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西武多摩湖線 赤電塗装になった101系247Fを撮影する その1

2週間前、12月17日のお話です。

赤電カラーになった101系247Fが、いよいよ多摩湖線で走り出す。初日の運用は、10時頃から16時頃まで、国分寺~萩山間主体の運用となるため、効率よく撮れそう。9時40分頃、自宅を出て、徒歩で萩山駅へと向かう事に。多摩湖自転車道を歩きながら、萩山駅の横に差し掛かると、ホーム上には、多くの撮り鉄さんが待機しているのが見えた。中には、私が歩いているのを見つけて、ホームから声をかけてくる人までいた。

萩山駅到着後、まずは3番ホームへ向かう。247Fは、玉川上水車両基地から、回送列車として到着し、そのまま10時05分発の国分寺行きになる。3番ホームの拝島・西武遊園地方で247Fの入線を待つ事に。

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萩山駅3番ホームに入線する247F。

ホームで待つこと、およそ5分。玉川上水車両基地からの247Fの回送列車が入線してきた。御覧のように、既に、行先表示は「国分寺」を掲出していた。黒地に白文字の方向幕が、今回のリバイバルカラーとのバランスが、どうなるかと思っていたのだが、実際に見てみると、意外と似合っており、正面をブラックフェイスにしなくて良かったと、この時、初めて思った。

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西武101系247Fが赤電カラーで出場

およそ10日前、12月15日のお話です。

西武鉄道に残る、最後の3ドア車となってしまった新101系。現在、新101系は、多摩川線・多摩湖線のワンマン運転用車両として、活躍を続けている。事業用車兼任の263Fを除き、白一色と言う、味気ない塗装となっているが、なんと、このうちの1編成を、かつて、西武鉄道で活躍した701系電車のデビュー当時のカラーである、レッド×ベージュ色に塗装変更する事になった。

これは、多摩川線開業100周年イベントの際のアンケートで、西武鉄道701系のデビュー当時のカラーである、レッド×ベージュ色(通称:赤電)の復活塗装を希望される意見が多かった事から実現するもので、塗装変更されるのは、10月に甲種輸送で多摩川線から戻り、武蔵丘検修場に検査入場していた247F。赤電カラーとなった247Fは、12月17日から、まずは多摩湖線で運行を開始し、1ヶ月ほど運行した後、1月20日から21日にかけて実施される甲種輸送で、多摩川線へ送り込まれると言う。

多摩湖線は、1990年6月23日まで、西武鉄道最後の非冷房車である、351系が活躍をしていた路線。つまり、西武鉄道で、最後まで赤電が走っていた路線である。その多摩湖線に赤電が期間限定とはいえ帰って来る。多摩湖線沿線に生まれ育った私にとって、これほど嬉しいニュースはない。営業運転開始まで待てない。出場回送を撮ろう。そう思っていたところ、12月15日、赤電カラーになった247Fが、武蔵丘検修場を出場したとの一報が入って来た。101系ワンマン車が出場した時は、いったん、南入曽車両基地へ回送された後、その日の夜に、上石神井を経由して玉川上水車両基地へ送り込まれる事が多い。そこで、この日は、帰宅ルートを上石神井経由にして、玉川上水へ向かう247Fを撮影する事にした。

まず、西荻窪からバスで上石神井へ。しかし、待ちきれない私は、上石神井から西武新宿線に乗り込み、東伏見へ。101系ワンマン車の回送は、南入曽車両基地から上石神井へ向かう際、19時11分から14分までの3分間、東伏見駅に停車し、後続の急行西武新宿行きを先に通す事になっていた。東伏見駅に到着した私は、いったん改札を出て、側道からカメラを構えてみるが、思ったよりも暗い事から、ホームで撮影する事に。

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東伏見駅に進入する247Fの回送列車。

19時11分、東伏見駅4番ホームに、247Fの回送列車が入線してきた。私にとって、本線上で赤電カラーの車両を見るのは、2001年、鉄道の日のイベントで赤電カラーに塗り替えられた、101系159F以来、実に16年ぶり。新101系は、新製時から黄色だったため、このカラーを纏ったのは、今回が初めて。それでも、3ドア車故にと言うことか、思っていたよりも似合っているように感じられた。

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上信電鉄 2017年忘年会・ネギ列車の旅に参加する 後編

では、引き続き、12月3日に乗車した、上信電鉄の貸切列車のお話です。

高崎駅から200形に揺られること、約1時間。列車は、折り返し地点である下仁田駅に到着した。この駅では、約50分間停車時間があり、参加者も、殆どがホームに降りて、列車の撮影をしたり、折り返しの列車内で飲み食いする物を買い物に行ったして過ごしていた。

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下仁田駅で155Fと並んだネギ列車。

私は、乗車してきたネギ列車が、元西武鉄道701系である150形155Fと並んでくれたので、その並びを撮影していた。すると、そこへデジタル一眼レフカメラを持った岡部真実さんが登場。デジタル一眼レフカメラが使いこなせていないので、色々と教えてほしいと言う。彼女が持っていたのは、キャノンのEOS Kiss。最近の機種のようだが、長年、キャノンのデジタル一眼レフカメラを使ってきているので、多少の違いはあっても、基本的な操作は変わらないので、色々とアドバイスする事が出来た。

これで終わりかと思っていたのだが、その後、全く予想もしなかった展開に。なんと、岡部さんとお連れの方から、私のカメラで、岡部さんを撮ってほしいと言われ、撮影することになってしまった。普段、人物はあまり撮らない私。人物を撮るのは、職場の慰安旅行の時ぐらい。しかも、撮影するのはタレントさん。さあ、大変だ。とりあえず、鉄道の車両も人物も綺麗に撮ってあげたいと言う思いは変わらない。と言う事で、チャレンジしてみることに。

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昭和40年代生まれの車両達と岡部真実さん。

まずは、手始めに、下仁田駅で並んだ155Fの横に立ってもらった。この時、ちょうど、高崎からの列車が到着。150形151Fが並んでくれたので、昭和40年代生まれの車両3本と一緒に撮影してみた。

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上信電鉄 2017年忘年会・ネギ列車の旅に参加する 前編

では、ここで更新順序を入れ替えまして、1週間前、12月3日のお話です。

西武鉄道の話題を中心に取り上げているブログ、「ひがしむらやま551//」を執筆するKUSUさんが企画した、上信電鉄のデハ200形を使用した貸切列車が運転された。

この貸切列車は、JR東日本から譲渡された107系を投入する事により、廃車となるであろう、西武所沢車輛工場生まれの最後の非冷房車である、上信電鉄の自社発注車200形を貸切り、車内で、下仁田ネギを使った料理をつまみながら、忘年会をやろうと言うもの。実は、私自身も、ブログ開設10周年記念の貸切列車を運行した際、下仁田ネギを使ったお弁当を手配していただき、それ以来、下仁田ネギの大ファンとなってしまった。そして、107系入線により、上信電鉄の150形・200形の行方も気になっていた事もあり、この企画に参加する事になった。

当日、貸切列車は、高崎駅を11時40分に発車する。その為、受付は11時からと言う事だった。しかし、1週間ほど前になるが、それまで休車扱いだった、上信電鉄の150形151F(元西武鉄道401系)が、運用に復帰したとの情報を入手。そこで、朝早めに高崎入りして、貸切列車に乗車する前に、上信電鉄の撮影を楽しむ事にした。

まず、私は、自宅を朝7時頃に出発。大宮から北陸新幹線「はくたか553号」に乗り込み、高崎に到着したのは8時42分。ここから、上信電鉄線に乗り換え。高崎駅を8時59分に発車する下仁田行きに乗り込み、2駅、佐野のわたし駅に降り立った。

佐野のわたし駅は、2014年12月22日に開業した、上信電鉄で一番新しい駅。無人駅で、ホームも一面しかない。目指すのは、佐野のわたし~根小屋間の撮影ポイント。烏川を渡り、およそ10分ほどで撮影地に辿り着いた。お天気も良かった事もあり、朝から、この撮影地には既に5名ほどの先客がいて、私も邪魔にならない場所で待機。ここで1時間ほど撮影する事に。

現地到着からおよそ15分。下りの下仁田行きがやって来た。

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150形151Fによる下仁田行き。

撮影到着後、最初にやって来た下り列車が、なんと、お目当ての151Fだった。実は、新幹線の車内から、高崎駅到着前に、上信電鉄の車庫を見た時、この151Fがパンタグラフを上げた状態で待機しているのが見えた。運用に入ってくれればいいなあと思っていたのだが、まさか一発で、この151Fが来てくれるとは、早起きして来て大正解だった。

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長野総合車両センターへ廃車回送された107系R1編成

3回に分けてお伝えしてまいりました、しなの鉄道の115系撮影記、お楽しみいただけましたでしょうか?11月5日の話題が、あと一つだけ残っておりますので、もう暫くの間、お付き合いいただけたら幸いです。

牟礼駅で、115系リバイバルカラー車の並びを撮り終えた私は、後続の普通列車で長野へ戻る。まもなく長野と言うところで、私は、進行方向左側のドア付近に陣取り、カメラを構える。長野総合車両センターで、廃車解体を待つ車両を撮るのが目的だ。列車が総合車両センターの解体待ち車両を置いておく留置線に近付いた時、私はカメラを構えて、走行中の車内からシャッターを押した。

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長野総合車両センターの留置線で、解体を待つ107系R1編成。

10月7日にラストランを迎えた、高崎車両センターの107系。最後まで運用に就いていた編成を含め、続々と、上信電鉄入りした仲間とは対照的に、最後まで残されていたR1編成は、上信電鉄へ旅立って行った仲間達を見送った後、10月30日、長野総合車両センターへの帰らぬ旅へ旅立った。

当初は、車内から撮影できたし、これでいいやと思ったのだが、やはり、最後に、もう少し近づいて撮影したい。そう思い、私は、長野駅に到着後、長野電鉄の長野駅へ。各駅停車に乗り込み、本郷駅で下車。スマホの地図を頼りに、長野総合車両センターの留置線が見える場所へ向かって歩いた。途中、カラスの大群が不気味だなあと思いながら、歩くこと、およそ10分。幾つかのブログで見覚えのある、廃車解体待ち車両が撮影できるポイントを発見。もう、かなり暗くなっていたが、試行錯誤を繰り返しながら、撮影した。

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最後の時を待つ107系R1編成。

総合車両センターのライトに照らされて、最後の時を待つ107系R1編成。隣には、富士急行6000系への改造から漏れて、帯だけはがされた状態で停められている205系の先頭車。そして、その奥の解体作業場では、惜しまれながらも、9月30日で引退した485系改造のジョイフルトレイン「彩」が解体途中であることが解る。485系「彩」については、車内から撮影した画像では、確認できなかったので、ここまで来て本当に良かったと感じた。

撮影後、私は、再び長野駅へ。本郷駅からの道中に遭遇した、カラスの大群がなんとも不気味だったこともあり、そのまま、北しなの線の線路に沿って、長野駅まで歩いてしまった。

この撮影から、およそ3週間後、R1編成は、解体されてしまった。R1編成の形見の品とは、その後、ある場所で再会することになるのだが、、この時は、全く思ってもいなかった。

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しなの鉄道 115フェスタ号を撮影する その3

ここ数日、風邪気味だったり、PCが不調だったりして、ブログの執筆が大幅に遅れてしまいました。申し訳ございません。体調の方も良くなってきましたので、更新を再開いたします。お待たせいたしました。それでは、11月5日のお話を続けます。

撮影地から黒姫駅へ戻って来た私。黒姫駅では、この日の主役、115系の展示のほか、保守用モーターカーの展示等が行われている。光線状態を考慮し、ホームから撮影する事にした。

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黒姫駅構内で展示されていた、保守用モーターカー。

しなの鉄道の列車の運行を支える、保守用モーターカー。これからの季節は、このモーターカーで除雪作業も行う事になる。

そして、この黒姫駅構内には、転車台が残されている。

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黒姫駅構内の転車台。

かつて、黒姫駅には、1番線と2番線との間に、機関車を付け替える為の機回し線が存在した。現在では撤去されているが、黒姫駅で折り返す列車は、この転車台と機回し線を使って、機関車を付け替えていた事が解る。

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しなの鉄道 115フェスタ号を撮影する その2

では、引き続き11月5日のお話です。

黒姫山をバックに、爽快な写真が撮れると言う、有名撮影地を訪れた私。「115フェスタ号」が過ぎ去った後も、暫くの間、この場に留まり、撮影を続ける事にした。

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115系S11編成による妙高高原行き327M。

湘南色+スカ色、そして初代長野色に続いて、この地にやって来たのは、115系S11編成による妙高高原行き327M。長野市役所近くの踏切で撮影した、「イイヅナのリンゴ」ラッピング編成である。このラッピング編成も、ラッピング掲出期間は、2018年1月31日までの予定とのことで、この撮影地で、しっかり撮る事が出来たのは、有り難かった。

そして、この後も下り列車が続く。

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115系S14編成による妙高高原行き329M。

327M通過から、およそ35分後。続けてやって来た下り329Mは、シングルアームパンタを搭載した、115系S14編成。北陸新幹線金沢開業に伴う、北しなの線転換時に、JR東日本から譲渡された編成である。この撮影地に来て、初めて、ラッピングも施されていない、しなの鉄道カラーの車両に遭遇した事になる。中間のモハ114の窓から顔を出している人は気にしない事にしよう。

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