上信電鉄 150形151Fが解体搬出される
経年が50年を迎える車両を、JR東日本から購入した107系改め700形への置き換えを進めている上信電鉄。
5月中に解体搬出された155Fに続き、元西武鉄道401系407Fである151Fの解体搬出が、7月6日と13日の2回に分けて行われた事を、Twitterの書き込みで確認した。
151Fは、昨年6月30日のラストラン列車を最後に、運用を離脱。JR東日本から購入した107系に囲まれる形で、高崎駅構内に、1年ほど留置されてきたが、155Fの後を追うように、今回の解体搬出となった。155Fの時と異なり、今回は、最後の姿を見に行く事が出来なかった。
そこで、今回は、上信電鉄151Fの惜別企画として、151F最後の日となった、2018年6月30日に撮影したものを含めまして、これまで未公開だった151Fの写真を取り上げたいと思います。
7月6日と13日の2回に分けて、解体・搬出された上信電鉄151F。(2018年6月30日神農原駅にて撮影)
151Fのラストランは、西武鉄道時代を彷彿とさせるような種別板が掲出された他、季節外れのパンタグラフ2基上昇で運転された。そして、下仁田駅では・・・
150形が3本並んだ。(2018年6月30日撮影)
左から、155F、151F、153Fと、150形3編成全てが、この下仁田駅で並んだ。これは、まさに奇跡的な出会い。この時は、シャッターを押す指が震えるほど、私も興奮した。
運用を離脱した151Fは、JRから購入した107系に囲まれる形で、1年ほど、この場所で過ごした。(2018年11月9日撮影)
151Fの搬出により、上信電鉄に残る150形は、弊ブログ10周年記念の貸切列車にも使用した153Fのみとなってしまった。その153Fも、今は休車中とのことで、先日までは、151Fが留置されていた場所に置かれていたとの事。最近になって、車庫の手前側に移動してきたとのこと。冷房車なので、もしかしたら、本格的な夏を前に、運用に復帰するのかもしれないが、いずれにしても、残された時間は、あまり長くない筈。あと何回、150形と遭遇する事が出来るだろうか・・・
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