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秩父鉄道で熊谷へ

5月27日のお話を続けます。

西武4000系による「長瀞・皆野リレー号」の撮影を終えた私は、そのまま御花畑駅から秩父鉄道に乗車。一路、熊谷へ向かう事に。

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御花畑駅から乗車した、秩父鉄道の急行列車。

乗車したのは、御花畑駅を11時38分に発車する急行列車「秩父路6号」。秩父鉄道の急行列車は、西武鉄道から譲り受けた新101系を改造した、6000系車両が、2006年3月から使用されており、今年で既に11年が経過。弊ブログでも、これまでに、この車両に関しては、何度も取り上げているが、実は、急行券を購入して乗車するのは、今回がまだ3回目。元々、地元の西武多摩湖線でも新101系は現役で、通勤の足として、毎日お世話になっている事もあり、わざわざ急行券を買ってまで新101系に乗るのが嫌だからと言う事は無いのだが、秩父鉄道に1時間以上ゆられると言う機会が少ない事もあり、撮るばかりで乗車する機会は少ないのかもしれない。

6000系は、全部で3編成が在籍しているが、ラストナンバーとなる6003Fは、2014年10月より、かつて急行列車に使用されていた300形のリバイバルカラーに改められており、今回、偶然にも、リバイバルカラーを纏った6003Fに乗車する事が出来た。

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秩父鉄道の急行列車に乗車するには、急行券が必要。硬券なのが嬉しい。

乗車前に急行券(200円)を購入し乗車。急行券は座席や号車が指定されていない為、自分の好きな場所に乗って良い事から、私は先頭のデハ6003に乗車。足元から響いてくる心地よいモーター音を楽しみながら、熊谷へ向かう事にした。車内は、新101系時代のロングシートから、急行形らしく、かつて西武鉄道の10000系NRAが使用していたリクライニングシートに改め、ボックス座席に。とは言え、元々3ドアロングシート車両を、2ドアのクロスシート車に無理やり改造している為、窓の位置と座席の位置が合わないが、お昼の上り急行列車と言う事もあり、車内は空いていて、運良く、中ドアを塞いで大型の固定窓とした部分の座席が空いており、ここに腰を下ろし、熊谷までの1時間の旅を楽しんだ。

急行列車らしく、駅間では、それなりに飛ばす事から、足元から聞こえてくる、西武101系の初期型車両特有のモーター音も心地よく、また、中ドアを埋めた際に設けられた大型固定窓から見る景色も良く、急行列車での移動化は快適だった。

御花畑駅を発車してから約50分。最後の停車駅となる武川駅では、こんな車両と遭遇する事が出来た。

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武川駅に到着した石炭輸送列車。(急行列車車内より撮影)

タイミング良く、デキ504が牽引する、熊谷貨物ターミナルからの石炭輸送列車が到着していた。この列車、ホキ10000形を使用した列車で、かつては三岐鉄道でも見る事が出来たが、2012年に廃止となり、現在では、鶴見線の扇町と秩父鉄道の三ヶ尻駅(貨物専用駅)とを結ぶ列車のみで見られる存在となってしまっている。JR線内は20両で運転されているが、秩父鉄道線内は、有効長の関係から10両ずつ2回に分けて輸送されており、更に、三ヶ尻駅が武川駅側からしか荷役線に入れない事から、この武川駅で機回しを行うとのことで、これは近いうちに改めて、訪問しなくてはと、車内から観察して、そう思った。

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武川駅構内で休むカラフルな機関車たち。(急行列車車内より撮影)

そして、この武川駅構内には、秩父鉄道の貨物輸送を支える電気機関車の検修設備があることから、構内には常に複数の機関車が留置されている。この日は、黄色のデキ502、茶色のデキ505が留置されており、やや強引ではあるが、三種類のカラーの機関車の並びを、撮影する事が出来た。

列車は、武川駅を発車し、およそ10分で終点の熊谷駅に到着。私は、改札口で、急行券に無効印を押してもらって出場。ここから、次の目的地に向かう為に、JRに乗り換えるのだが・・・

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秩父鉄道熊谷駅改札前の「熊たまや」で昼食。

熊谷駅でのお楽しみ。秩父鉄道の改札前にある、熊谷うどん「熊たまや」さんに立ち寄り、ここで昼食。人気メニューの「肉ねぎつけ汁うどん」と「たまごかけご飯」のセット。ここのうどんは美味しく、たまごも、吉岡の里の朝どりたまごで、とても新鮮。このセットで、なんと700円。しかもソフトドリンクが1杯サービスと言う事で、とてもお得。熊谷でお昼ご飯を食べる時は、必ずこの店に立ち寄る事にしています。

さあ、お腹一杯になったところで、この後は、大宮へ向かいます。

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