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西武・電車フェスタ2017in武蔵丘検修場 その1

個人的なお話で恐縮ですが、5月以降、本業が多忙になったり、町内会の活動に参加したり、ちょっと疲れ気味だったりで、弊ブログの更新頻度が落ちています。今回取り上げるお話は、本来であれば、6月中に、お伝えしなくてはいけない話題なのですが、前年に引き続き、今年も、このタイミングでの執筆となってしまいました。1か月以上前のお話ではありますが、6月3日に開催された、西武鉄道の恒例のイベント、西武・電車フェスタ2017in武蔵丘検修場について書いていきたいと思います。今更ではありますが、備忘録として、お付き合いいただければ幸いです。

当日、まずは、会場へ向かう臨時列車の撮影からスタートする。臨時列車は、池袋発快速急行飯能行き(飯能から検修場行き)が1本、元町・中華街発快速急行Fライナー飯能行き(飯能から検修場行き)が1本、所沢発快速急行飯能行き(飯能から検修場行き)が1本、計3本の快速急行と、飯能~高麗間の臨時列車が10本運転される。

まずは、池袋から出発する、快速急行飯能行きの撮影からスタートする。池袋線の快速急行は、Fライナーなどの地下鉄線からの直通列車が主流となり、西武線池袋発の4ドア車による快速急行は、昨年の武蔵丘検修場のイベントに合わせた臨時列車以来と言う事になるのだろうか。この快速急行をどこで撮ろうかと時刻表を眺めていると、どうも、ひばりヶ丘で特急列車の通過待ちをするのではないかと言う事を発見。快速急行が特急に抜かれる瞬間を撮るのも悪くないなと思い、ひばりヶ丘駅へ向かう事にした。

自宅から、まずは久米川駅へ。そこから所沢経由でひばりヶ丘へ。到着後、早速、ひばりヶ丘駅に隣接する、ひばりヶ丘1号踏切へ。この踏切から続く、線路沿いの道からカメラを構える事にした。ちょうど、同じような事をお考えの方がお一人いらっしゃったので、ご挨拶の後、立ち位置を決める。そして、8時41分、1番ホームに、池袋からの快速急行飯能行き(飯能から検修場行き)が到着。更に2分後、3番ホームに急行池袋行きが到着。

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ひばりヶ丘駅に到着した快速急行飯能行きと、急行池袋行き。

この日、武蔵丘検修場へ直通する1本目の臨時列車となる、池袋からの快速急行飯能行きには、30000系30103Fが充当された。御覧のように、ひばりヶ丘駅では、2代目L-train、9108Fによる急行池袋行きとの並びが見られた。

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快速急行飯能行きを追い越す特急「ちちぶ7号」

そして8時45分、特急「ちちぶ7号」が、ひばりヶ丘駅を通過。既に快速急行飯能行きの発車時刻となっており、特急がやや遅れていたようだ。


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ひばりヶ丘駅を発車し、一路、武蔵丘検修場へ向かう30103F。

特急が通過からおよそ2分後のこと。30103Fによる、快速急行飯能行きが、約2分遅れで、ひばりヶ丘駅を発車。武蔵丘検修場へ向かった。

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西武多摩川線へ向かう101系245Fの甲種輸送を撮影する

では、ここで順番を入れ替えまして、7月8日のお話です。

約3ヶ月に一度の割合で実施されている、西武多摩川線の車両交換に伴う甲種輸送。今年3回目となる甲種輸送が、7月8日から9日にかけて実施された。

今回の甲種輸送は、多摩川線へ245Fが送り込まれ、逆に、多摩川線からは、251Fが戻ってくる事になっていた。多摩川線へ送り込む245Fは、6月8日頃より、中間車2両に武蔵境自動車教習所の広告が貼られ、そのままの姿で、多摩湖線の運用に就いていた。この時点で、甲種輸送まで1ヶ月近くあるが、この編成が、多摩川線へ送り込まれる事が一目で解った。

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武蔵境自動車教習所の広告を貼ったまま、多摩湖線の運用に就く245F。(2017年6月17日撮影)

そこで、245Fが、武蔵境自動車教習所の広告を貼った状態で、多摩湖線を走る姿を記録しておこうと思い、6月17日に撮影してみた。まずは、萩山駅近くの萩山1号踏切から、萩山駅に進入する245Fを撮影してみた。直前になって、拝島線の下り列車が通過する事をすっかり忘れていて、一瞬焦ってしまったが、被られることなく、撮影する事が出来た。

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武蔵大和駅に進入する245F。(2017年6月17日撮影)

結局、この日は、その後の予定もあり、撮影したのは、萩山1号踏切と武蔵大和駅の2か所のみではあったが、ラッピング車が多摩湖線を走ると言う記録は出来たと、個人的には満足している。

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鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア会場へ その2

閉場まで残り15分。どうしても見ておきたいものが有った私は、急いでお目当ての場所へ。

向かった先は、ある検修庫。211系電車を使用した車掌体験、台車組み立ての実演や輪軸削正の実演等を行っていた事から、自由に出入りが出来る場所で、近くには、入場中の車両も置かれており、普段は見る事が出来ない光景を見られるのは有り難い。この日、大宮総合車両センター内には、珍客が入場しており、一瞬、ここは何処?と、思わず尋ねたくなる光景が目の前に広がっていた。

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大宮総合車両センターに入場していた、小田急4000形電車。

珍客とは、小田急電鉄の4000形電車である。この車両は、2007年にデビューした小田急の通勤車で、JR東日本のE233系電車をベースにしている。小田急線内の優等列車の他、東京メトロ千代田線との相互乗り入れ運用にも使用されていたが、2013年からは、東京メトロ千代田線のもう一つの乗り入れ先となる、JR常磐緩行線への乗り入れに対応した改造工事を開始。2016年3月26日からは、常磐緩行線への乗り入れも開始された。

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クハ4061号車。

小田急の車両が、なぜJR東日本の工場に入場したのか。ネットを検索してみると、常磐緩行線への導入が予定されている無線式列車制御システムCBTC(Communications-Based Train Control System)に関連した工事が行われているようで、2016年11月以降、小田急4000形が、順次、大宮総合車両センターへ入場している。

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鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア会場へ その1

5月27日のお話を続けます。1ヶ月以上前のお話となりますが、備忘録としてお付き合いいただければ幸いです。

熊谷駅から高崎線に乗り換えた私。ここから向かうのは大宮。この日、大宮駅周辺では、「鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア」と言うイベントを開催していた。メインとなるのは、JR東日本の大宮総合車両センター及びJR貨物の大宮車両所の公開。このイベントに合わせて、私は、どうしても、ある車両が撮りたかった。それは、かつて、飯田線で活躍をしていたED62形電気機関車である。

ED62は、飯田線北部で活躍していた、旧型の輸入電気機関車などを置き換える目的で、中央本線で活躍していたED61を改造したもの。中央本線と比べて、低規格な飯田線には、そのままでは入線できない為、軸重軽減を目的に、従輪の増設工事等が行われた。全部で18両が改造され、飯田線の他、大糸線でも運用されたが、最終的には、全車両が飯田線に集結したが、飯田線の貨物列車の廃止に伴い、2002年までに全車両が廃車となった。引退後のED62は、1号機がJR東日本の長野総合車両センターに、14号機がJR東海の佐久間レールパークに、そして17号機が、JR貨物大宮車両所に保存されていたが、14号機が2010年に佐久間レールパークの閉園に合わせて解体。また1号機も2016年に解体されてしまい、大宮にいる17号機が、国内に残る唯一のED62となってしまった。

そのED62、近年は、鉄道ふれあいフェアの会場で展示される事は無く、構内に放置されたままとなっている。この車両を撮影するには、鉄道ふれあいフェア開催時に、大宮総合車両センターの試運転線の体験乗車に乗車し、車内から撮影するのが一番とのこと。しかし、先に会場入りしているTwitterのフォロワーさん等に状況を問い合わせても、既に時間が遅く、今から会場入りしても。構内体験乗車には間に合わないとのこと。そこで、高崎線の車内から、ED62を撮影する事にした。幸いなことに、ED62が放置されている場所は、高崎線の車内からでも見る事が出来る。私は、二駅手前である上尾駅到着前より、進行方向右側、ドア付近に移動し、撮影場所を確保。そして、宮原を発車した後から、カメラを準備し、鉄道博物館が見えてきた頃からカメラを構えた。そして・・・

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JR貨物大宮車両所構内に留置中のED62 17号機。(高崎線車内より撮影)

手前のフェンスが多少邪魔ではあるものの、高崎線の車内から、留置中のED62 17号機を撮影する事が出来た。同機が、この場所に置かれてから、既に長い年月が経過している為、御覧のように、車体には錆が目立っており、保存状態はあまり良くない。この車両も、他の保存車と同様に、気が付けば、解体されていた。なんて事になってしまうかもしれない。

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2008年5月の公開時。いつの日か、このように間近で見る事が出来るだろうか。

再掲となるが、2008年5月の公開時の写真と比べてみる。この時も、少し退色しているものの、まだまだ耐えられるレベル。貴重な車両だけに、またいつか、間近に見る事が出来ると良いのだが・・・

この後、列車は大宮駅に到着。急いで、総合車両センターへ向かう事にした。

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秩父鉄道で熊谷へ

5月27日のお話を続けます。

西武4000系による「長瀞・皆野リレー号」の撮影を終えた私は、そのまま御花畑駅から秩父鉄道に乗車。一路、熊谷へ向かう事に。

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御花畑駅から乗車した、秩父鉄道の急行列車。

乗車したのは、御花畑駅を11時38分に発車する急行列車「秩父路6号」。秩父鉄道の急行列車は、西武鉄道から譲り受けた新101系を改造した、6000系車両が、2006年3月から使用されており、今年で既に11年が経過。弊ブログでも、これまでに、この車両に関しては、何度も取り上げているが、実は、急行券を購入して乗車するのは、今回がまだ3回目。元々、地元の西武多摩湖線でも新101系は現役で、通勤の足として、毎日お世話になっている事もあり、わざわざ急行券を買ってまで新101系に乗るのが嫌だからと言う事は無いのだが、秩父鉄道に1時間以上ゆられると言う機会が少ない事もあり、撮るばかりで乗車する機会は少ないのかもしれない。

6000系は、全部で3編成が在籍しているが、ラストナンバーとなる6003Fは、2014年10月より、かつて急行列車に使用されていた300形のリバイバルカラーに改められており、今回、偶然にも、リバイバルカラーを纏った6003Fに乗車する事が出来た。

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秩父鉄道の急行列車に乗車するには、急行券が必要。硬券なのが嬉しい。

乗車前に急行券(200円)を購入し乗車。急行券は座席や号車が指定されていない為、自分の好きな場所に乗って良い事から、私は先頭のデハ6003に乗車。足元から響いてくる心地よいモーター音を楽しみながら、熊谷へ向かう事にした。車内は、新101系時代のロングシートから、急行形らしく、かつて西武鉄道の10000系NRAが使用していたリクライニングシートに改め、ボックス座席に。とは言え、元々3ドアロングシート車両を、2ドアのクロスシート車に無理やり改造している為、窓の位置と座席の位置が合わないが、お昼の上り急行列車と言う事もあり、車内は空いていて、運良く、中ドアを塞いで大型の固定窓とした部分の座席が空いており、ここに腰を下ろし、熊谷までの1時間の旅を楽しんだ。

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西武4000系 「長瀞・皆野リレー号」を撮影する

5月27日のお話を続けます。

西武鉄道及び秩父鉄道は、5月13日から28日までの土曜・休日、横瀬駅で、池袋駅からの特急列車に接続し、秩父鉄道の秩父・皆野方面へ直通する臨時列車「長瀞・皆野リレー号」を運転する事になった。

この「長瀞・皆野リレー号」は、5月13日から6月4日まで、埼玉県皆野町の「彩の国ふれあい牧場」で、「天空のポピー2017」が開催される事に合わせて運転されるもので、横瀬駅で池袋からの特急列車からの接続を受けた後、秩父鉄道へ入り、秩父駅まで運転し、同駅で秩父鉄道の上り列車に接続する列車が2本、更に、秩父駅を通り越して、長瀞まで運転される列車が1本の合計3本が運転される。

前の記事で触れているように、当日、私は、まず、武州原谷駅付近で、臨時「パレオエクスプレス」の送り込み回送の撮影をしていた。送り込み回送を撮影した後、秩父方面へ戻る為、徒歩で大野原駅へ。駅へ着くと、ちょうど、下り列車が接近してきた。乗車予定の列車までは、まだ時間に余裕が有った筈なのに、何だろうと、ホーム上からカメラを構えてみると・・・

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大野原駅構内に進入する西武4000系の回送列車。

御覧のように、接近して来たのは、西武4000系4003Fの回送列車。土曜・休日ダイヤで、池袋から秩父鉄道へ直通する列車のうち、長瀞行きの列車は、長瀞駅到着後、折り返し、秩父駅まで回送され、夕方の長瀞発の列車までの間、秩父駅構内で過ごす事になっている。

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後追い。

今回、横瀬~秩父・長瀞間に臨時列車を運転するに際して、池袋からの長瀞行き1001列車に使用された車両を、いったん芦ヶ久保まで回送させた上で充当する事は、西武鉄道の話題を取り上げている、複数のブログ等で確認していた。その為、大野原駅で4000系の回送列車が撮れた事は、その検証に使えるので有り難かった。とは言え、直前まで、この回送列車の事を忘れていたのは、何ともお恥ずかしい話である。

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