高崎車両センター 115系T1032編成とT1041編成が廃車回送される
2018年3月16日を以て、定期運行を終了した、高崎車両センターに所属する115系電車。
6月以降、急速に廃車回送が進んでいるが、7月11日、T1032編成とT1041編成が、新潟車両センター所属の115系L99編成を伴走車として連結した上で、新潟車両センターへ廃車回送されたことを、Twitterの書き込みを見て知った。
7月11日に廃車回送されたT1032編成(前3両)(2018年3月21日撮影)
今回廃車回送された車両のうち、T1032編成は、定期運行終了後の3月21日に運転された団体臨時列車「ありがとう115系号」に使用された車両で、前回、廃車回送されたT1022編成と同様、使用停止されていた正面の種別幕も復活。往年の姿を取り戻した車両だった。
T1032編成と共に廃車回送されたT1041編成。(前3両)(2017年8月26日撮影)
一方、T1041編成に関しては、2017年7月から3ヶ月間、人気漫画「おまえはまだグンマを知らない」とタイアップしたラッピング車両となった。中間のモハ114に施されたラッピングは、なかなか目立っており、強烈なイメージが残っている方も多いのではないかと思う。
T1032編成とT1041編成が廃車回送された事により、高崎車両センターに所属していた115系は全て消滅したこととなり、一つの時代の終わりを感じた。
T1032編成、T1041編成、お疲れ様でした。
さて、弊ブログを長年御覧になっている読者の皆様には、既にお気づきかと思いますが、私自身、湘南色の115系は大好きな車両であり、これまでに、東日本を中心に、各地の115系を撮り続けてきました。
今回、高崎車両センターの115系が全車引退した事により、湘南色の115系が残るのは、新潟、長野(しなの鉄道)、岡山だけとなってしまいました。
湘南色となった、しなの鉄道の115系S3編成。(2018年4月7日撮影)
各地域とも、湘南色で残るのは、1~2編成程度と言う事で、なかなか捉える事は難しく、いずれも、あと何年見られるのかも、はっきりしない状態。一番最後まで残りそうな、しなの鉄道でさえも、置き換え計画が発表されており、8年後には、「ろくもん」を除く115系が完全に置き換わる事になりますが、湘南色の車両が、最後まで残る保証はありません。
長野総合車両センターには、115系の訓練車が1編成残されている。(2018年4月7日撮影)
115系が残されている地域が、一番近いところで長野と言う事になり、すぐに行けると言う環境ではありませんが、弊ブログでは、今後も可能な限り、大好きな115系の記録を取り上げていきたいと思っていますので、引き続き、お付き合いいただけたら幸いです。
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