臨時快速おさんぽ川越号が運転される
10月20日のお話です。
毎年10月の第3日曜日とその前日の土曜日の2日間、埼玉県川越市では、川越氷川神社の祭礼「川越まつり」が開催されている。2016年には、ユネスコの無形文化遺産に「山・鉾・屋台行事」の一つとして登録された。
今年も10月20日と21日の2日間、川越まつりが開催され、それに合わせて、JR東日本は、臨時列車を運行。京葉線の新習志野駅から武蔵野線・川越線経由で運転された「おさんぽ川越号」も、その臨時列車の一つ。この「おさんぽ川越号」、昨年はE257系500番台車での運転だったが、今年は、去就が注目されている185系、しかも、4両編成での運転となった。
185系の4両編成は、6両編成の185系と組み、修学旅行列車や臨時快速「ムーンライトながら」等に使用されているが、普段は増結用。4両編成での単独運行は珍しい。これは是非撮っておきたい。
しかし、その日は生憎、模型運転会に参加する事になっており、「おさんぽ川越号」の撮影は、武蔵野線内に限られてしまった。スマホの駅すぱあとを眺めながら、「おさんぽ川越号」は南浦和駅で撮る事に決定。同駅に9時54分に着く、武蔵野線の電車で南浦和へ。「おさんぽ川越号」の到着まで2分あると思っていたのだが、なんと、「おさんぽ川越号」は、南浦和駅のすぐ手前まで来ており、入線シーンを撮る事は出来なかった。乗車してきた、武蔵野線の列車の出発を待って、停車中の「おさんぽ川越号」を撮影する事に・・・
南浦和駅に停車中の臨時快速「おさんぽ川越号」
この日、「おさんぽ川越号」に使用されていたのは、大宮総合車両センターに所属する185系C7編成。4両編成の185系は、2編成が存在し、このC7編成は、以前、「踊り子」の修善寺行きに使用されていた5両編成から、サハ185を外したもの。ちなみに、もう1本の4両編成は、200番台で構成されているB7編成で、こちらは7両編成から、サロ185とモハ185とモハ184を外して4両編成化している。
南浦和駅を発車。一路、川越を目指す臨時快速「おさんぽ川越号」。
「おさんぽ川越号」は、南浦和駅のお隣、武蔵浦和駅を通過すると、すぐに東北本線との連絡線へ入り大宮へ。更に、大宮駅から先、鉄道博物館付近にある川越線への連絡線を通り、川越を目指す。東北本線への連絡線との位置関係からすると、武蔵浦和駅も停車できるのだが、武蔵浦和駅には、埼京線も通っている。川越線との直通列車が日常的に運行されている埼京線が発着する武蔵浦和駅に、川越行きの臨時列車を停車させると、埼京線ホームからの発着ではないかと勘違いする人がいるからなのか、武蔵浦和駅は通過となっていた。武蔵野線から東北本線へ通じる連絡線は、武蔵野線西船橋方面からの大宮直通列車「しもうさ号」で通る事が出来るが、鉄道博物館付近にある川越線への連絡線は、なかなか通る事が出来ない為、一度は、この列車に乗ってみたいと思っているのだが、未だ乗れていない。来年こそは・・・と、毎年思っているのだが、果たして、来年は乗る事が出来るだろうか。
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