惜別 高崎車両センター115系 定期運行最終日の記録
別れの春。3月17日に実施されたダイヤ改正では、北関東の地域輸送を支えてきた、高崎車両センターの115系も、E233系の増備に伴いねん出された、211系に置き換わり、定期運行を終える事になった。
ダイヤ改正の1日前である3月16日、私は休暇を申請し、ダイヤ改正を機に引退する車両を記録する事に。まず、E351系の「中央ライナー」を国分寺で撮影した後、西国分寺駅周辺で朝食を食べ、むさしの号で大宮へ。そこから高崎線の普通列車で一気に高崎へ向かった。
高崎車両センターの115系は、最終日である3月16日の朝も、淡々と運用をこなしていた。しかし、明日からは、全ての列車が211系での運転となるため、どこかで115系から211系へ車両交換を行う事が充分に考えられる。既に、両毛線、上越線、信越本線、吾妻線と、どの線でも211系は運行されている為、簡単に車両交換は出来る。それだけに、この日の撮影は午前中が勝負となる。幸いなことに、10時台は、高崎から北へ向かう普通列車のうち、10時24分発の上越線水上行き、そして10時44分発の吾妻線大前行きと、2本続けて115系で運転される列車がある。最後に乗り納めもしたい。
そこで、上越線の水上行きに渋川まで乗車。そして、後続の吾妻線大前行きと、水上から戻って来る115系を、渋川駅から徒歩圏内の撮影ポイントで撮影しようと言う事にした。まずは、水上行きの入線シーンを撮るためにホームへ。水上行きは6番線からの発着なので、向かい側の7番線へ行くと、平日にもかかわらず、多くの撮り鉄さんが待機していた。
10時18分頃、6番線に115系が入線。早速撮影を開始するが・・・
高崎車両センターの115系もついに定期運行終了。最終日、上越線731Mの運用に就く、T1039編成+T1038編成。
この日、上越線の水上行き731Mの運用に就いていたのは、T1039編成+T1038編成の6両編成。7番線には、115系を撮ろうとする撮り鉄さんが押し掛けており、特にスマートフォンで撮ろうとしている人が、前の方で黄色い線から出て撮影している為、なかなか上手く撮影出来ない。結局、前の人が入った状態で撮影したものをトリミングして対応した。
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