ。停車中の急行列車を撮影した。

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御花畑駅に停車中の急行「秩父路3号」

秩父鉄道のホームページによると、3月25日から4月2日までの間、急行列車に「さくら号」のヘッドマークを掲出して運転すると言う事で、ヘッドマーク掲出は、この日が初日。秩父鉄道では、これまでにも「開運」や「ロウバイ」等、季節に合わせたヘッドマークを掲出している事から、もしかしたら・・・と言う思いはあったが、まだ桜が開花していなかった事もあり、事前にチェックをしていなかった事から、ヘッドマークを掲出した急行列車を見た時は、少し驚いてしまった。

この後、西武秩父発の臨時「パレオエクスプレス」を撮影した後、西武秩父駅近くで昼食を摂っていると、急行「秩父路5号」の時刻が近付いてきた。「秩父路5号」は、3号と同じく、リバイバルカラーの6003Fが充当されるので、今度は、駅停車中ではなく、走行中をしっかり撮影したい。しかし、時刻表を片手に色々と調べてみると、御花畑駅から列車に乗り込んで、他の撮影地に行く余裕が無い。仕方なく、秩父~御花畑間の線路沿いの道で待機する事に。

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秩父~御花畑間を走行する急行「秩父路5号」

あまり良い撮影地ではないが、光線状態もそこそこ良く、ヘッドマークを強調した写真が撮れたので、個人的には満足している。

この撮影から1ヶ月が経過した今、秩父鉄道の急行列車には「芝桜」のヘッドマークが掲出されていると言う。ヘッドマークの掲出は5月7日まで。期間中に秩父へ行けたら、撮影したいなぁ。

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横瀬車両基地へ廃車回送された2000系2015Fと2019F

3月25日に実施されたダイヤ改正を機にデビューした、西武鉄道の新型車両40000系。その40000系のデビューと引き換えに、長年、西武新宿線や拝島線等で活躍して来た2000系が置き換えられ、3月23日に2015Fが、3月28日に2019Fが、横瀬車両基地へ向けて、帰らぬ旅に旅立ってしまった。

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横瀬車両基地へ廃車回送された2015F。(2017年3月25日撮影)

ダイヤ改正当日、私は、40000系「S-TRAIN」を撮影する為、横瀬へ。撮影地へ向かう際、車両基地を見渡せる場所から、2015Fを撮影してみた。この時点で、廃車回送されてきてから2日が経過した2015F。よく見ると、既に一部の車両の方向幕が外されていた。

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高崎車両センター107系 R3編成・R4編成・R5編成・R9編成が廃車回送される

4月1日、墓参りで高崎を訪れた時、両毛線・上越線・信越線・吾妻線の普通列車の運用の半数以上が、211系に置き換わっており、107系と115系の運用数が激減した事を実感した。特に107系は、運用を離脱した編成が多く、19編成あった107系も、今や動いているのは4編成程度とか。昨年、既に4編成が廃車となっているが、今後は、疎開留置中の編成から、徐々に廃車回送されるものと思われる。

4月19日、Twitterを眺めていたところ、運用を離脱していた107系のうち、R3編成・R4編成・R5編成・R9編成の4本が、EF64 1032号機に牽引され、長野総合車両センターへ、帰らぬ旅に旅立ってしまったとのこと。

高崎の107系と115系は、そろそろ置き換えがありそうだと思い、ここ2年ほどは、機会があれば撮影しており、今回、廃車回送された4編成も、R9編成を除いた3編成に関しては、2年以内に一度は撮影していた。

そこで、今回は、惜別企画として、廃車回送された4編成のうち、R3編成・R4編成・R5編成の写真を取り上げたいと思います。まずはR3編成から。

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両毛線駒形~伊勢崎間を行く、107系R3編成(前)+R13編成。(2016年12月10日撮影)

R3編成を最後に撮影したのは、昨年の12月10日。この日の夜に参加する事になっていた、下仁田ネギを食べる会と、翌日の法事に出席するために、1泊2日の行程で高崎市を訪れた際、カメラを持参して、両毛線などで107系や115系を撮影していた。この時点で、クモハ107-103の正面の方向幕に不具合が生じているのか、御覧のように、行先が表示されていない。ある意味、レアな姿を記録したのかも。

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107系最長の6両編成による両毛線436M。(2016年1月1日撮影:再掲)

これは再掲となるが、昨年1月1日に撮影した両毛線の436M。小山~新前橋間は、107系では最長となる6両編成での運転だったが、この時の後ろ2両、改めて見直すとR3編成だった。

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西武多摩川線 101系241Fと253Fの甲種輸送を撮影する

4月8日から9日にかけてのお話です。

御殿場線山北駅付近で、桜と列車の撮影を楽しんだ後は、小田急線経由で帰宅する事に。途中、海老名に立ち寄った後、海老名からは相模線の列車に乗り込み八王子へ。ちょうど、相模線から横浜線の八王子まで直通する列車が有ったので、多少、時間はかかったものの、楽に座って八王子まで帰れるのは有り難かった。

さて、その八王子駅だが、相模線の列車で到着すると、横浜線が発着する5・6番線ホームと、中央線が発着する3・4番線ホームの間の線路に、見慣れた白い電車が停車していた。

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八王子駅構内に留置中の西武101系241F。

およそ3ヶ月に一度の割合で実施されている、西武多摩川線の車両交換に伴う甲種輸送。今年2回目の甲種輸送が、4月8日から9日にかけて実施されており、八王子駅で出会ったのは、多摩川線へ向かう101系241F。この241Fは、およそ2か月前、2月16日に武蔵丘検修場を出場。どうしても汚れが目立つ白い車体だが、出場から、まだ2カ月程度と言う事もあり、八王子駅構内に佇む姿は、とても綺麗に見えた。

多摩川線へ向かう車両は、中央線の終電後に、武蔵境へと向かう為、その間、ビックカメラ前の留置線に押し込まれる事が多いが、たまたま、私が八王子に着いた時間帯が良かったのか、この位置に停まっていた為、私が八王子まで乗車して来た、相模線の205系との並びも押える事が出来た。相模線の205系と、西武鉄道の白い101系。普段は顔を合わせる事が無い両者が、このように顔を合わせるのも、甲種輸送中らしい光景である。

この日の撮影はこれまで。中央線、西武多摩湖線と乗り継いで帰宅した。

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御殿場線山北駅を訪ねる

では、引き続き4月8日のお話です。

小田原駅で、箱根登山鉄道の新型車両を見た後は、小田急線で新松田へ。駅前の松田駅から御殿場線に乗り換え、向かった先は、この時期、桜の名所として有名な山北駅。

これまで、弊ブログでは、山北駅の桜を、2006年2007年2009年2010年2012年と、過去5回取り上げているが、2012年を最後に、ご無沙汰していた。今回、慰安旅行で近くまで行っていたと言う事も有り、5年ぶりに、山北駅を訪れる事にした。

松田駅を14時56分発の沼津行き2545Mに乗り、いざ山北へ。3両編成、車掌乗務ありの列車だ。私は、先頭車両に乗車していたが、山北到着前、車掌から「乗車券の回収にご協力をお願いします」とアナウンスが有った為、先頭車両に乗っていたが、到着後、最後尾に車掌のところへ。車掌に乗車券を渡したが、この時、山北駅で下車予定の5人のグループが、横浜方面からICカードで乗車して来てしまったようで、これからICカードの処理をするという。以前、弊ブログでも触れた事がある御殿場線のICカード処理問題。とは言え、まだしばらく停車すると言う事は、諦めていた、ホーム沼津方での桜をバックにした撮影が可能となる。私は、ホームの沼津方へ移動する。

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山北駅に停車中の2545M(左)と留置中の313系。

ホームを沼津方に歩いて行くと、留置線に313系3000番台車のトップナンバーが。この車両は、私が乗車した2545Mの1本前、山北行き2543Gとして運転された車両で、山北到着後は、再び国府津行き2548Mとなるのだが、折り返しまでの間に、沼津からの上り列車が1本ある為、いったん、この留置線に入線させている。

と言う事は、後で、この電車の入換も見る事が出来るのか・・・そんな事を考えていると、ようやく2545Mが動き出した。

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山北駅を発車し、一路、沼津へ向かう313系N8編成による2545M。

桜のトンネルへ向かう313系N8編成。このN編成は、発電ブレーキを搭載しており、115系が活躍していた御殿場線や身延線を中心に活躍を続けている。デビューから、既に10年以上経過。御殿場線や身延線で走る姿も、すっかり定着した。

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箱根登山鉄道3100形の甲種輸送に遭遇する

4月8日のお話です。

前日の7日から8日にかけて、職場の慰安旅行で、静岡県の初島へ。その帰り道、今回は小田原で解散となった為、久しぶりに山北駅の桜を見に行く事に。まずは、小田原から小田急で新松田へ。改札を入場し、ホームへ向かうと、こんな車両が側線に停車していた。

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箱根登山鉄道の新型車両3100形。

小田原駅の側線に停車していたのは、箱根登山鉄道の新型車両3100形。この3100形は、2014年に導入された3000形「アレグラ号」を2両固定編成にしたもので、4月6日に、製造元である川崎重工業を出発。小田急電鉄の新型車両の搬入経路と同じく、終電後に、御殿場線の松田駅にある小田急との連絡線を経由して、新松田からは小田急1000形にバトンタッチ。ここ小田原までやって来た。

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小田急1000形との連結面。

3100形は2両固定編成であるが、箱根登山鉄道への搬入に際して、1両ずつに分けて搬入。私が見たのは、2両目の搬入途中だった。

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夜の高崎車両区にて

では、引き続き4月1日のお話です。

第二江田踏切での撮影を終えた私は、新前橋駅から列車で高崎へ。ここで高崎線へ乗り換える事になるが、その前に、いったん改札を出て、上信電鉄の車庫が見渡せるコインパーキングへ。いつものように、ここでちょっとだけ上信電鉄の車両が観察出来れば良いなあと言う、軽い気持ちで向かったのだが、駐車場から、こんな並びを見る事が出来た。

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上信電鉄のマスコット、デキ3(左)とデキ1(右)が仲良く並んでいた。

1924年に製造され、今なお現役。上信電鉄のマスコットとも言えるデキ1形電気機関車。2両在籍するデキ1形電気機関車が、このように、仲良く並んで留置されていた。

ちなみに、デキ3のお隣には・・・

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新型車両7000形と並ぶデキ3。

なんと2013年に登場した自社発注の新型車両、7000形が留置されており、現役最古参の車両と最新鋭車両の並びも見る事が出来た。

そして、電気機関車と言えばもう1両。伊那電気鉄道からやって来たED316が残されているが・・・

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ED316は、この場所に留置。

この日、ED316は、この場所に留置されていた。デキ1形と異なり、車籍もない事から、この場所に停められている事が多い。そして、その奥に見える、廃車車両を活用した待合室。いつの間にか、塗装が変更されていた。どうやら、上信観光バスの広告を兼ねての塗装変更のようだが、この塗り分けも似合っており、本線を走る車両でも見てみたい。そう思った。

この撮影を以て、コインパーキングでの撮影を終了とした。高崎線に乗る前に、軽い気持ちで立ち寄ったが、新たな発見も含めて、良い物を撮る事が出来た。

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快速「SLレトロみなかみ号」を撮影する

では、ここで写真編集の都合により、掲載順序を入れ替えさせていただきます。4月1日のお話です。

朝から母と二人で群馬県高崎市へ墓参りに出かけた。墓参り後、母の従姉妹と合流し昼食会を開き、15時30分頃、高崎駅へ戻って来た。ここで、母と別れた後、私は一人、撮影に出かける事に。

この日、上越線の高崎~水上間では、D51 498号機+旧型客車5両による臨時快速列車「SLレトロみなかみ号」が運転されていた。上越線を走るSL列車は、これまでに何度も撮影しているが、ここ最近は、C61 20号機牽引の列車に遭遇する事が多く、D51 498号機単独牽引の列車は、私自身、暫く撮影していなかった。そこで、墓参り終了後に、この列車を撮影出来ればと、デジイチは持参していた。

母が乗車した高崎線の列車を見送った後、上越線沿線へ。既に群馬総社以遠へは行けない時刻となっており、今回も、井野~新前橋間の有名撮影ポイントである、第二江田踏切へ向かう事にした。

新前橋駅から15分ほど歩いて、現地に到着したのは16時40分頃。D51 498号機が旧型客車を牽引と言う事で、有名撮影ポイントだし、それなりに人が集まっているかと思ったのだが、現地で待機されていた先客は、僅か2名。これなら、まだキャパも有り、撮影に支障はない。早速、撮影準備に取り掛かり、先行列車を撮りながら、SL列車を待つ。

現地到着からおよそ20分。17時03分頃になるが、「SLレトロみなかみ号」がやって来た。

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D51 498号機+旧客5両による「SLレトロみなかみ号」

力強く煙を吐きながら、旧型客車を牽引するD51 498号機。お天気は曇りで、あまり良い条件ではなかったが、煙も多く、個人的には満足できた。最後尾には、小窓が並ぶスハフ32が連結されており、良い感じ。出来れば、後追いも撮りたかったが、背後に障害物があり、後追いが撮れなかったのは残念だった。

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