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横瀬車両基地へ廃車回送された10000系10103F

7月27日のお話です。

001系ラビューのデビューにより、1993年から25年以上に亘って、西武鉄道の顔として君臨してきた、ニューレッドアロー10000系の置き換えが始まり、7月23日、廃車第1号として、10103Fが横瀬車両基地へ廃車回送されてしまった。新型特急車両がデビューした事で、いつか、この日が来る事は解っていた事なのだが、慣れ親しんできた車両だけに、廃車回送の一報を聞いた時は、ショックを隠せなかった。

まだ、部品などの取り外しが行われないうちに、横瀬車両基地へ行こう。廃車回送後、最初の土曜日となった7月27日、私は横瀬へと向かった。

午前中、東村山運動公園に保存されている、D51684号機の解体を反対する署名活動を、久米川駅前で行った後、午後から横瀬へ。所沢駅を13時52分に発車する「ちちぶ17号」で、いざ横瀬へ。

到着後、改札を出場し、線路沿いの道を歩く。10103Fが見えてきたところで、足を止めて、撮影してみた。

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7月23日に、横瀬車両基地へ廃車回送された、10103F。

廃車回送後、その日のうちに、解体線に取り込まれてしまった10000系10103F。解ってはいた事だが、自分の目で、その状況を目にすると、改めて、寂しさを感じてしまう。

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さよなら西武10000系10103Fが横瀬車両基地へ廃車回送される

7月23日のお話です。

西武鉄道の特急列車として、20年以上に亘って活躍してきた10000系ニューレッドアロー。今年3月には、後継車種として001系ラビューが運行を開始し、今年度中に、西武池袋線・西武秩父線の特急列車は、全て、001系ラビューに置き換えられる事になっている。現在、新型の001系は3編成目までが登場しており、6月9日からは、10000系ニューレッドアローの置き換えが本格的に開始され、これは近いうちに、10000系の廃車が発生するだろうと思っていたところ、ついに、10000系初の廃車が発生した。廃車第1号となったのは、「秩父(夜)祭の屋台行事と神楽」を含む「山・鉾・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産に登録された事を記念して、2017年より、プラチナ秩父verとして運行されていた10103F。このところ、定期的に休車を繰り返していた為、もしやと思っていたのだが、やはり、この車両が、10000系廃車第1号となった。

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10000系ニューレッドアロー初の廃車となってしまった、10103F「プラチナ秩父Ver」。(2017年11月11日撮影)

Twitterにアップされた情報によると、10000系初の廃車となった10103Fは、横瀬車両基地に回送された後、その日のうちに、解体線に取り込まれてしまったとの事。また、一部座席は、小手指車両基地で外されているそうで、これは予備品として、予め外されたのかもしれない。

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2012年には、生茶のラッピング電車となった10103F。

10000系初の廃車となった10103F。ラッピング車と言う事で、外観上にも特徴がある。近いうちに、横瀬へ行って、10103Fを撮影しなくては・・・

10103F、お疲れ様でした。

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いすみ鉄道 クラウドファンディング支援者向け団体列車を撮影する

7月11日のお話です。

クラウドファンディングにより、国鉄気動車標準色に戻された、いすみ鉄道のキハ52。6月15日に行われた、クラウドファンディング支援者向け、お披露目撮影会の模様は、弊ブログで、既にお伝えした通りであるが、お披露目撮影会に、どうしても参加できない人向けに、7月11日、平日の木曜日であるが、キハ52の団体臨時列車が運転される事が、支援者向けに発表されていた。お披露目撮影会は、生憎の天気だったし、出来れば、綺麗になったキハ52が、単行で走る姿をカメラに収めたい。そう思い、休暇届けを提出。大多喜へ向かう事にした。

当日。私は、シナガワグース8時30分発の大多喜行き高速バスで大多喜へ。前回、このバスに乗ろうとした際、乗り場が解らず、乗り遅れてしまった失敗を生かし、品川駅到着後は、手短に朝食を摂り、すぐにシナガワグースへ。8時20分頃、高速バス乗り場に着くと、まだバスは到着していなかった。そこで、シナガワグースの中へ入り、ここでトイレを済ませてからバス乗り場へ向かうと、バスが到着。今回は、無事乗車する事が出来た。平日の朝と言う事もあり、乗客は5名と少なめ。9時55分、定刻より5分遅れて、大多喜(オリブ)バス停に到着。バスは、そのまま大多喜駅まで走るが、私は、ここで下車する。

バス停から歩くこと、およそ10分。向かった先は、1か月前、首都圏色(タラコ色)の撮り納めの時にも訪れた、第三夷隅川橋梁。季節柄、1カ月前と比較すると、草が更に伸びていた。そして、やたら虫が多い。

虫と格闘しながら待つこと、およそ20分。キハ52の貸切列車がやって来た。

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第三夷隅川橋梁を通過するキハ52。

通過およそ10分前までは陽も射していたのだが、残念ながら、曇り空となってしまった。まあ、お天気も下り坂だし、雨が降らなかっただけでも、良かったと思わなくてはいけない。

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上信電鉄 150形151Fが解体搬出される

経年が50年を迎える車両を、JR東日本から購入した107系改め700形への置き換えを進めている上信電鉄。

5月中に解体搬出された155Fに続き、元西武鉄道401系407Fである151Fの解体搬出が、7月6日と13日の2回に分けて行われた事を、Twitterの書き込みで確認した。

151Fは、昨年6月30日のラストラン列車を最後に、運用を離脱。JR東日本から購入した107系に囲まれる形で、高崎駅構内に、1年ほど留置されてきたが、155Fの後を追うように、今回の解体搬出となった。155Fの時と異なり、今回は、最後の姿を見に行く事が出来なかった。

そこで、今回は、上信電鉄151Fの惜別企画として、151F最後の日となった、2018年6月30日に撮影したものを含めまして、これまで未公開だった151Fの写真を取り上げたいと思います。

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7月6日と13日の2回に分けて、解体・搬出された上信電鉄151F。(2018年6月30日神農原駅にて撮影)

151Fのラストランは、西武鉄道時代を彷彿とさせるような種別板が掲出された他、季節外れのパンタグラフ2基上昇で運転された。そして、下仁田駅では・・・

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150形が3本並んだ。(2018年6月30日撮影)

左から、155F、151F、153Fと、150形3編成全てが、この下仁田駅で並んだ。これは、まさに奇跡的な出会い。この時は、シャッターを押す指が震えるほど、私も興奮した。

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運用を離脱した151Fは、JRから購入した107系に囲まれる形で、1年ほど、この場所で過ごした。(2018年11月9日撮影)

151Fの搬出により、上信電鉄に残る150形は、弊ブログ10周年記念の貸切列車にも使用した153Fのみとなってしまった。その153Fも、今は休車中とのことで、先日までは、151Fが留置されていた場所に置かれていたとの事。最近になって、車庫の手前側に移動してきたとのこと。冷房車なので、もしかしたら、本格的な夏を前に、運用に復帰するのかもしれないが、いずれにしても、残された時間は、あまり長くない筈。あと何回、150形と遭遇する事が出来るだろうか・・・

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お知らせ D51 684保存署名運動を行います

先日、東村山運動公園に保存されている、D51 684号機を守るため、「東村山D51 684保存会」が発足した事を、弊ブログでお伝えいたしましたが、大変残念なことに、7月2日に開かれた市議会で、SL解体費用が盛り込まれた補正予算が可決されてしまいました。

市長は、議会で、10月に運動公園で開催される、市民運動会までには撤去したいと言う意向を表明したとの事。保存会としましては、なんとかD51を残したい。諦めたくないと言う思いから、この度、D51 684保存の署名運動を行う事になりました。

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D51 684を守るため、皆様、ご協力をお願いいたします。

東村山D51 684保存会では、ご賛同いただいた事業所様に、署名用紙をお渡ししております。7月13日現在、ご協力いただいている事業所様は、下記の通りです。(随時更新予定)

東村山市  今井モデル様(鉄道模型店) (8月25日を以て終了)
東久留米市 福幸軒様(蕎麦店) (8月25日を以て終了)
立川市   マイホビーキョーサン様(鉄道模型店) (8月22日を以て終了)
秩父市   やきとり省松様(焼鳥店) (8月20日を以て終了)
戸田市   Nパークとだ様(鉄道模型レンタルレイアウト専門店) (8月20日を以て終了)
蕨市     蕨鉄道様(鉄道BAR) (8月20日を以て終了)
横浜市   新横浜機関区様(鉄道とサッカーの居酒屋) (8月17日を以て終了)

また、メールによる署名簿の送付も行います。ご希望の方は、下記メールアドレスまでメールを送信してください。なお、お手数ですが、ご証明いただいた署名簿の用紙は、郵送にて、事務局までご返送ください。
tomo.d51684@gmail.com

この他、7月27日には、11時から、久米川駅前に置きまして、保存会メンバーによる署名運動を行う予定です。何卒ご賛同くださいますよう、お願い申し上げます。

皆様からいただいた個人情報は、保存会の署名活動以外には使用いたしません。

8月17日追記:1ヶ月以上に亘り続けてまいりました署名活動は、8月20日を目途に終了させていただく事になりました。なお、協力事業者様の定休日や署名用紙の回収の都合により、20日よりも前に終了する場合がございますのでご了承ください。これまでに、全国各地から沢山の署名をいただきました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

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お知らせ 「東村山D51 684保存会」が発足しました

東村山市恩多町にある、東村山運動公園。

6月16日、TBS系列で放送されている「噂の!東京マガジン」で、この公園内に保存されている蒸気機関車、D51 684号機が取り上げられ、御覧になった方も多いかと思います。


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東村山運動公園に保存されている、D51 684号機。(2019年6月25日撮影)

御覧頂いているのは、6月25日の夕方、撮影したD51 684号機です。長年、放置され続けた事もあり、残念ながら、かなり荒廃が進んでしまっています。

番組が放送された後、一部の方達より、D51 684号機を何とか復活させたい。と言う声が上がり、6月29日、東村山中央公民館にて、保存会の立ち上げ準備会が開かれ、私も参加しました。約2時間の話し合いの後、「東村山D51 684保存会」が発足。僭越ながら、私が保存会の代表を務めることとなりました。


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ナンバープレートが残っているのは、見たところ2箇所だけ。

東村山市は、このD51 684号機を、解体の方向で動き始めているとの事で、野球に例えるならば、9回裏、ツーアウトまで追いこまれているような状態です。この状態を何とかしたい。本日、「東村山D51 684保存会」は、東村山市長宛てに、嘆願書を提出いたしました。逆転満塁ホームランが出るには、かなり厳しい状態ではありますが、僅かに残る可能性にかけて、活動していきたいと思います。保存会の活動記録は、弊ブログでも、随時、お伝えしてまいります。

最後に、弊ブログを御覧の皆様にお願いです。

私自身、SLの保存活動は、初めての経験で、正直申しまして、解らない事だらけです。鉄道車両の保存活動に参加されている皆様、ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願いします。

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