西武１０１系２５１Ｆが近江鉄道カラーとなって出場

今年、創立１２０周年を迎えた、西武鉄道グループの近江鉄道。

西武鉄道は、近江鉄道１２０周年、そして西武多摩川線の開業１００周年を記念し、コラボレーション企画として、多摩湖線・多摩川線で運行中の１０１系ワンマン車１編成を、元西武鉄道１０１系を譲り受けた、近江鉄道１００形「湖風号」塗装に変更。６月１４日から２８日まで多摩湖線で、そして７月１１日からは多摩川線で運行することが、６月１１日、西武鉄道のホームページで発表された。「湖風号」カラーとなったのは、２５１Ｆで、速報ブログでもお伝えしたように、６月２日に開催されたイベント、「西武電車フェスタ２０１８ｉｎ武蔵丘検修場」で、先行公開されていた。

その２５１Ｆが本日、武蔵丘検修場を出場。試運転を兼ねて、所属先である、玉川上水車両基地へ回送された。昨日までに、出場したと言う目撃情報が上がっていない事もあり、今日は朝からデジタル一眼レフカメラを鞄の中に忍ばせて出勤していた。流石に、武蔵丘から南入曽への回送は撮れないが、南入曽から玉川上水へ向かう回送は、仕事を終えてからでも、充分に撮影が可能。まずは、南入曽から上石神井へ向かう回送列車を撮影する。どこで撮影するか悩んだ末に向かったのは東村山。国分寺駅から、国分寺線だけで行けると言うのもあるが、現在進行中の駅高架化工事の様子と絡めて撮れればと思ったのが、この駅を選んだ理由である。

高架化工事が進む東村山駅に進入する１０１系２５１Ｆの回送列車。

手元の時計で、１８時３０分頃のこと。近江鉄道１００形「湖風号」カラーに塗り替えられた１０１系２５１Ｆの回送列車が、東村山駅６番ホームに入線した。

ちなみに、５番ホームには、本川越行きの特急「小江戸２９号」が停車していた。既に発車メロディはなり終わり、動き出すところで、冷や冷やしたが、２５１Ｆの進入の方がやや早く、なんとか被られることなく撮影する事が出来た。

２５１Ｆの回送列車は、ここ東村山駅で少しだけ停車する。当初は、４番ホームの所沢方から、６番ホームへの進入シーンだけを撮るつもりだったのだが・・・

２０００系の急行本川越行きと出会う。

振り向くと、４番ホームには、２０００系の急行本川越行きが停車しており、新宿線らしさを強調する意味で、この２０００系と、６番ホームに停車中の２５１Ｆとの並びを、やや強引ではあるが撮影してみた。

東村山駅を発車する１０１系２４１Ｆによる西武園行き。

そして、３番ホームには、１０１系ワンマン車２４１Ｆによる西武園行きが停車しており、一瞬ではあるが、東村山駅で、１０１系ワンマン車同士が並んだ。東村山駅で、１０１系ワンマン車が２編成も並ぶ事は殆どあり得ない話なので、何とかして並びを撮りたかったが、並びを表現するのは、とても難しく、結局は、２４１Ｆと２５１Ｆ、それぞれを別々に撮影した。

この後、１０１系２５１Ｆの回送列車は、上石神井へ向かった後、折り返し玉川上水へ向かう。その間、少々時間があったので、東村山駅前のイトーヨーカドーでお買い物。そして、東村山駅へ戻ってきた後、小川駅経由で萩山駅へ。ここで上石神井から玉川上水へ向かう２５１Ｆを待つ事に。この萩山駅では、２５１Ｆの回送列車と、多摩湖線の国分寺行き、西武遊園地行きが、一瞬ではあるが並ぶ可能性が高く、１０１系ワンマン車３本並びを撮ろうと、萩山駅３番ホームには、既に数名の撮り鉄さんが待機していた。私は、先客の邪魔にならない位置で２５１Ｆの通過を待つことにした。そして・・・

上石神井で折り返し、一路、玉川上水へ。回送途中、萩山駅では、白い１０１系との３本並びが実現。

手元の時計で、１９時４０分頃のこと。１０１系２５１Ｆの回送列車が、萩山駅を通過。御覧のように、１番ホームの西武遊園地行き、そして３番ホームの国分寺行きと、一瞬ではあるが、１０１系ワンマン車が３本並んだ。ちなみに、２５１Ｆの前を走る拝島行きが３分少々遅れており、１番ホームの西武遊園地行き、そして３番ホームの国分寺行き、どちらも発車時刻を過ぎていた。おそらく、２５１Ｆの回送列車も、２分程度遅れが発生していたのかもしれない。

２５１Ｆが多摩湖線を走るのは、明日から２週間。出来るだけ、多くのシーンを記録しておきたい。伊豆箱根鉄道カラーの２６１Ｆとの並びは、上手く撮る事が出来るだろうか・・・