東武8000系 昭和30年代の試験塗装リバイバルカラーになった8568F
ゴールデンウィークの東武鉄道撮影記も、今回が最終回となります。最後は8000系の話題。
総武線の亀戸と、東武スカイツリーライン(伊勢崎線)曳舟駅とを結ぶ東武亀戸線。全列車8000系の2両編成で運転と言う、都会の中のローカル線と言うイメージの強い路線に、2016年3月から、昭和30年代の標準色を再現したリバイバル車両が走り始めた。そして、今年2月より、8000系8568Fが、リバイバルカラー第二弾として、同じく昭和30年代に、当時の主力車両である7800系で実施された、試験塗装の1つである、緑色にジャスミンホワイト帯に塗り替えられ、亀戸線や大師線での運行を開始した。
そこで、今回、この緑色のリバイバルカラーになった8568Fを撮影したい。まずは大師線をチェックしたが、走っていなかった。となると、あとは亀戸線と言う事になる。時間の都合で、今回は曳舟駅だけでしか撮影できない。とりあえずホーム上で待機していると・・・
曳舟駅に進入する、緑のリバイバルカラー8568F。
なんと、一発で、お目当てのリバイバルカラー車、8568Fが入線してきた。まずは逆光ではあるが、進入シーンを撮影。
曳舟駅に到着した8568F。すぐに亀戸へ折り返す。
そして、停車してから再度撮影。こちら側は順光。もし、当時、この塗装が正式に採用されていたら、その後、登場する車両も、緑をベースにした塗装や帯になっていたのだろうか。撮影しながら、そんな事を考えてしまった。
ちなみに、この車両、「緑亀」という愛称が付けらているのとのこと。亀戸線を走る緑の8000系と言う事で、緑亀なんだろう。実際のミドリガメは、祭の縁日で金魚と一緒に売られていたが、近年では、飼いきれなくなった人が、池や川に放流し、このままでは日本の生態系を脅かす恐れがあるとして、特定外来生物に指定されてしまったが、電車の緑亀は、亀戸線の顔として、末永く活躍してほしい。そう願いながら、曳舟駅を後にした。
| 固定リンク | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 西武2000系 2051F+2459Fが多摩湖線直通急行に充当される(2024.11.02)
- 西武多摩湖線 20000系の直通急行と9000系の入庫回送を撮影する(2024.10.31)
- 西武新宿線 2000系2461F+2055Fが土曜・休日ダイヤの優等列車運用に入る(2024.10.27)
- 西武池袋線 曼殊沙華輸送を観察する(2024.10.19)
「鉄道:東武」カテゴリの記事
- 東武鉄道 新型特急「スペーシアⅩ」を撮影する(2023.07.18)
- 185系C1編成で運転 臨時特急とちぎ1号を撮影する(2023.03.27)
- 祝 上越新幹線開業40周年記念 新幹線リレー号を撮影する(2022.12.11)
- 特急「スペーシア八王子きぬ号」を撮影する(2022.10.08)
- 残り1編成となった東京メトロ7000系を撮影する(2022.04.10)
コメント
TOMOさん、亀戸線は地元路線で、自宅近くも通っております。
今回のは緑亀は通称で、ほかにリバイバル第1弾は赤亀と通称されていますよ。
次回検査まではそのままかと思います。
なお、運用としては北春日部~回送~亀戸線で2日過ごし、3日目の午前9時台で亀戸駅2番線留置~12時過ぎ回送で西新井~翌日昼間まで大師線運用~回送~北春日部です。
運用的には北春日部を出庫し、4日後の夕方に帰区する運用です。
投稿: 横山正典 | 2017/06/03 20:32
横山正典さん、コメントありがとうございます。
約1年ぶりに、亀戸線の列車も撮影してみました。昨年撮影したリバイバルカラー者は、赤亀と呼ばれているのですね。是非、赤と緑の並びも撮りたいです。
亀戸線の運用についての解説、ありがとうございました。
投稿: TOMO | 2017/06/08 12:11